マグネの力でガキーンと合体しますよ。
海外では次世代のレゴとか言われてるらしいですが、どうなんだろう。
というわけで今回は海外では高評価を得ているらしいブロック玩具、
ナノドッツ 125 Nanodots 125 (ブラック)
をレビューしますよ。
「次世代のレゴ」という挑戦的なキャッチフレーズにホイホイされて購入してみましたが、中々新感覚なブロック玩具でした。
なんつーか大人のおもちゃみたいなかっこよさがありますかね性的な意味ではなく。
個人的には次世代のレゴってナノブロックの方がそれっぽくね?と思いましたが、これはこれで楽しいかな、って。
海外から取り寄せましたが、調べたところこれ12月26日から国内でも販売されるようです。
(日本国内サイトはこちら)
いくらになるんだろうねぇ、マジで。
箱
箱というか出したばっかの状態はこんな感じ。
中々おしゃれな梱包ですね。
このまま飾っておいてもお部屋のインテリアとして機能しそうな感じがします。
てっぺん。
天辺の蓋にはこのセットの内容が書いてあるみたいです。
このナノドッツは125ピースの黒ですが他にも
ナノドッツ【国内正規品】 Nanodots 64 Pink (64個、カラー:ピンク ) SET064-PK5S
とか、
ナノドッツ【国内正規品】 Nanodots 216 Black (216個、カラー:ブラック ) SET216-BK5S
とかもあります。
ボールのサイズがでかいのもあるみたいですね。
何気に色々あるみたいじゃーないか。
下には注意書きが。
ようは「強力な磁石なんで、飲み込んだらすぐさま病院へ行け」という事が書いてありますね。
ちなみに対象年齢は14歳以上(恐らく海外の法律準拠)みたいです。
模型畑の人なら分かるかもしれませんが、
これ端的にいっちゃうと「ネオジム磁石を組み合わせて遊ぶ玩具」なんですよ。
そりゃこんな強力なもの飲んだらタダじゃすみませんわな。
幼児が安心して遊べない玩具って、次世代のレゴとしてどうなんだろう。
蓋をばらしてみた。
上下の蓋はこんな感じで黒と黄色に分解できます。
黄色の方は収納ボックスとして使えますよ。
両方に穴開いてるんで、そのまま使うとナノドッツこぼれますけども。
(大抵は塊状態になってるんで大丈夫だと思いますが)
下のほうにはシールが張ってあるんで大丈夫ですが、上の穴はそのままなんで注意ですよ。
中身
中には説明書が入ってます。
何かいてあるんだかよく分かりませんけどね!
(複数の言語で書いてあるっぽいけど、英語ですら怪しいからなぁ、俺)
注意事項と、磁石を使った新しい玩具なんだよ、的な説明と、
基本になるのは三角、四角、五角だよ的なことが書いてあるよーな気がしますが。
画面左の説明書をひっくり返すと作例が書いてあります。
うむ、これなら俺でも分かる。
MAXが63なんで、基本セットは全部これはいってるんじゃないかな。
どちらかっつーと原子モデルとかそんな感じのものが作れるみたいですね。
使用ピース数も書いてあるんで良心的な感じがしますが、最大のモデルとかは2方向の写真があってもいいんじゃなかろうか。
手始めに測ってみる。
直径は5mm位ですね。
結構小さいです。
ある程度の年齢の子供でも余裕で飲み込めるサイズです。
強烈な苦味を感じる素材でできてるとの情報もあったので実際に舐めてみましたがそんな感じもしなかったなぁ。
(大人と子供の味覚は違うのでなんともいえませんが)
なので子供の手の届くところに置くのはまずいと思います。
まったく子供向けじゃないブロック玩具というのも珍しいですね。
とりあえず中身を出してみた。
立方体状態の写真は撮り忘れたんで、全ピース使ったヘキサゴンを作ってみましたよ。
真ん中の1個はヘキサゴンに入らなかったんでつけてみた。
折りたたむとこんな感じにくっつきます。
見てるだけでおお、きれいだな~という感じになりますかね。
やってることは単純にくっつけてるだけですが。
ちなみにこの状態からヘキサゴンに戻そうとすると大抵形が崩れます。
かなり強力にくっつくんですよね、これ。
で、どれくらい強力かというと。
なんとなく松永隊長をぶら下げてみた。
ピコニーモを持ち上げるくらいなら余裕でできます。
離れた場所からくるくる。
分かりづらいですが、ちょっと離してくるくるさせてみました。
(動画に撮れ、と自分でも思う)
このようにちょっと離れてようが反発とか余裕でするので、下手に近くにおいとくと勝手にくっついたりします。
更に思ってもなかったところに強烈に張り付いたりするので、思い通りの形を作るのは結構難しいです。
はがすときに形崩れますし。
基本型のスクエアにちょっと足して、原子モデルっぽいのを作ってみた。
量産して…
合体!
