アサルトリリィ 菱田治(ひしだ はる)レビュー

2023年11月7日

今年はもしかしたら書かないんじゃないか、と思ってましたが今回のは刺さりましたよ…CHARMつかないけど。

という訳で今回はアサルトリリィより、

アゾンインターナショナル 『アサルトリリィ』 菱田治(ひしだ はる) 全高約15cm PVC製1/12スケールフィギュア

をレビューしますよ。

今年は田中さんとか遠藤さんとかシンプルパッケージとか出てますけどガレキヘッドとか既に持ってるのは流石に買う気にならないんですよね…イッチはポイント大量にあったので買いましたが…

今回のリリィは新素体、新価格、内容一部変更、と中々意欲的な感じとなっております。

アサルトリリィで武器ないのもどーよ、と思ったので自作してみましたよ。

ついでに新素体(っていうかなんていうか)と旧素体の比較等もやってみたので参考にでもなりましたら。

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箱正面はこんな感じ。

クルクルクルッと。

フォーマットはいつも通りですが、CHARMがないのと付属する衣装がマントとブーツ以外既に着せ付けられている事もあって、ブリスターは殺風景な感じ。

開封の儀

パカッと。

付属の冊子類はこんな感じ。

・説明書

・設定冊子

・カード

ここら辺はいつも通りですね。

今回の菱田さんには新素体のピコニーモRボディ/Mサイズが採用されてますが、それに対する言及とかは特にないです。

使い方としてはそんな変わりませんからね…手ごたえ的にはかなり違うんだが…

付属品。

・マント

・タイツ

・アームカバー

・ブーツ

・交換用手首4種(本体付属のとあわせて5種)

・交換用表情3種(本体付属のとあわせて4種)

CHARMないですし上着等もありませんしアーマー類もないので結構シンプルになりました…書き出してみると初期に比べると色々減りましたね…

その分お値段お安く(14,300円(税込)→11,000円(税込))お求めやすくなっておりますけども。

因みに今回、パンツもついてます。

タイツ系だと入ってない事もあるのでそこは意外。

また今回はオープンマウスの表情は口が別パーツ化されてます。

参考までに1年前に出た叶星様は白い部分が塗装でした。

確認してみた所、田中 壱からこの仕様になってるみたいですね…しかしあみあみだと安いな、イッチ。

最近は海外からも色々とこの手の狭義の意味でのアクションフィギュアが出てますが、その上で1.4万でこのクオリティはちょっとねぇ、と思ってたので改善されたのは良い事だと思います。

因みにこの「口が別パーツ化してあるフィギュア」は私の知る限り、他にはりゅんりゅん亭さんのカミナとかがありますね…これが伏線だとは思わなかったけども…

そいではサクッとご本人にご登壇いただきましょう。

菱田 治本体

菱田さん、正面。

マント以外すべて着せ付け済みですよ。

標準状態だとパンツ履いてるんですが、タイツ上から着せるとちとめんどくさい事になりそうだったんで脱がしてます。

クルクルっと。

衣装は新規になってます。

ちょっと腰回りが太く見えるのが気になる…かな?

