LYNXPULSE SE001 降神紀元 ケルベロス レビュー

海外の1/12

1/12シームレス素体とこのメーカーに興味があったので買ってみました。

これはこれでありだと思いますが、着せ替えようとするとちょっと面倒なのが気になるかなぁ。

という訳で今回はLYNXPULSEより、

SE001 降神紀元 ケルベロス

をレビューしますよ。

初回限定版のフェイスと衣装が増加されてる方を買ってみましたが、ちょっと高い事が多いのと衣装の着せ替えの難易度が半端ないので通常版でもよいと思いますよ。

布服部分は結構かっこよくて良く出来てはいるんですけどねぇ。

輸送箱正面はこんな感じ。

クルクルっと。

最初これが箱だと思ったんで一通り撮ってみました。

んでこいつをパカッとすると…

こんな感じの箱が出てきます。

イラストが正面にドドンッとありますね。

そういえばThreeAとかも方向性はまるっきり違いますがイラストでしたねぇ、箱。
(写真はなんとなく思い出したSEAMONKEY)

海外の製品ってものによってパッケージの様相がかなり異なるので面白いですねぇ。

クルクルっと。

濃灰色のパッケージがいい感じ。

裏側の情報量が地味に多いですね。

中身

パカッと。

まさかの被せてるだけパティーンに驚き。

パカッと。

説明書が付属してるんですが、なんとこいつ日本語が併記されています。

機械翻訳なのかかなり愉快な事になってはいますが、この手のやつで日本語ついてるのって珍しいのでちょっとビックリ。

更にパカカッと。

ブリスターは2段構成になっており、上に本体下に付属品、という感じになってます。

こいつは限定版なので特典がついてますよ。

通常の付属品一覧はこんな感じ。

マスク、交換用表情×2、交換用靴左右、タクティカルクローク(透明のやつ)、防弾板、M14とマガジンとマガジンホルダー、手榴弾、ナイフ、交換用左手×1、交換用右手×3、ベビーパウダーといったものが付いてきますよ。