ね、よく分からない形になるでしょ?(汗)
なんというかかなり癖があるんで、適当に作ってると永久に思い通りの形にならない気がするんですよね、これ。
中々遊び方が難しい玩具ですかねぇ、これ。
恐らく最も安定していると思われるペンタゴン。
あまりにも思い通りに作れなかったので、基本型として紹介されているのをベースにいくつか作ってみた結果、
ペンタゴンをつなげる、という形にするのが一番やりやすいかな、と思いました。
よーやくできたボール型。
ペンタゴンを複数貼り付けて作ったボールです。
基本型理解してればまだ作りやすいかな…
んで、ここからの発展系ということで…
うにょうにょうにょ・・・
誕生、ナノドッツマン!
先ほど作ったボール型を胴体に、頭と手足をつけてみました。
うにょうにょ状態は作り終わってから崩して不定形にしましたよ。
「風よ、雲よ、太陽よ! 心あらば教えてくれ。 なぜ、この世に生まれてきたのだ!」
メタルダーは早すぎた名作だと思うんですよ。
悩むナノドッツマン。
磁石でできてるんで、ある程度ポーズつけられたりします。
大抵体のどこかに引っ付きますが。
あと元に戻ろうとする力が強烈なので、関節とかとして使うのも難しいかなぁ。
んで、これだけ小さいわけですし、俺が大好きな1/12サイズなりドールなりフィギュアなりに使えないかな~と思うのは自然の流れ!
というわけで。
「君センスないね?知ってたけど」
こんな感じの無骨なアクセサリーにしてみたり
フルマグネットアーマー。
全身鎧っぽいのを作ってみたりと色々やってみましたよ。
関節とかには使えないけど、ただくっつけるだけなら結構使えますかねぇ。
なんだかんだで引っ付く力は強力ですし。
・・・ん?
これで布服着てても武装ができるぜ、やったねママン!
というわけで布服きた武装神姫に武装ハンガーつけられるようにしてみました。
素体にナノドッツ巻いて、ハンガーにつけた磁石とくっつけさせてます。
その結果ちょっとバストサイズアップ。
この程度の厚さの布なら余裕で引っ付きますからねぇ、これ。
ネオジム磁石って地味に高いですが、これなら1個20円くらい(俺は2,500円で買いました)だしこういう使い方もあるかなぁ、と。
その他色々作ってみたものの写真で〆!
基本が分かると意外にできる感じ。
というわけでnanodotsのレビューでした。
磁石でくっつける、というこれまた今までのブロック玩具にはありそうでなかった(レゴに磁石使うパーツあったりするけど)新感覚のブロック玩具だな、と思いましたね。
普通のブロックトイに比べるとかなり癖がありますが、
球体オンリーという見た目は金属ということもあいまってクールでかっこいいですし、
基本型をつなげていくという感じであれば思った以上に色々できて面白いな、と思いましたかね。
お互いがお互いを引き寄せてガッキーン、するこの感覚は他のブロックトイではほぼ味わえない感覚ですし。
超合金のマグネロボみたいな感じですか。
反面、基本型(とくにペンタゴン)から外れたもの作ろうとするとかなり難しいな、と。
思い通りにくっつかないんですよねぇ、これ。
磁石なんで極性あわないと反発しますし、見た目でいまどこがどうくっつくのかパッと分からないのは結構やりづらいかな、と。
あとは「次世代のレゴ」といってますが、幼児に与えるのは危険な代物である、というのもマイナスポイントですかね。
ネオジム磁石飲んだことないんで分かりませんが、どう考えてもいいことは起こらない気がします。
このクール感が刺さった、という人や、
ちょっと変わった玩具で遊んでみたいな~という人とか、
5mmのネオジム磁石が欲しい、とかって人にはお勧めできるかな、と思いました。
この記事によると12/26日から紀伊国屋書店や丸善、ジュンク堂書店などの全国の大型書店に加え、東急ハンズ、TSUTAYAなどの全国にある大型店で販売予定だとのことです。
何故かブロック玩具ってたまに書店系に並んでるんですよね…
興味のある方はよってみてもいいんじゃないでしょうか。
Amazonへのリンクはこちらです。
入っている量は64、125、216個の3種類で、
カラーバリエーションもあるようです。
国外で仕入れたものなんですかね、多分。
国内販売分とは細部が異なる可能性がありますので、ご注意ください。
コメント