SunStar(サンスター) 1/12 モーリス ツアラー 62 アーモンドグリーン レビュー

2019年4月6日

カスタムリリィが乗れる車は見つけましたが、ピコ男子が乗れるような車は流石にないかねぇ…と思いながら探していて見つけました。

かなり乗れるフィギュアの自由度が高い割に非常に精巧にできてて且つ、このスケールの割にはお値段控えめ(あくまでもこのスケールの割には)と中々お勧め度高いです。

ホワイトカラーは今年の夏ごろ再版予定なので、手に入れやすいんじゃーないかな、とも思いますよ。

という訳で今回はSunstar(サンスター)より、
SunStar サンスター 1/12 モーリス ツアラー 62 アーモンドグリーン
をレビューしますよ。

見た目はイセッタの方が好みですが、玩具としてはこっちの方がプレイバリュー高いと思います。
冒頭に書いたところ以外にも見どころが結構あるのよねぇ。

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箱正面はこんな感じ。

クルクルッと。

この手のものには珍しく(多分)、日本語での表記もあります。
一応市場として認識されてるのかしらね、日本。

上下はこんな感じ。

こっちの方が情報量多いので載っけてみました。
中々ギミックも多くて面白いのよね、この車。

開けてみた

パカッと。

こんな感じのスチロールの塊が入ってます。

ここら辺はイセッタも同じような感じだったので、1/12ミニカーだとスタンダードな梱包なんでしょうね、多分。

上半分開けるとこんな感じ。

車はこんな感じで固定されてますよ。

スチロールに埋め込まれたブロックに車がネジで固定されてました。
なので外す時にプラスドライバーが必要になりますよ。

因みにこれ以外土台っていう感じのものはないです。
ものによってはディスプレイ用の土台とかもついてるらしいですが…

付属品

付属品としてぺら紙の説明書と購入証明書?のようなものがついてきます。

実はこのアーモンドグリーンのツアラー、全世界1,500台限定生産品なんですよねぇ。
証明書には番号が振ってあるんですが、念のため画像加工して消してますよ。
まぁ手放すことはないと思うが…

イングリッシュホワイトの方が安いし手に入れやすいんですが、死んだ祖父がこの色好きだったな~とか思ったんでこっちにしてみた次第。
まぁ俺も好きですしね、この色。

因みに説明書にはルーフの動かし方みたいなのが載ってます。
他に色々ギミックあるにはあるんですがそこら辺はスルーなのよね、何故か。

もう1つの付属品、謎の布。

これの使い道は後述。

モーリスマイナー本体

正面はこんな感じ。

クルクルッと。

この丸みのあるボディが可愛くて素敵ですねぇ。
俺意外にクラシックカー好きかも知れん。
マイクロリーノ買おうかどうか悩んでます。

ボディはルーフ以外はほぼほぼダイキャスト製なので、割と重量感がありますよ。

因みにこの商品、ネットの商品名だとモーリスツアラーってなってますが多分正式名称はモーリスマイナー・ツアラーだと思います。

あんま詳しくないですが、モーリスマイナーっていう車種のツアラー(カブリオレというのが一般的らしい)仕様、なんでねーかと。

モーリスっていう車種もあるんですが、そっちはもうちょっと角ばってる感じなんですよねぇ。

上から。

白い部分は布で出来てます。
ただこれ、塗装してあるっぽいので可動させるとヒビ入ったりとかしますね。

アップで。

細かい部分まで出来てていいですねぇ。
てかっちゃって撮りづらいのが難点。

余談ですが撮影中にワイパー部分に変な違和感を感じたのでもしかしたら折れてるかも。
凄く細かい部分まで出来てるんですが、それ故装飾品の扱いには神経つかいますねぇ。

各種ギミック

ギミックその1、ボンネット開閉。

こんな感じにボンネットが開いて、中のエンジンが見れます。
つっかえ棒もついてますが、ちょっと重さに負け気味。

ギミックその2、トランクルーム開閉。

こんな感じでトランクルームも開きます。

メンテナンスキットも付属。

トランクルームに備え付けてあるケースには1/12スケールのメンテナンスキットが入ってます。
小さすぎてなくしそうなので持たせたりはしてませんが。

また下段のスペアタイヤはドライバー使ってロックを外せばとれるようになってますよ。

ギミックその3、ルーフオープン。

こんな感じに折れ曲がりますよ。

割と予想外なところまでたためます。
骨部分に力入れすぎると折れそうな感じがしますが…

ここで更に!

こいつを!!

こんな感じに被せて収納!

先ほどの謎の付属品ですが、ルーフのカバーだったんですね。

ただこれ、うまい事収納するのはかなり難しいと思います。
一応マジックテープが座席の後ろに部分についてはいるんですが、余りなくかつ完全に収納するのは結構手間です。

また展開時に前部分のルーフは本体に開いてる溝に入れて固定するんですが、ここにうまいことはめるのがちょっと難しい。

何気にリアシートとかもあるんですよねぇ、これ。
つまり最高4人乗れるわけだが…

運転席回りはこんな感じ。

ここも良く出来てます。
レバーとかペダルは流石に可動しませんが、ハンドルは前輪と連動してましてステアリングを切れるようになってますよ。

因みにシートはこんな感じに倒せるようになってます。

恐らく実車では前の方の座席を倒して後ろに座るって感じになるんだと思うんですよねぇ。
なるほど、なるほど。

更に、更に。

ギミックその4、前ドア開閉。

左右のドアはこのように開閉できるようになってます。
実はこのドア、更なるギミックがありまして…

窓まで開きます。

窓下のレギュレーターハンドルを回すと窓が開きます。
このギミックに気づいたときは割と驚愕しましたね。

このスケールで窓まで開くとは…
ただ窓が恐らくプラスチック製なので、ちょっと反っちゃうと窓枠に収まらなくなるんだよねぇ。

ちょっとそこが気になりはしますが、このギミックは見つけた時燃えましたねw

この時点でも買ってよかったなぁ、と思える出来ではありますが、俺として一番気になるところは1/12フィギュアが乗れるかどうか!

