普段買ってるものとはかなり毛色が違うんですが、ちょっと気になる部分があったので買ってみました。
予想外にクオリティ高くてびっくりよ。
というわけで今回はSNAIL SHELL[蝸之殻]より、
をレビューしますよ。
SNAIL SHELLはたまーにロボットの方買ったりしてますが、美少女系買ったのは久しぶり、な気がします。
クオリティ高いのもそうですが、それ以上にコスパの高さに驚きましたねぇ。
この値段で2体入ってるとは思ってなかったので超びっくりよ。
箱
箱正面はこんな感じ。
肌色成分かなり多めですね。
クルクルクルっと。
蓋部分はこんな感じ。
かっこよかったので撮ってみました。
正面のVICTORIAの文字と裏側のフィギュア2体は箔押し?みたいな特殊加工が施されてまして、微妙に浮き上がって見えます。
金かけてますなぁ。
個人的にはこの箱のデザインは結構好きですね…ちょっと恥ずかしい部分はありますけども。
中身
パカッと。
この時点でえ、そういう事だったのとかなり驚きましたね。
付属の冊子類はこんな感じ。
説明書、チラシ、アフターサービスカード?なるものが入ってました。
チラシとカードは全部中国語なので何かいてあるのかさっぱりわかりませんが、真贋判定ができるっぽい?
それはそれとしてチラシに載ってるフィギュア達も気になりますねぇ…買っちまいそうだ…
説明書は中国語と日本語に対応してます。
何気に英語はタイトル位しかないにもかかわらず、ほぼ全ての部分が日本語訳されてます。
かなりしっかり翻訳されてるので、意味が分からないってことはないと思います…これも結構ビックリしました。
SNAIL SHELLの製品は結構よくみる(俺の守備範囲外な製品が多いんだけども)なー、と思ってましたが英語よりも日本語の方が充実してる海外トイってのも珍しい…気がしますよ。
ブリスターは結構厚さがありますが…
このように三段構成になってます。
フィギュア×2が入ってる1段目。
まさか鎧装備したアーマード形態と素体形態両方入ってるとは思ってなかったのでびっくりよ。
2体入って1.4万なら普通に安いと思いますし。
付属品が入ってる2段目。
・交換用表情×2(本体付属のと合わせて全4種類)
・交換用手首×6(本体と合わせると右×6、左×4)
・銃×1
・マガジン×1
・バヨネット×1
・シールド×1
昨今の情勢を考えると、フィギュア2体入ってる割には豪華なんじゃーないかと。
手首は右だけ多いですが、これはアーマード形態と素体で手の色が違うからだと思います。
形状的には平手、武器持ち手、銃持ち手の3種類です。
スタンドが入ってる三段目。
三段目には予備の部品が入った袋が張り付けられてました。
ちょっと特殊なボールジョイントなので予備があるのはうれしいですね。
スタンドくみ上げるとこんな感じ。
可動アームと保持アームの間に微妙に隙間ができるっぽい。
両方こんな感じだったので、そういう仕様なんだと思います。
付属の武器類。
中々好きな色合いです。
バヨネットとマガジンは銃に合体可能です。
結構しっかり保持できますが、バヨネットがたまに外れます。
それでは続いて素体のご紹介です。
中々良い出来ですよ、これ。
ビクトリア<素体>
素体正面はこんな感じ。
クルクルっと。
もう見事なまでに最低限の布しかないですね…おかげで素体としてはかなり使いやすいですが。
髪の毛は軟質素材でできてます。
ちょっと質感が違いますね。
これが顔パーツの交換に効いてくるあたり、よくできてるなぁ、と思いましたねぇ。
またこの素体、何気にかなり良く動きます。
肘・膝は二重関節、つま先にも関節入ってるのでこんな感じで思いっきり曲げられますし。
股関節も90度くらいまでなら余裕で上がります。
お尻部分が別パーツになっており、可動に合わせてスライドするんですね。
股関節は180度開脚、なんて真似も余裕です。
シャキーン。
足首にも回転軸があるため、脚を開かせても自然な立ち姿になりますよ。
上半身というか胸の下に回転軸がありまして、45度くらいまでなら回ります。
前後可動もそれなりに可。
腹周りが分割されていないので制限はありますが、上半身は結構後ろまで反れます。
関節の都合上、肘と膝では回転ができないんですが…
上腕と太もも部分が分割されてまして、ここで補うことができます。
それでいて関節の保持力はいい感じに調整されてまして、結構動かしやすく保持もできるとよい塩梅。
総じてかなり動かしやすく、よい素体だと思いました。
萩も結構動く素体でしたが、ビクトリアの方が個人的には好きですね。
ただちょっともろそうな感触があるので注意したほうが良い…かも。
そこそこ手荒に扱っても平気ではありましたが、なんか感触的に不安。
表情は全部で4種類+α
素体についてる笑顔。
アーマード形態についてるすまし顔?