交換用手首の左右にかなり偏りがありますねぇ。

地味に左手は持ち手が1つもないので右でしか武器持てなかったりもしますが。

限定版はこれの他に表情1つと衣装1セットが付いてきますがそれは後述。

こんなのが付いてくるとは思わなかった、ベビーパウダー。

素体保存粉、と書いてありますが多分ベビーパウダーです、これ。

シームレス素体って外皮にシリコン使ってるんで割とこいつ必須なんですがついてくるとは思わなかった。

初めてこの手のもの買う人にもいいかもしれませんね、これ。

それでは引き続いて本体のご紹介ですよ。

ケルベロス本体

ケルベロス本体正面はこんな感じ。

付属品等はつけてない、出荷時の状態ですよ。

クルクルクルッと。

シンプルですがかっこよく、独自性も高くていいですねぇ。

レッグカバー&アームカバー。

これがかっこいいですねぇ。
布製なので外すことも当然可能です。

靴裏にはソールパターンもついてます。

地味にここまでディティールがついてるのは珍しい気がします。

大きさ的にはこんな感じ。

ピコSは勿論、ピコMよりもでかいです。

高さは15.5cm位あるので、どちらかっつーと1/10とか1/11位のスケール感だと思いますね。

表情は3種類にマスクが1種類

標準でついてる正面顔。

目線が左手側に行ってる顔。

目が赤くなってる叫び顔。

基本的に無表情ですが叫び顔とかあるのでブンドドには便利。

顔の構造はこんな感じ。

後頭部、軸ブロック、表情、前髪という感じになってますよ。

んで前髪パーツを交換することで…

マスクを装着できます。

個人的にはかなり好きだわ、これ。

動かして遊んでみる

1/12シームレス素体ってどうよ、というのがこいつを買った目的なのでちょいと遊んでみますよ。

肘膝の可動はこんな感じ。

腰の可動はこんな感じ。

何気に前後にかなり動きます。

足開かせるとこんな感じ。

ほぼほぼ180度開脚可能。

このシームレス素体、金属のフレームにシリコン製外皮を被せておりまして。

なので捻らせるとかなり生々しい感じになります。

またフレームが金属という事で、関節もかなり固い感じですね。

可動域自体は結構広く、ポージングや着せ替えで困る、という事はあまりありませんでしたね。

ただシリコン故に摩擦が高くちょっとべたつくため、布服着せる際にはベビーパウダーがほぼ必須です。
こいつに付属する量があれば当面困らないとは思いますけども。

しかしながら靴と脚の接続部の保持力が弱いため片足立ちとかは苦手です。
ここも硬ければ余裕で片足立ちできそうなだけに残念。

適当にブンドド。

シームレス素体は初めて触りましたが、動かしてて結構楽しいですねぇ。

ただフレームに柔らかい外皮を被せるという構造上、動かしてるとシリコン破けそうで怖いですね。

手首の交換とかする時が怖いですわ。

余談ですが1/12のシームレス素体触りたい、という事であれば多分ここら辺が安い価格帯になると思います。

ヘッドと手首と足ついてこの値段ならありな気がする。

フル装備形態

小物全部乗せするとこうなります。

クルクルクルッと。

ナイフはホルスターに収められるんですが、余裕があまりないので無理にいれると折れそうです。

防弾プレートwithタクティカルクローク。

タクティカルクロークは防弾プレートとマジックテープで止める、という形式になりますよ。

何気に顔の表情3種類あるんだな、これ。

手榴弾はベルトについてる穴にフックを取り付けます。

銃を装備させるとこんな感じ。

防弾プレートもろに干渉するので銃正面に持ってこれないんだよなぁ、これ。

マガジンは着脱可能で予備マガジンとそれをいれるポーチもついてくるんですが…

ポーチの軸が折れたので、ベルトにさすだけにしてます。

壊れやすい、とは書いてありましたがいきなり砕けるとは思わなんだ。

なのでこいついじる時は注意ですよ。

つま先が曲がってる交換用靴を活用してみた。

てっきりつま先が可動するタイプの靴になってるのかと思ってたんですが、上に曲がった状態で固定されてました。

これは使い道に中々困りそうだぞ。

軽装形態はこんな感じ。

出荷状態からアームカバー、レッグカバー、ナイフホルスターを外した状態です。

これはこれでかっこいいですね。

因みに上のタンクトップの方は脱がせますが、ズボンは脱がせようとするとかなり大変だと思います。

上で絞ってあるし、シリコンだから脱がせづらいし、ベルト外せなさげだし。

ただベルトは止めてるフックが外れそうな気配もあるので頑張れば脱げる…かも。

初回限定盤装備

初回限定版の付属品として、表情パーツ(ダメージ)とダメージ衣装が付いてきますが…

ストッキングのつま先側が閉じちゃってるので着せられませんでした。

何故か閉じてるんですよねぇ、これ。

また通常付属するストッキングは余裕がある作りになっていて、シリコン製素体でもベビーパウダー塗布とかすれば着せやすくなるんですが、こっちは非常にタイトな作りになっていて着せ付けるのが物凄く大変です。

個人的にはダメージ衣装にはさほど興味がなく、表情手に入ればいいや、と思ってたんでスルーしましたが、気になる人はかなり気になる部分だと思います。

うちの子と衣装交換してみた写真で〆。

ちょっとでかいですがカバー類とタクティカルクロークはピコニーモでも使えます。
サイズ的にはM素体の方がいいかな?