お洋服アップで。

青黒に金の御台場カラーはやはり映えますねぇ。

胸元のシースルーもアクセントになっていていいな、と思います。

ただこれ、ちょっと位置というかサイズ感がおかしい気がしないでもない。

もうちょっと絞った方がかっこいいような気がしますが、破損の危険性とか縫いやすさとか考えるとこうなるのかしらね。

ブーツも今回は布製で新規デザインになってます。

地味に新規のブーツってすんげぇ久しぶりな気がしますよ。

見た目によらず接地面積がそこそこあるので、スタンドなしでも案外自立は出来ます。

個人的にはこれももうちょっとスラッとした方が好みではありますが。

ツインテールの根元にはリボンがついてます。

地味に左右でデザイン違います。

2個買ってデザインあわせる、とかもありかも。

首外して上からマント着せるとこんな感じ。

クルクルっと。

背中の校章がかっこいいですね。

特に針金とかは入ってないので、ポーズ付けるのとかは苦手ですよ。

またこの紐部分がかなりもろいので注意。

買った直後にブンドドしたんですが、1体倒したらちぎれてました…だってこれ、糸なんだもん。

そりゃ脆いわ。

直すのも面倒…というかさらにちぎれちゃったので布用接着剤で接着してますよ。

表情は4種類

ノーマル顔と。

ノーマルから口角が下がった無表情と。

目線が右手側に流れてるキリッとしたお顔と。

オープンマウスなダメージ顔の4種類が付属してます。

ダメージ顔アップで。

舌の部分がテカるようになってるのか、微妙にエロい。

キメ顔アップ。

ちょっと口周りの塗装が気になりますかね…といってもかなり寄らないと分からないとは思いますが。

またノーマル顔と無表情顔は、ぱっと見違いが分からないレベルで変化が少ないです。

コストカットするならこういう所もどうにかした方が、という気がしないでもないですが…

顔は毎度おなじみ4分割構造になってます。

前髪のダボの上に凸があり、抜けづらくなってましたよ。

いつもだったらここでCHARMの紹介に入るんですがこの菱田さん、CHARM付属しないんですよね。

なので自作してみましたよ。

ロードバスター&ピコニーモ対応可動ブーツ

巨大剣、ロードバスター。

ブーツとあわせて3Dプリンターで3日ほどで作りましたよ。

かなり突貫作業だったので塗装は雑。

コンセプトは「橋がぶっ壊せそうなゴツい剣」です。

菱田さんが橋壊した、というエピソードがあるので見た感じ壊せそうなもの作ってみました。

大砲に剣つける、という我ながらにドシンプル&アホな武器。

私こういうの好きですよねぇ。

1/12ピコニーモ対応可動ブーツ。

ふと思いついたんで作ってみました。

仁王立ちとかも余裕。

足首伸ばして回し蹴り。

前後左右に足首動かせますよ。

足首とブーツの筒部分を別パーツ化して動かせるようにしてます。

布製ブーツだと立たせるのめんどくさそうだなぁ、と思ったので作ったんですが案外ちゃんと立つので不要といえば不要だった気がする。

ピコニーモRボディとその他のボディとの比較等

左手側からうちの子(ピコニーモ関節強化版・S脚/S胸/白肌)、菱田さん(ピコニーモRボディ/Mサイズ)、竹久さん(ピコニーモ関節強化版・M脚/LL胸/白肌)。

同じMサイズの竹久さんと並べてみた。

基本的な大きさは今までのピコニーモMサイズとさほど変わりません。

Rボディの手首、足首に採用されているボールジョイント。

軸の先端が太くなり、抜けづらくなってます。

また全体的な保持力もかなり強くなり、ポーズを維持しやすくなりました。

可動域を比較するとこんな感じ。

全体的に可動域が狭まってます。

腰周りの前後動はあまり変化ありませんが、特に股関節で顕著ですね。

で、なんでこんな違うんだ、といろいろいじってみた所。

りゅんりゅん亭さんがイベント等で販売しているピコニーモをベースに改造したガレキ、ビキニスタイルⅣに非常に構造が近い、という事が分かりました。

並べてみるとこんな感じ。

微妙に差異はありそうですが、似てると思うんですよね、これ。

恐らく首から太もも分割線上までがビキニスタイルを元にしていて、下脚は既存のピコニーモ関節強化版Mサイズ、その間を新規のパーツでつなぐ、という感じになっているのではないかと。

