ArcKitを試してみた。

2019年10月30日

前々から興味はあったのですが運良く手に入ったので。
1/48の家を作れるブロックトイという結構珍しい代物ですよ。

という訳で今回はArcKitより、

ARCKIT GO 160+pcs

をレビューしますよ。

記事執筆時点では日本では販売してないみたいですが、近々発売するらしいですよ。
一時期ディアゴスティーニで販売してたっぽいんですが結構前のシリーズだけだしねぇ。

同じやつがなかったので、商品リンクは一番安いやつにしてます。

ツイッターでつぶやいてたのに加筆した感じになりますよ。
光るところはたくさんあるんですけどねぇ。

箱正面はこんな感じ。

因みにこのArckit、商品によって「Arckit 60」とか「Arckit 180」とか末尾に数字が書いてあることありますが、これは建築できる家の平米数をさしてます。

他に今回買った多分初心者向け的な位置づけと思われる「Arckit GO」(現在はGO+ 2.0とかGO Colorsとかになってるっぽい)ってのがあるご様子。

また街をデザインできるMasterplanというものがあるみたいです。
こっちはこっちで気になりますが、縮尺が分からん…

実は地味にパッケージに日本語表記があったりもする。

レゴですら今は日本語ないんですが、こいつにはあります。
でもこれといって販売代理店とかないっぽいんですよねぇ。

後述しますが、このArckit、モデルハウスを作るためのブロックトイとしてみるとかなり良く出来てるので案外教育機関とかを通すと日本でも買えるのかもしれません。

クルクルクルッと。

パッケージの裏に入っている部品が載っている、というタイプになります。
またセットによっては壁に貼れるテクスチャーが付属するのですが、こいつにはついてませんよ。

因みに現行の160ピースのセットはオフィシャルだと59.99ユーロです。

内容が違うのでそのまま比較するのもあれかとは思うんですが、日本円にすると7,138円(1ユーロ=119円で計算)って所でしょうか。

1ピース当たりの単価は大体45円ってところですかねぇ。
現行セットの他のでも比較してみましたが、40~55円って感じでしょうか。
(セットによってかなり変わる)

個人的にはブロックトイの中ではかなりコスパ悪い方だと思いますね、これ。
ナノブロックとか5円とかですし。

日本で買おうとするとさらに値段上がりますし…
ここが最大のウィークポイントな気がしますよ。

中身

パカッと出すとこんな感じ。

概ね部品ごとに袋に小分けされてました。

説明書も付属しますよ。

因みにこっちには部品表が載ってないので、そこが不便といえば不便。

折角説明書があるのでその通りに作ってみますよ。
ただ一部の部品の数がどう考えても足りなかったので、一部アレンジしてます。

早速作ってみる

薄いジョイントをタイルパーツの裏表にはめて床を作っていきます。

基本的に軸接続になるんですが、精度は結構いい感じだったので途中で折れたりって事はありませんでしたが、折れたら結構めんどいぞこれ。

俺の知ってるのだとブルーダーのガレージも部品とジョイント別れてますね。

タイルパーツに壁を立てていきますよ。

窓にはめるクリアーパーツ等はないみたいです。
あってもいいんじゃねぇか、という気もしますが。

壁パーツには45度にきってあるコーナー用のやつと、切り欠きがないタイプがあります。

切り欠きのあるパーツはいい感じに合わさりましたよ。
ここら辺もあるのが建築模型っぽいなぁ、と思いましたねぇ。

ただ壁も軸接続なのでこれまた折れるとめんどそう。
更に部品ごとに矢印があって上下が分かる…ようになってるっぽいんですがなんか意味があるのかはよくわかりませんでした。

壁部分には細い裏表ジョイントがあるパーツをはめて、この上に更に壁をつなげて2階部分を作っていきます。

この部品を使えば壁を上下左右に拡張する事も一応可能。

2階に床を作りたい場合はタイルパーツ使えばできますよ。

タイルはいくらでも増やせますし、壁もこんな感じで拡張できるのでやる気になれば1/12スケールの家も多分作れます。

ただ窓とか階段とかそこら辺の付属品が1/48スケールな上に、ここら辺は拡張性あんまりないのでちょっと難しいか。

これに2階部分と屋根つけたら完成ですよ。

完成!