ケルベロスにアゾン製の上着を着せることは出来ましたが、着せる前にベビーパウダーを塗っておかないと滑らないためかなり大変です。

着せ替えするなら必須よね、ベビーパウダー。

という訳でLYNXPULSEより、SE001ケルベロスのレビューでした。

大体1万位だと思いますが見た目的にはかなりかっこよく付属品も結構充実してますし、シームレス素体という特徴があるので刺さる人には刺さると思います。

シームレス素体はちょいと癖がありますが、ベビーパウダーも付属しますし初心者さんにも良いのではないでしょうか。

着せ替え等しようとするとかなり面倒な部分があり、特にズボンは脱がせるかどうか怪しいのでドール的な遊びを期待するとちょっと期待外れになるかもしれませんね。

ダメージストッキングははかせる方法分かる人いたら是非教えて頂きたいです。

衣装はピコニーモにも流用でできるっぽいので第二弾も多分買うと思いますねぇ。

今回紹介したもののAmazonへのリンクはこちらです。

多分あみあみで買った方が安いと思います。

個人的ド本命、第二弾はこんな感じ。

こいつが気になったので第一弾のケルベロス買ってみた次第。

1/12シームレス素体で安いやつ。

恐らくそんなに種類があるもんでもないのでこいつ使ってるんだと思いますが…

ちょっと身長が高めなのでFAGとかのヘッド移植した方がサイズ感的には合いそうな気がするなぁ。

コメント

  1. ひの より:

    即、CCさくらのケロちゃんが頭をよぎったw

    シームレス、過去の宇宙戦艦ヤマトにもシームレス戦闘機って出てましたが、どうやって乗ったんでしょうw

    それはさておきこの内容でこの価格なら、高くはない感覚になりますが、アサルトリリィのほうが高く感じてしまうことも(あみあみは3/29現在SOLD OUT)
    唐突に片倉紫苑が出てるようですが、特選隊の衣装がつくものの付属パーツを最低限にして価格を抑えたいつものパターンなので、これはVer2.0出る序章?
    アゾネット、先程覗いたらまだあるみたいですので、人気云々より様子見してるのが少なくないのかも?

    シームレス、可動式の関節部分を気にしてるというか苦手な人って結構少なくないので、そういう人達に向いてると思いますが、確かにシリコン素体は粘る!
    通常の1/12でも着せかえは大変なのに、これがシリコン素体になると更に。

    ピコニーモと比較すると1/10に近いようですので、創彩少女庭園に近いか。
    といっても私服や制服着せたとしても相性が気になります。
    素体保存粉(ベビーパウダー?)、工業用に同じ役割のものがあるので切らしたときに入手しておくのが賢明ですが、何処でも扱ってないのが難点です。
    ベビーパウダーより細かく、こういった作業向きなんですけどね。
    西松屋に行くのは流石にちょっとw

    可動そのものは、関節つきより自然な感じで違和感無し。
    ただ、やはり中上級者向きといった感じが漂ってるので、誰でもといったことは無さそう。
    関節を折ってしまうトラブルは無さそうだけど、金属の芯がどこまで粘ってくれるかです。手首部分の露出したとこを見る限りでは結構太い芯なので持ちそうですけどね。
    無論、調子にのってガシガシ動かすと折れると思いますが。

    表情パーツの赤い目、ちょっと色合いが違いますが、二川二水に欲しかったですね。

    素体のみは完全にfigmaエミリより安いです。
    海洋堂より困った部分が精巧に?作り込まれては無さそうですし(笑)

    • てつじん より:

      >ひのさん
      内部フレームは金属製で関節もあるタイプみたいなので、無理な事やらなければそこそこもちそうですね。
      フレームがどうこうなるよりも外皮の方で問題起こる方が先になるかなぁ、という気がします。

      素体保存粉ってのがあるんですね、知りませんでした。
      てっきりベビーパウダーかなー、と思いましたが…一応こいつで代用する事も可能ではあります。

      最近のフィギュア事情を考えると値段的にはそこまで高くはないと思いますが、取り扱いがとにかく特殊なんで上級者向け玩具かなぁ、とは思いましたねぇ。
      今後増えそうな感じはありますが、海外製品主導になるだろうな、と思いますね。

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