という事でここから先はそいつを検証してみますよ。

1/12フィギュアを乗せてみる

私服っぽくコーデしたピコ男子の諸君。

カスタムリリィが乗れる車、という意味では1/12イセッタがあるので今回はそれより大きいピコ男子が乗れるかどうか、という所をメインにやってこうかと思いますよ。

オープンカー状態で乗せてみる。

屋根をオープンした状態で運転席にピコ男子、助手席にカスタムリリィTYPE-Aを乗せてみました。

運転席はハンドル、アクセルといった部品があって助手席より狭いんですがピコ男子でも乗れます!
足元もそれなりに余裕があるので改造とかも特に必要ないです。

これでデートに車つかえるぞ、やったねピコ男子!
年齢的に車運転できるのか、というのは置いといて。

そーいえばこれ、リアシートもあるんですよねぇ。
ただまぁ前と後ろに隙間があんまりないから流石に乗らせるのは…

乗れました。

かなりきついですが何気に4人で乗れるぞ、モーリスマイナー。

ただピコ男子だと流石にちょっと足があまり気味。

カスタムリリィ(ピコS関節強化版。13センチ位)だとおさまりは案外いいんですが、ピコ男子(ピコニーモ男性素体Mサイズ。15センチ位)だとちょっと変な姿勢にならないと乗せられないですね。

また靴はカスタムリリィはソフビスニーカー、ピコ男子はソフビローファー履かせてますが、ブーツとかになると場合によっては下半身はいらない可能性があるかなぁ、と思いますかね。

オープンカーなら上にある程度余裕があるだろう、と思ってツアラーの方を選んだんですが、正解だったみたいですね。
流石にルーフ閉じた状態では乗れない気がしますが…

案外乗れるんだな、これが。

前から。

ピコ男子運転席に乗せた状態でルーフ閉じてもさほど違和感ないです。

恐らくルーフが布製で柔らかいっていうのがポイントなんじゃないかなぁ、と。
完全密閉型だとピコ男子は厳しそうな感じがしますし。

かなり無理すれば後部座席にピコSなら乗せられますけども。

ピコ男子だと流石に無理ですが、ピコS素体なら後ろに乗っけた状態でもルーフ閉じれます。

運転席にTYPE-A(テールの分だけ身長がちょっと高くなる)乗せてる事もあって左から見るとルーフの形が歪にはなりますが、乗ってるっぽくは見せられるかと。

イセッタ組と一緒に。

なんか車の時代と服装があってない気がしますが…
ほ、ほらクラシックカーブームなんですよ、多分!
根本的な年齢の部分とかもあるけども。

思った以上に乗せられてビックリですね、モーリスマイナー・ツアラー。
イセッタよりも余裕ありますし、それより手に入れやすいと思うので結構おすすめよ、こいつ。

1/12のミニカーは値段が高いのもあってそこまで興味なかったんですが、まさかここまで乗れるとは思ってなかったですねぇ。

完全密閉型で安いのあったら試してみたいな~と思ってますが…
最近のレジン製のだとドア開かなかったりもしますし、バカ高いしで中々購入に踏み切れないのよねぇ。

手持ちの1/12が乗れるダイキャスト製ミニカー勢ぞろいで〆。

マシンイタッシャー(リンク先後半参照)が超浮いてますが、ピコS・ピコM乗せるならこれもありかなぁ、と思います。
何気にこの中では一番安いでしょうし。
ギミック的には一番すごいんですが…不思議な話。

という訳でSunStar(サンスター)より、1/12 モーリス ツアラー 62 アーモンドグリーンのレビューでした。

ピコ男子まで乗せられてやる気になれば4人乗りも可!っていうのが1/12愛好者的には嬉しいですね。

この色のは多分再生産しないと思いますが、イングリッシュホワイトであれば再生産の予定もあるみたいなので手に入れやすいんじゃーないかと思いますよ。

非常に精巧にできててギミックも豊富ですが、その分脆いというのがマイナスポイントになるのかな、と思いますかね。
安い買い物でもないので塗装剥がれるのとかも怖いですしねぇ。

また布部分はいじってると塗装にヒビが入ってきます。
俺はもう割り切って遊んでますが、観賞用に買う人は気を付けた方が良いやも。

ただまぁこのスケールのミニカーの中ではまだ買いやすい値段であることは確かです。
1/12が乗れる車が欲しい、という人には割とお勧めですよ。

Amazonへのリンクはこちらです。
2019年2月現在であれば、探せばもうちょっと安いのもあると思います。

色違いの同車種。

調べた限りではギミック的な違いはないと思います。

取寄せ4774 サンスター 1/12 モーリス マイナー 1000 Tourer 1965 オールドイングリッシュホワイト

こちら等で見た限りだと、2019年夏ごろに再版の予定もあるみたいです。

マシンイタッシャー事イタッシャーロボ。

1/12サイズのミニカーの中では割と安いんだよなぁ、こいつ。
個人的には結構好きなんですがね。

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1/12の小物

Posted by てつじん