カッコいいぞ、叫び顔。
ダメージ顔?って感じもするウィンク顔。
表情は全部で4種類付属するんですが…
実はこれ、裏側がこのようになってまして…
このように眼球を動かすことができます。
このサイズ、この値段、このクオリティでこのギミックいれこんでるのはすごいと思いました。
ぱっと見、動くように見えませんし。
頭部の分割はこんな感じです。
後頭部、表情、前髪の三分割構成。
表情交換する際は下から入れると楽だと思います。
何気に耳部分が髪に隠れてるんですよね、これ。
軟質パーツの髪の毛だからこそ、無理なくできてるんでしょうねぇ。
全体的にすんげぇよくできてると思います。
まさかここまで完成度高い素体だと思ってなかったんで嬉しいところ。
因みに手首のボールジョイントは斜めに分割されている、という特殊な仕様になってます。
多分これで手首の表情つけやすくしてるのかなー、と思いました。
一部太くなっているため、一度入れると外れづらい、というのもよい。
予備もついてますしねぇ。
それでは続いてアーマード形態の方をご紹介。
ビクトリア<アーマードモード>
アーマードモード、正面はこんな感じ。
一昔前でいうところのびんぼっちゃまスタイル、という名前に恥じない装甲部分。
めちゃめちゃ割り切ってる所は好きですね、個人的には。
見た目というか背中のインパクトがものすごいですが、何気に色んな質感の黒が使われていて予想外にかっこいいのがまた素敵。
ちなみに鎧の着脱は基本的に不可です。
てっきり素体に鎧着せるタイプだと思ってたんですが…まさか丸ごと別製品として付属するとは。
脚アップ。
タンポ印刷されてるデカール類がいい味出してます。
鎧部分。
基本的に分割線が入っている部分はすべて可動しますよ。
軟質素材のスカートでちょっと足の開脚に制限かかる位で、装甲の追従性は結構よいと思いますねぇ。
ヴェール?はなかなか大きく、ほぼ背中全面を覆います。
これのおかげか案外エッチくねぇな、と思いましたね。
意外なことに普通にかっこいいです、マジで。
個人的にはフィギュアにエッチィ要素はあまり求めてないので、ここも嬉しいところ。
左手には磁石が仕込まれてまして…
このように盾を取り付けることができますよ。
ただ磁力が弱いのか、ちょっと心もとないのが心配。
フル装備するとこんな感じ。
長い銃がよく似合う。
ちょいと取り回しは不便ですが、中々かっこいいです。
…何つーかかガチでかっこよくてあまりエロさを感じないのが不思議。
また腕と脚は素体と交換することもできますよ。
アーマーの着脱こそできませんが、こういう一部武装、的な遊びができるところも嬉しいですねぇ。
総じて予想以上に高いクオリティにびっくりしてます。
あみあみから1.4万位で発売されるっぽいですが、値段分の価値はあると思うので、気になる人にはおススメですよ。
1体辺り7,000円のフィギュアのセット商品みたいな感じですし。
で、私がこれ買った理由なんですが…
ビクトリア、ピコニーモの服着れるんじゃね?
