ちょっと興味があったので試しに買ってみました。
見た目とか質感とかは非常にいいんですがアクションフィギュアとしてちょいと難あり、という感じ。
という訳で今回はAXYTOYSより、
AXYTOYS 『ダイナソー バトルフィールド』 AXY002B 新兵[グリーン] 1/12スケール PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア
をレビューしますよ。
1/12の恐竜人間かつファブリックな装備付き、と個人的に刺さるポイントが大量にあったのでついつい買っちゃいましたねぇ。
感覚的にはモンスターファイルの狼男に近い感じでしたね。
箱
輸送箱はこんな感じ。
ヴァジュラと同じ実店舗で買ったんですがこの状態で置いてありましたよ。
正面と後ろにメーカーのロゴ?がある以外は普通のダンボールです。
蓋には開封厳禁の札が貼ってありました。
ベリッと。
こんな札が貼ってある位ですし、いきなり商品出てくるかと思ってましたね。
パッケージ正面はこんな感じ。
クルクルクルッと。
実はこの箱、これ自体に変わったギミックがありまして。
角度によって恐竜の肌の色が変わります。
気づいたときかなりびっくりしました。
ホログラム処理になってるんですね。
このフィギュア、オレンジとグリーンの肌色があるので共用するためにこうなってるんだと思いますが…特に高価格帯の商品って訳でもないのに、こんな処理してるの初めて見ましたねぇ。
次回作でもこれやってたら凄いわ。
因みに箱のシールには入ってるフィギュアの肌色が印刷されてます。
これだけでもいいんじゃねぇかな…
箱はこのように開くこともできるので、輸送箱に入ってない場合(あるのかしらんが)は一応中身を確認できますよ。
中身
パカッと。
フィギュア本体と小物というか付属品のブリスターが1つずつ入ってます。
他に森林っぽい背景が印刷してある中紙が入ってます。
これを背景に…するっていう手もなくもないんですがまぁ後述。
因みに説明書は入ってません。
オフィシャルサイトに誘導するようなものもないので、箱絵を参考に色々つけてく感じになりますよ。
ここはちょっと不親切だなぁ、と思いましたかねぇ。
本体のお尻の部分がこんな感じになっているので。
ガチッと尻尾を取り付けます。
非常に硬いのでしっぽを温めてからつけるといいと思いますよ。
さらにこれらの付属品を取り付けていくわけですが。
ネックレスは首からかけて上に肩アーマーを被せる感じに。
長い骨の装飾品は肩アーマーの前に開いてる穴に。
フック付きの装飾はベルトの下に。
ナイフとナイフホルスターは。
腕を上げて首を通します。
個人的に柄を右側に向けたかったので右手から通してますが、箱絵通りにする場合は左手から通しますよ。
裏返すとこんな感じになってはおりますが。
袋状になってないんですよねぇ、このホルスター。
身体に密着させたかったのかな、という気がしますけども。
角類はアーマーに開いてる穴に取り付けていきいます。
この角、微妙に形状がそれぞれ違ってるのでこだわる人は箱絵を参考に頑張りましょう。
また穴の径は全部同じっぽいので好きなようにコーディネイトする事も可能ですよ。
新兵(グリーン) 本体
諸々取り付けた恐竜兵(新兵)グリーンはこんな感じ。
クルクルクルッと。
見た目と質感が非常にそれっぽくていいですねぇ、これ。
付属の背景紙に立たせるとこんな感じ。
大きさはちょうどいいんですが、しっぽがあるせいで背景紙の部分に立てないんですよね…
もう少し奥行きがあれば使えたんですけどねぇ。
大きさ的にはこんな感じ。
公称1/12スケールではありますが、結構でかいです。
まぁ恐竜だからなぁ…
といって1/6に合わせるとかなり小さく見えると思うので1/10~1/12って感じですかねぇ。
それでは各部を見ていきましょう。
お顔。
口はこんな感じで開閉できます。
割と保持力もあるので、任意の開き具合で止めたりもできますよ。
