何故か大好きなんです、このシリーズ。
ちょっと気の抜けた感じの造型がなんか凄い好き。
という訳で今回はエヴォリューション・トイより、
MAF カネゴン ノンスケール PVC&ABS製 塗装済み 完成品 可動フィギュア
MAF イカルス星人 ノンスケール PVC&ABS製 塗装済み 完成品 可動フィギュア
エヴォリューション トイ MAF バルタン星人 ノンスケール ABS&PVC 塗装済み 完成品 可動フィギュア
MAF ゼットン2代目 ノンスケール ABS&PVC製 塗装済み 完成品 アクションフィギュア
をまとめてレビューしますよ。
可動フィギュアとしての出来はお世辞にもいいとはいえませんしお値段もお高めですが…なんか買っちゃうんですよねぇ。
バット星人早く出ないかなぁ。
1.MAF カネゴン
箱正面はこんな感じ。
因みにMAFはモンスターアクションフィギュアの略称ですよ。
クルクルクルッと。
パカッと。
付属品もほとんどない(説明書のみ)ためすっごいシンプルです。
どうも当初の予定ではひしゃげた顔(後述)と交換用手首が入る事になってたっぽいですが、製品版ではオミットされたっぽい。
MAF カネゴン正面。
クルクルっと。
カネゴンといえば割といろんな作品に出てきますが、レッドマン(ただただ怪獣をボコりまくる作品)に登場した個体を立体化したのがこの商品になります。
なんだってまたそんなマニアックなものを立体化したのかは不明ですが…カネゴンはどっかで立体化されそうな気がしますが、レッドマンに出たやつって多分これ以外出ないだろうなぁ。
前述のひしゃげた顔は作中で出てきた(というかあれは事故だと思われる)んですが…なかなかインパクトがある顔(の残骸ともいう)なのでついてたら面白かったかもしれませんねぇ。
大きさ的にはこんな感じ。
サイズ感的には1/10~1/12位だと思います。
カネゴンって意外な事にフィギュアーツで出てないみたいでして、1/12に絡ませられそうなサイズのアクションフィギュアって恐らくこれしかないんですよねぇ。
それもあってこいつ買ったんですが…まさかシリーズほぼ集めることになるとは思ってなかったぜ。
顔アップで。
造型的には良く出来てるんじゃないでしょうか。
目が成形色そのままなので、塗装とかしても良いかも。
胴体にはカウンターのモールドがあります。
後ろ。
ちょっと塗装がはねたりしてますね。
全体的になんか不思議な塗装になってますが…本編のやつもこんな感じだからなぁ、これ。
可動はこんな感じ。
基本的にほとんど動きません。
股関節に引き出し関節があったりはするんですが、それでもそんなに動きませんね…
フィギュアーツのウルトラ怪獣いくつか持ってますが、それと比べてもまぁ動かねぇです。
保持力はないって訳ではないですがなんとなく頼りない感じですし。
安定性はそこそこあるんですけどね。
一応それっぽいポーズとかはできますし、遊んでてそこまで不満って訳でもないですがガシガシ動かしたい、という人にはおススメできませんかねぇ。
このシリーズ、造型は凄い好きなんですがとにかく動かないんだよなぁ。
因みにしっぽは外すことができます。
これでどーするかっつーと。
こんな感じで座らせることができるようになりますよ。
それだけといえばそれだけなんですが個人的には結構好き。
このシリーズ全般に言える事ですがアクション要素はおまけ、位に思っておいた方が良いと思います。
ソフビよりは動くが…位。
2.MAF イカルス星人
箱正面はこんな感じ。
クルクルクルッと。
パカッと。
付属品はこんな感じ。
このシリーズには珍しく交換用手首が付いてきますよ。
MAF イカルス星人正面。
クルクルっと。
イカルス星人ってこんな色でしたっけか、と思う方もおられると思うんですが、レッドマンだとこの色です。
MAFシリーズは基本的にレッドマン劇中の個体を再現しているのでちょっとこうあれだ、全体的にくたびれてる感がある(酷死…もとい酷使されてるといいますか)んですよね。
それがいいんですが。
お顔アップ。
このどこ見てるのかよくわからないゆるーい感じが好き。
後ろ。
全身に刻まれたしわのよーなものが苦労人(くろうきぐるみ?)っぽくていいですねぇ。
多分着ぐるみの造型的に意図したディティールじゃないと思うんですが、このシリーズはそこら辺再現してる所も独特で良いわ。
可動はこんな感じ。
やっぱりほぼ動きませんよ。
3.MAF バルタン星人
箱正面はこんな感じ。
