ROADBOT 1/12 三菱 ランサーエボリューションIX レビュー

1/12の小物

全く関係ありませんがコンセプト的にはイタッシャーロボのご先祖さんみたいな玩具です。

これが10年以上前にあったのが驚き。
遊びやすいし1/12フィギュア乗せやすいしでかなりお気に入り。

ジェミニシードが終わっちゃう、という事でずっとシナリオ読んでて先週は更新できませんでした。

ジェミニはメインもイベントもシナリオ面白いんですよねぇ。
まさかこのタイミングで終わるとは思ってなかったわ…

という訳で今回はROADBOTより、

Roadbot 1:12 Scale Mitsubishi Lancer Evolution IX with Light and Sound Effect by Happy Well [並行輸入品]

をレビューしますよ。

買ったのは結構前なんですが地震で落ちた玩具を整理するついでに出したのでご紹介。

玩具玩具してるところはありますが、1/12用の車としてもやたらと便利なんだよなぁ、これ。

0.ROADBOTとはなんぞや

アメリカのHappy Well社というところが出してた変形玩具でして、日本だとアオシマが13年ほど前に一時期取り扱ってたので国内でもそこそこ流通してました。

ただこの記事書いた時点では中古でもあんまり見かけなくなってますね。

スケールは1/10から1/32まで割と幅広く出していたようですが、1/12スケールは今回紹介するランサーとフォードGTの2種類が出てたみたいです。

それぞれカラバリもありまして、ランサーは赤と黒、フォードはオレンジと白がありますよ。

価格は大体6,000円位だったみたいですね。
あの当時6,000円は結構強気な値段だと思いますが…今から見ると破格の値段だよねぇ…

一応公式サイトも見たんですが、フォード抜けてるしいつまでやってたのか、とか詳細は不明です。日本では流通しなかったものもいくつかあったみたいですね。

1.ROADBOT ランサーエボリューション 車形態

横から見るとこんな感じ。

珍しく箱の写真撮ってなかったのでいきなり本体からご紹介ですよ。

フロント。

リア。

ギミックの関係上隙間空いたりしてますがなかなか良く出来てるんじゃーないでしょうか。

確かこのスケールのランサーってこれ以外あんまないですし。

因に塗装は特にされておらず、成形色になってます。

リアルさにはかけますが遊びやすいんで私はこっちの方が好みですね。

また上部のアンテナは軟質素材になってるので折れたりしづらい、ってのも高評価。

1/12フィギュア並べるとこんな感じ。

なかなかいい感じの大きさです。

乗せてみるとこんな感じ。

このランサー、運転席と助手席は勿論、後部座席も使えるってのが凄いところだと思います。

ちょっと脚入れるスペースがきついですが、結構乗せれますよ。

腹パージとかもしてないので1/12スケールであれば割と乗れるフィギュアは多いんじゃないか、という気がしますねぇ。

figmaだときついかもしれませんが。

内装はこんな感じ。

最大4人までなら乗せられますよ。

この時点でも割と買いな一品ですが、こいつの凄いところは他にもあるんですよ!

2.変形!

フロントバンパー、ルーフ、サイドを取り外し!

ガコッと立ち上げ!

足首引っ張り出して股関節展開、膝を90度回転!

フロント部分を引っ張り上げて90度倒し、腕と肩のロックを解除!

一度引っ張り上げてからグリッと上半身を180度回転!

サイドとバンパーを再装着!

拳を回転させて…

内蔵されていたパーツを再構成した武器を装着、ルーフを盾に!

変形完了!

トランスフォーマーじゃん、という感じですが1/12というスケールなのが多分最大の売り。

3.ROADBOT ランサーエボリューション 人型形態

正面はこんな感じ。

クルクルっと。

背面にギミックのしわ寄せがモロにきてますが正面と横は結構かっこいいです。

また実はシートが上半身のロック機構も兼ねている、という面白いギミックが入ってたりもします。

結構古いものなせいもあってか股関節の保持力が割と弱い、というのはマイナスポイントですかねぇ。
ただでさえ重量バランス悪いですしね、これ。

盾は裏側にこんなものが搭載されてまして…

肩の裏側にあるこれらの武器を組み合わせることで…

こんな感じの手持ち武器になります。

更に肩のハードポイントに設置する事もできますよ。

因みに人型形態の高さは公称36cmです。結構巨大なのよね、これ。

付属品が車形態ですべて収納できる、というのも個人的には高ポイントですね。

4.ブンドド!

ちょうどいい感じのサイズ感だったのでザゴラと戦わせてみました。

ちょいと関節がフニャフニャだったり可動域がそこまで広くなかったりという問題はありますが、案外戦える。

もう1つの1/12スケールのロードボット、フォードGTと一緒の写真で〆。

フォードGTは運転席が非常に狭く、1/12乗せるのが難しいという欠点があるのですよねぇ。
なのでどうせ買うならランサーの方がいいと思います。

という訳でROADBOT 1/12 三菱 ランサーエボリューションIXのレビューでした。

1/12用の車として普通に良く出来てて遊びやすいので、気になる方は探してみてもいいかもしれません。

ただ出てから10年以上経過してるので、状態がいいものを見つけるのは難しいかもしれませんねぇ。

今回紹介したもののAmazonへのリンクはこちら…ではありますが記事執筆時点(2022/3)では在庫切れです。

売ってたこともあるにはあるんですが…
最近本当に見なくなったんだよなぁ、こいつ。

他のスケールだとみるんですけどね。

コメント

  1. ひの より:

    一瞬、アースグランナーかと思った(笑)
    ギミック的には面白いけど、可動保持力は考慮されてないのは仕方ないかなと。
    これは今でもfigmaの右に出るものは無いといっていいでしょう。
    無論、スムーズさと少々緩くて柔らか気味となっても保持できるという点でのことですが。

    ランエボそのものはホンモノでも広くはない室内だったというか、広さを追及したモデルではないので、室内はそんなものでしょう。
    WRXとタメ張ってた頃までが華でしたが。

    それにしてもMT車そのものが絶滅したといっていい現状。
    今、どれくらい残ってるかな?と。
    トラックを含む商業車でさえMTは減ってますからね。
    スイフトスポーツは元を正せば軽自動車ベースですから買う気しないし。

    • てつじん より:

      >ひのさん
      どうせなら乗れればいいんですけどねぇ、アースグランナー。
      ダイアクロンとかで出ないかなぁ、こういうの。

      1/12のミニカーの中ではこいつは室内広い方ですよ。
      後部座席まで使えるのはそんなないですし。

      MTは国内だと確かシェア1%とかだったと思いますね。
      むしろ内燃機関で走る車事態、今後どうなるのかって感じですけどねぇ。
      無くなる事はないと思いますし、むしろ主流から外れたほうが面白いものは出るかもしれない、と思ってはいますが業界的には困るでしょうね。

  2. オスカル より:

    更新お疲れ様です。
    これが6千円は買いですよね。
    中古出てても高くなってそうですが、1/12の車はそこそこあっても、ドールが乗れるのはあまりないので、少々高くても欲しいですね。

    • てつじん より:

      >オスカルさん
      今これ出そうと思ったら1万は超えると思いますねぇ。
      最近はこういう手頃な玩具が消えてるのが残念な所です。

      中古だと恐らくここ半年ほどは出てませんが、そこまで高くなかったはずですよ、これ。
      状態にもよりますが1万いかない場合も多かったですし。
      ただ最近ほんっとーに見なくなっちゃったので値上がりしてる可能性はありますね。

タイトルとURLをコピーしました