口の中の造型もなかなか良い感じ。
恐竜フィギュアの質感は中々爬虫類っぽさが出てるんじゃーないかと思いますよ。
アーマー部分アップで。
基本的にはソフビっぽい素材で、フワフワの部分は毛皮素材という感じになってます。
また手と足のアーマーの先端の甲部分は回転及び取り外しが可能です。
塗装のおかげでしょうか灰色部分は石っぽく、茶色部分は皮っぽい感じが結構出てると思います。
手持ちの武器はこんな感じ。
最初からついてるハンドパーツを広げて持たせる感じになります。
手は割と柔らかい素材でできてはいますが、親指をうまい事広げないと握れないので注意。
下手すりゃ折れ曲がります、親指。
肩アーマーは背面の穴に軸を介して取り付けられてます。
両方外すとこんな感じ。
これはこれでかっこいい。
ここ以外のアーマーは固定されているわけではないため、素体をばらせば脱がすこともできるはずなんですが…
これ関節が本体に物凄く硬く入っているわりに、関節自体の強度が脆いんですよね…
交換用ハンドパーツとして狭くなった握り手?のような部品が付くのですが…
下手に交換しようとするとボールジョイントの方がぶっ壊れそうだったので今回は交換してません。
温めたりなんだりしてみたんですが全く抜ける気配がないどころかボールジョイントの方が分解しそうになりましてね…
恐らくCOOMODELの狼男と同じジョイントが使われているんだと思いますが…これだけ購入できるとかなら試す気になるんですけども。
恐竜人間の素体も結構良く出来てるので、これ単体でも遊びたかったんですけどねぇ。
ここはかなり残念ポイントでしたわ。
可動面
肘膝は限界まで曲げてこんな感じ。
腰部分の前後可動はこんな感じ。
開くとこれ位。
一応尻尾も動くよ。
この恐竜素体、上からアーマーきてるという事を加味しても可動域がかなり狭いです。
アーマー全部脱がせても開脚幅が変わる位じゃねーかな…
また保持力も微妙に左右差があったり、結構個体差がありそうな感じがありました。
分割部分は回転はするんですが、場所によっては動かなかったり動きすぎてはずれたりしますしね。
見た目と質感は非常にいいんですが、アクションフィギュアとしては一昔前の可動域、って感じですねぇ。
こういうところも狼男に似てますわ。
頑張ってブンドド!
見た目的にそこまで機敏に動きそうじゃない、ってのもあってブンドドすると思った以上に楽しかったですね。
ピコニーモだと腕掴んだりできますし。
ただまぁどうしたって可動域狭いんでねぇ…
という訳でAXYTOYSのダイナソー・バトルフィールドシリーズより、AXY002B 新兵(グリーン)のレビューでした。
見た目と質感は非常にいいと思いますが、可動域がいかんせん狭くてポーズがつけづらい、というアクションフィギュアとしては明確な弱点があるかなぁ、という感じでしょうか。
関節というかボールジョイントが脆くてばらすの怖い、っていうのも弱点ですねぇ。
手首交換できないとは思わなかったわ。
ファブリック類がかなり良く出来てるだけに惜しい。
刺さる人には間違いなく刺さると思いますし、値段的にも内容考えたらそこまで高いって訳でもないと思うんですけどねぇ。
万人におすすめできる代物ではないかとは思いますが、今後の展開も一応あるみたいなので気になる方は手に取ってみてもいいんじゃないでしょうか。
今回紹介したもののアマゾンへのリンクはこちらです。
この時期書いた2023/2月時点ではどこで買ってもそこまで値段変わらないと思います。
色違い。
ちょっと内容が違う古参兵、というバージョンもありますよ。
見た感じ新兵とは顔と小物類が違うっぽいですね。
5月に出る予定の部族長。
これもグリーンとオレンジがあるみたいですね。
こいつが出るんで新兵買った、というのもあるのでこれは買いたいなぁ、と思ってますがさて。
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