クルクルクルッと。
パカッと。
こいつもそもそも腕がハサミ、という事もあって付属品らしい付属品はないですよ。
MAF バルタン星人正面。
これまたあなたダレ、という感じに見えますがウルトラファイトとかレッドマンだとこんな感じなんですよね。
なんでもアトラク用の着ぐるみなんだとか。
クルクルっと。
顔アップで。
こいつもイカルスに負けず劣らずボケーッとした感じなのがいいですね。
背中。
しわが凄い。
ハサミ。
なんというか鋭さが感じられない造型なのがいいですよね…殴った時に安全、とかがあるのかしら。
可動はこんな感じ。
例によって例の如くそんな動かねぇです。
因みにバルタン星人はフィギュアーツでも出てますが、今となってはすっごい高いんですよねぇ、これ。
その内再版とかされそーな気もしますが…見た目的に同種とは思えないレベルで違いますがこいつの代用、というのもありかもしれませんね。
4.MAF ゼットン2代目
箱正面はこんな感じ。
クルクルクルッと。
パカッと。
例によって例の如く付属品はないです。
説明書もなかったよーな気がするんだよなぁ、これ。
ゼットン2代目、正面。
クルクルっと。
全体的に凄いずんぐりむっくりしてます。
可愛い。
因みにフィギュアーツの方で出た初代ゼットンはこんな感じです。
全体的に物凄く太く、シャープさがみじんもなくなってますが…2代目ってこんな感じなのよねぇ。
初代ゼットンは割と立体化の機会に恵まれてると思いますが2代目のアクションフィギュアなんて多分これしか出ないだろうなぁ…版権料とかもかかるでしょうし…フツーは初代作ると思う。
全体的にぶよっとした感じがチャームポイントですね。
正面のクリアパーツも好きなんですが…これ近くで撮るとどーやっても映り込んじゃうんだよねぇ。
可動はこんな感じ。
脚は腰横の装甲ごと動くため、開脚は割とできます。
これに関しては動かないのがむしろ個性、的な所があるので特に不満はないですが。
因みにこのMAFシリーズですが、基本的に定価だと単価1万余裕で超えます。
それでいて付属品つかないし動かないしどーよ、という部分は多いんですが…この造形がとにかく味があって好きなんですよねえ。
もう二度と立体化しないんじゃねぇかな、という怪獣のオンパレードな所もありますし…
小ネタ
小ネタその1、レッドファイト!
16話のジラースをうちの子に変えてレッドファイトしてみました。
分かってましたがレッドマンがまるで正義の味方に見えねぇ。
最後までやるとあれなのでゼットさんに止めてもらいましたよ。
…ただこの人大先輩なんでゼットさん的にどうなんだろう。
当たり前のように出てきましたが、MAF出してるエヴォリューション・トイからレッドマンのアクションフィギュアも出てます。
これも今後アクションフィギュアとかになる事はないんじゃないか、という気がするなぁ。
ちょっと癖はありますが割と動くし付属品もついてくるしお値段まぁ普通位だしと地味に良い玩具。
小ネタその2、ウルトラ怪獣モンスターファーム。
ちょうどカネゴン、ゼットン、2代目と揃っていたので作ってみました。
ゲームの方は放置気味なんですがゼットン出てくると思ってこいつだったらちょっと残念だろうな、みたいな。
遊んでて楽しいんですよねぇ、MAF。
という訳でエヴォリューション・トイのMAFシリーズ各種のレビューでした。
見た目が好きならとにかく買え、そこ以外で引っかかるならとりあえず待て、という感じのシリーズですね。
元の怪獣たちがとにかくマニアックですしこのどこはかとなく味のある造型は唯一無二だと思います。
カネゴンは割と需要がありそうな気がしますが…フィギュアーツでないのが不思議ですよね、カネゴン。
反面、アクションフィギュアとしてはどう取り繕っても普通以下ですし地味に単価1万超えるという高額商品群なので…ある意味で好き嫌いがはっきり分かれるよなぁ、と思いますねぇ。
この記事書いた時点だと割と安く手に入る事もあるのでどうしても気になる、という方は手に取ってみても良いんでないかと思いますよ。
今回紹介したもののアマゾンへのリンクはこちらです。
ゼットン2代目以外は1万以下でも案外買えたりします。
それでも高いといわれるのも分かる気がしますが…
このシリーズがあるなら押さえたくなるレッドマン。
これもその内レビューする…かも。
MAFの次回作、バット星人。
ゼットン2代目いるし欲しーなー、とは思ってるんですがこれなっかなかでないのよねぇ…
コメント