むかーしむかし(10年位前)デアゴスティーニで出たやつです。
割と楽しいんだけど流石に高すぎる、とは思う。
ちょっと前にまとめて買ったんですが作るついでに撮影してたので雑感交えつつ記録に残しておこうかと。
1/10という事で結構でかいですが、ピコニーモでも余裕で乗れるところがそれ魅力。
今でもヤフオクとかでも探せば案外手に入りますよ。
因みにタミヤの方からタミヤ 1/12 コレクターズクラブ・スペシャル No.05 エンツォフェラーリ セミアッセンブルモデル 23205 完成品ってのが出てるので1/12欲しい人はそっち買えばいいと思いますが、多分これにはピコニーモ乗れないんじゃないかしら。
車高低いしねぇ、エンツォ。
作業風景的な感じで

1枚目の写真はこんな感じ。
今回はジャンク扱い(部品が全部あるかどうかは不明、という状態)で安く買った事もあって、一部の部品は既に組み上げられてました。
今の相場の半額位だったので足りなかったら足りなかったでどうにかしよう、と思ってたんですが…全部あってよかったよ。

タイヤをホイールにきゅぽっとはめる。
因みにこの1/10 エンツォ・フェラーリを作るもとい週刊フェラーリ・グランツーリズモですが4号までは部品の確認で実際に手を動かすのは5号から、と割とスロースタートだったりしますよ。


既に組みあがってたやつら。
この左ドアですが一部破損状態の上、物凄く歪んでたので車体に取り付けるのが大変でした。

6号の内容はこんな感じ。
因みに6号は確認のみで作業進まないです。
部品の確認のみ、というところが結構あるんですよね、これ。



ドライバーズシート完成。
1/12フィギュアを乗せる、という事を考えるとシートベルトは外せた方がいいので、うちのは完成時には左手側のビスを外してますよ。


色々組付けてコクピットっぽいのが完成。
このエンツォですが何気に電装系のギミックも入ってます。
ただ俺のはバッテリーのスイッチユニットが開封と同時に断線したためその機能は死んでますよ。
普段電装系っていじらないので修理機材がなかったのよねぇ。
また地味にこの電装系部分、説明書を行ったり来たりする原因になってたりします。
数号後に改めて部品外せ、とか結構あるんですよねこれ。
全体説明書っぽいのがないのでどこでどう戻るのかとか途中ではわかりませんし…これリアルタイムでやってた人大変だったろうなぁ。
なので一部組み立て工程はアレンジしたりしてますよ。
もし今から作ろう、という人がいた場合は一度説明書通しで読んだ方がいいと思います。




エンジンユニット組み立て中。
17号くらいまではこいつの組み立てです。
見た目もかっこよくボリュームもあってなかなか燃えますがエキゾーストマニホールドが物凄く外れやすい、という。
説明書にも外れやすいので注意、と書いてありますがだったら外れないように設計してくれよ、と。



ドアの右側作成。
こっちは特にゆがんだりはしてなかったのでつけやすかったです。
ただ地味に左右で説明書の内容が微妙に違っていたりするという罠。




タイヤ周りを作成しつつ、フレームにエンジンをマウント。
これらの作業の間にバッテリーパックの確認とか出てきますが、開封したと同時に断線したのよねぇ、うちの。

特大メインフレーム。
こいつが本当にでかいので背景を変更。
これが出るまでは部品の組付けができない事から割と結構な量の部品がバラで溜まっていきますよ。









ガシガシつけていってコクピット完成。
コクピット取り付けが42号なので、結構進みますねぇ。
ちなみに35号は後の方で修正が入ってるのでそこは注意。
またここら辺の段階からデカール貼り付け作業が入るんですが、経年劣化のせいか台紙から中々はがれず剥がれたらはがれたで粘着力が非常に弱い、という状態だったのでマークセッターみたいなデカール用のノリを準備しといたほうが良いと思いますよ。