よく見るとRボディの原型製作にお名前ありますしね…Rってりゅんりゅん亭のRなのかしら。

股関節廻りの可動域が狭くなったのは、今まであった隙間がなくなったからですね、多分。

ビキニスタイルは恐らく水着状態での見栄えを重視しているので…関節強化版に水着着せると割とスペースできちゃいますからねぇ。

また肘周りも微妙に詰められているようで、これまた隙間がなくなった結果として可動域が狭くなっている、という事ではないか、と思います。

衣装交換するとこんな感じになります。

微妙に竹久さんが小さく見えますがブーツと位置の関係でそう見えるだけで、実際はほぼ同じ大きさですよ。

ぱっと見問題なく交換できているように見えますが…

ニーソがこれ以上上にあげられないため、かなりつま先側が余ってます。

片足ニーソ履いてるのがRボディ、素足が関節強化素体。

写真からおわかりかもしれませんが、膝から上の形状が異なりかなり太くなっているためニーソ履けないんですよね…

恐らくですが既存のニーソ、長ズボン等は基本的に入らないと思います、Rボディ。

試しにうちの子衣装着せてみた。

このズボン、恐らくピコS/ピコD兼用のズボン(パティシエボーイセットと同じつくりっぽい)だと思うんですが、これはぎりぎり脚通せました。

上はまぁいいとして(胸周り横から見るとポロリしててヤバいけど)ピコD兼用衣装でギリギリなので、ピコS/Mオンリーのズボン等ははけないと思います、Rボディ。

ビキニスタイルにピコニーモS/M衣装着せるとこうなるの図。

恐らくビキニスタイルが着せられるものはRボディ着れると思うので、ニーソ、ズボン以外であれば割と流用は出来るかと思います…ちょっと胸周りきつくなることあるけども。

またここら辺のビキニスタイル用衣装も多分着れると思います。

足もビキニから流用してるっぽいので、多分ビキニ用の靴はけるんじゃないかしらね、Rボディ。

私の知る限りアゾン秋葉原に置いてありますよ。

んじゃあRボディがはけるズボンはないのかい?というのが気になる所ですが…一応あります。

こちら、CDTOYSのCD035(長ズボン付属タイプ)のジーンズはかなりギリギリですがはけました。

靴が普通のフィギュア用になってるので注意…というよりも。

かなり激しく色移りするので注意。

本来は薄手のストッキング履かせてその上からズボン履かせるんですが…どうもその余裕がないっぽくてですね…

私はこっちの方が好き、半ズボンタイプ。

これまたギリギリではあるんですが通りましたね、脚。

こっちは長ズボンジーンズよりかは色移りしませんでしたし、デザイン的にもかなりかっこいいので個人的にはおススメ。

まとめると

・Rボディは既存のボディに比べて保持力は高いが可動域で劣る。

・既存のピコニーモS/M対応の衣装は大部分は流用可。ただしニーソとズボンは無理。ピコD兼用のズボンならいける。

という感じですかねぇ。

脚の長さと太さをクリアできる衣装があれば良いのですが…私は海外衣装に活路を見出しましたが、案外メガミデバイスとかFAG用の衣装が使える、かも。

ブンドド!

キングラウザー装備してみたの図。

色合いの親和性と設定的にあいそう、という事で暫定的にキングラウザー持たせてみました。

しかしこの人、怪異斬りって二つ名ありますけどどういう由来でついたんでしょうね…

因みに敵として使ってるのはこいつです。

元ネタさっぱり知りませんがこの見た目は最高。

そこそこ動くし。

ロードバスター装備してみたの図。

菱田さんは橋壊した、というエピソードがあるのでそれっぽい事やってみたかったんですよね。

敵さんはこいつら。

デッドフレームは2体入って1万余裕で切る事が多いので割とおススメです。

ギガンターはクッソかっこいいですが…まぁこれはプレ値払わないとまず手に入りませんからねぇ…

いい玩具なんだけども…

という訳でアサルトリリィより菱田治(ひしだ はる)のレビューでした。

全体的に新要素が取り入れられているので、個人的には面白い商品だと思います。

菱田さんのデザインは割かし好みですし、クオリティ面でも改善はされてる、と思いますし。

最近のリリィは変わり映えしない所も多かったですしねぇ。

特に素体の保持力が向上したのは良い点だと思いますよ。

お値段もお安くなってますし…まぁCHARMなくても遊べますしねぇ、アサルトリリィ。

CHARMないのをアサルトリリィといっていいのか、と思わんでもないですが…武器類は調達する気になればどうにかなりやすいものではありますね、設定等考えなければ。

気になるのはやはりピコRと衣装の互換性ですね。

ニーソに互換性がない、というのは割とリリィとしては致命的な気がするんですが…ピコR用のニーソ作る…のか?

そもそも今後どういうパッケージでいくんだい、というのも気になる所ではありますねぇ。これからはガレキで武器展開していくよ、とかになると個人的にはちと困る。

まぁ最悪自分で作りますけども。

またこの商品の問題点ではないですが、これらの変更を叶星様の時点でやれてれば今はまた違った感じになってたかもな、と思いますかね。

今後どうなるんだか個人的にはちょーっと気になってるんですが、まぁ続けて買っていけたらいいな、と思いますよアサルトリリィ。

今回紹介したもののアマゾンへのリンクはこちらです。

基本的にアマゾンの方が遅いのよね、発売。

23年/11月時点で何故かすげぇ安くなってるイッチ。

4割引は中々ない気がする。

余談ですがこの記事書いた時点では、一柳さん2.5がまんだらけで新品9,900円で売ってます。

シンプルパッケージ買うならこっち買った方がお得だぜ、多分。

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