検証:布服素体、ビクトリア
毎度おなじみ、うちの子と並べてみた。
このビクトリアなんですが、素体の高さが13.3cmとほぼピコニーモと同じ大きさなんですよね。
一応1/12スケールといわれている萩さんと並べてみたの図。
このように1/12表記でも結構でかいことも多いんですが、このビクトリアはかなり小柄なんですね。
体のバランスは違いますが、大きさ的にはいけるんじゃねぇか?と思ったので似合う布服を探すべく、色々試してみました。
とりあえず手元にあったピコニーモ衣装適当に着せてみた。
脚の形状が根本的に異なるのでニーソは緩いですが、まぁ見れなくはない…か?
靴は今年の福袋でゲットしたオビツ11用のブーツです。
ちょっと靴のサイズが大きいですがオビツ用のなら履けます、ビクトリア。
クルクルっと。
首がないため少し違和感はありますが、これはこれで?
ビクトリアはピコニーモに比べて脚が非常に長く、その分胴体が短い、という感じなので上着の裾の長さが気になるでしょうか。
それでは、ってことで裾が短い服にしてみた。
ちょっとスカートのシルエットが気になりますかね…
ピコニーモ用のスカートだとちょっとサイズ合わない感がある…かも。
んじゃあこれならどうだ、という事でfigma Styles 黒コルセットワンピ M06848を着せてみました。
前と後ろは案外ありか、と思うんですが胸がダブつく感。
これは選んだ衣装に問題がある気がしますかね。
モノによっては結構相性よさそうな気がしますね、figma服。
個人的にはこれがベストだと思う、CDTOYSのCD035LB。
クルクルっと。
脚と胴体の長さにうまいことフィットするのがこれでした。
がっつり色写りする危険性がある、というちょっと取扱注意な代物ではありますが…
一緒についてくるストッキングと併用すればかなり予防できるので、あわせて使いましょう。
菱田さんにもあいましたし、予想外に汎用性高いなCDTOYS製…
追加で買っとこうかなぁ、これ。
ちなみにビクトリアの頭部はちょっと力入れれば外せます。
両端がボールジョイント接続になってるんですね。
ただ軸が結構細くかつ柔らかめな素材なので、抜き差しする時は少し注意したほうが良い、やも。
ピコニーモとの折衷案、という事でこんなこともしてみました。
裾が短いトップスは使えるみたいですね、ビクトリア。
服着せて並べるとこんな感じよ、という写真で〆。
体のバランスは結構違いますが、布服用素体としても案外使えると思います、ビクトリア。
というわけでSNAIL SHELL[蝸之殻]より、正面装甲少女 ビクトリアのレビューでした。
よく動くしプレイバリューも高くて遊んでて楽しく、実質2体セットと考えればコスパもよい、とかなり良い商品ではないかと思います。
ちょっともろそうな感触はありますが、頭とかハンドパーツ何回か抜き差ししても緩くなったりとかもなかったので、触ってみた感じよりかは頑丈…なのかなー、という気がしますね。
布服素体としてもそこそこ使えるので、狭義のアクションフィギュア好きな人にもいいと思いますよ。
ぱっと見色物っぽい感じはありますが、アーマード形態普通にかっこいいですしね。
割かし真面目におすすめ度高いので、気になる人はぜひぜひ。
仕様変わったけど対応するのめんどくせぇ、という事でちょっと工夫してみるテスト。
12,000円弱(2023/2現在)なら割とあり、だと思います。
見た目的に刺さったなら試してみてもよいのでは、と思いますよ。
…ところでビクトリアいじってて何故かリボルテックのスネーク思い出したんですよね。
なんかこー、リボルテックっぽい感じがところどころある気がするのはなぜかしらね、ビクトリア。
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