エンジンマウント。
結構かっこいいんですが、うちのはエンジン上の黒い吸気チェンバーがどうやっても固定できないためちょっと浮いてます。
またさまざまなケーブル類が飛び出てますがこれは終わりの方でまとめてつけます…が、スペースが物凄く狭いので適宜アドリブで付けちゃった方がいいかも。


ブレーキをつけてー…



外装をいろいろ装着。


因みにフロントがトランクになってまして、そこに収納するケースもついてきます。
これはどちらかっつーと1/12に近い気がする。




ドアを装着。
ロックを外すと自動で上がる(実はガルウィングなのよこれ)、というギミックが付いてます。
前述したとおり左のドアがかなり歪んでいてつけるのが大変だったのと、微妙に左右非対称の作りにもかかわらず確か左側しか説明が載っていない上に内容がそもそもわかりづらいためちゃんとつけるのは案外大変だったり。

エンジン回りのケーブルさばいて…

タイヤを固定して…

完成!
1/10 エンツォ・フェラーリ




適当にアップで。
余談ですがエンジンルームの外装はネジを利用した開閉機構になってるんですがこれが物凄く外れやすくつけづらい上に破損の危険性がある、というなかなか難儀な代物。
外から中見えるのはかっこいいんですけどね…

ちょうど所有していた1/12スケールのBMW Z8と比較するとこんな感じ。
何気に結構でかいです、エンツォ。
スケールがそもそも違うというのはありますが…
またエンツォの方は内部の装備までガッツリ組み付けてある上にダイキャスト製なので見た目より重いですよ、これ。
ちなみにこのBMWですが…


両サイドからミサイルが発射できる、という素敵車両です。
何故ならこれはボンドカーだから。
他にもこのスケールのボンドカー地味にあったりしますが、車高低いんでピコニーモ乗れるかどうかわかんないんですよねぇ。


エンツォの方は割と余裕があるんですけどね。
1/10ならテールがあっても乗れますね、ピコニーモ。
これやりたいからシートベルトは片方のビス外してるんですけどね。
ウィンドウは内部のハンドルでも上げ下げできますが指で直接やっちゃった方が早いですね。




色々オープン。
中の装備が組み上げてからも鑑賞できる、というのはいいポイントだな、と思います。
まぁ下手に触ると壊れることあるけどね…

できました!ぶい!!って感じの写真で〆。
作成風景とか撮るには本当にいいと思いますね、こいつ。
という訳でデアゴスティーニの1/10エンツォ・フェラーリの製作まとめでした。
作るのは結構楽しいですし、作り終わったときの満足感、見た目はかなり高いレベルでまとまってると思います。
またこの手の分冊百科で車を作る系等のものだと1/8や1/18が多いのでこのスケールは珍しい、という利点はありますかね。
反面新品で買うと軽く12万超えるくらい高いのと半完成品で1/12の商品があること、また経年劣化のせいか一部の部品の強度が脆くなっている、というのはマイナスポイントかな、と。
一部精度が怪しい部分とかもあるので値段分の価値があるか、といわれると個人的には否、と言いたくなりますかねぇ。
この記事書いた時点では部品と冊子フルセットで6万位から、というのが相場だと思いますが6万あったら完成品の1/12の車両で使いやすいのとかでも余裕で買えるからなぁ…これとかこれとか。
1/10のミニカーを作ってみたい、という人にはお勧めですかねぇ。
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フルセットがこれしかなかった。
ヤフオクとかだと6,7万ってところでしょうか。
半完成品のタミヤのエンツォ・フェラーリ。
持ってないんで詳細は分かりませんが多分ピコニーモとか1/12フィギュアだと車高低すぎて乗れないんじゃないか、という気がしますよ。
文中で紹介したボンドカー、BMWのZ8。
オープンカーなんで割と乗れます。
普通の見た目なのにミサイル飛ぶ、というのが素敵。
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