ちょっとしたおしゃれな1/48の2階建てのおうち、完成です。

クルクルクルッと。

一部窓が変な位置についてますが、部品が足りなかったせいです。

タイルパーツには装飾用の穴のないパーツを、中心の四角いへこみに上から付ける事が出来ます。
これがあるおかげでかなりスマート。

適当に40分位で作ったのでちょっと歪んでますが、ちゃんと調整すれば直る…と思いますが、途中でタイルパーツが分離したりしたので根気がいるかも。

精度自体は案外悪くないですよ。

適当にアップで。

ブロックトイの家としては結構見た目もいいんじゃーないでしょうか。

また壁に貼り付け出来るテクスチャシールがあるのでそれ使えばよりリアルな見た目に出来ます。

これとかテクスチャ貼ってますね。

このシール、印刷とかもできるらしいんですが詳細はイマイチ不明。

中はこんな感じ。

レゴとかで家を作ると厚みが気になりますが、これは壁パーツがかなり薄いので、結構広々とした空間になります。

私はやる気になればレゴで巨大な屋敷とかも作れますが、それらと比べても全体的にスマートな感じがしました。

薄いってのはいい事だ。

ただ屋根の梁が一体成型なんですよねぇ…

この部品を延長するパーツはあるみたいなんですが、角度が決まっちゃうのがなぁ。

またサイドは屋根用パーツを重ねる事でかなりそれっぽくなるんですが正面を隠す部品がないので、屋根の空洞部分がもろに見える、というのもマイナスポイントかなぁ、と思いました。

ただまぁレゴとかで屋根作るとこういう形のやつを作るのは結構難しかったりするのでそこら辺簡単にできるのは評価ポイントでしょうか。

1/12と並べた写真で〆。

見た目はすげぇいいと思うんですけどね、これ。

という訳でArckitを試してみた感想でした。

1/48の家を作れる事に特化したブロックトイ、というコンセプトがかなり珍しいな~と思いますね。
案外ないんだよね、こういうの。

最大の欠点はコスパがかなり悪い、という所にあると思います。
またこれはレゴやナノブロックとは違って家以外作ることが非常に難しく汎用性が低い、というのもブロックトイとしては気になるところです。

部品の精度もそこまで悪くはないのですが、このコスパだとどうよ、とは思いますねぇ。

個人的な感覚としては4~5,000円だったら嬉しいかなぁ。
1個1個の造型はいいんですけどね。

また軸接続という商品の特性上、折れると結構厄介です。
ピンの長さは短く、保持力もそこまで高いという訳ではないので実際に折れる事は少なそうですが。

寸法も実際の建築資材にあわせてあるみたいですし、どちらかっつーと簡易的な建築模型…もといモデルハウス用の模型資材という感じなのかなぁ、という気がします。

また私は1/12メインの人なのでそこまで評価してませんが、1/48の家が作れる、というこの部分にかなり価値のある可能性もありますかね。

確か鉄道模型とかこのスケールのはずですし、鉄道模型のジオラマとかにこれ作ったら面白いかも。

コスパの悪さが気にならない人、マイホームの設計とかやるのが好きな人、1/48の家がとにかく欲しい人とかにはお勧めですかねぇ。

ブロックトイとしてのコスパの悪さは気になりますが、商品としては面白いですし、光るところもたくさんあるのは確かです。

公式の方からの情報によると、近々日本国内でも発売される予定があるそうなので、気になる方はどうぞ。

Amazonへのリンクはこちらです。

多分入門的な位置づけの小さくカラフルなセットですよ。
これはまぁそこそこ安い。

記事執筆時点で一番コスパいいのがこれ。

90平米タイプなので一通りできると思います。

都市をデザインできるマスタープランセット。

個人的にはこれはかなり気になってます。
ウルトラマンとかと合わせたらかなり面白いんじゃなかろうか。