その存在を知ってから、発売するのを待ってました。
思ったよりも楽しいブロック玩具ですね、これ。
3mm軸採用してるのは予想外だった。
というわけで今回はTublock(チューブロック)より、
チューブロック プラントセット TB-025
をレビューしますよ。
プラントセットは結構高いし大丈夫だろう、と思っていたら発売日初日に瞬殺されてビビりました。
前もって予約しといてよかった。
配管継手メーカーから生まれたブロック玩具、というその出自が非常に珍しい玩具ですが、さてその出来やいかに。
箱
ピース数1211という事を考えると割かしコンパクトです。
持ち運びもしやすいですね。
実店舗で売ってるところ1箇所しかない(2016/10/24現在)が。
割とシンプルな感じです。
色合い的にはナノブロックとかに近いよーな。
すべての部品の種類と数がわかるのはいいですね。
他のセットがどうなってるのかはわかりませんが。
シンプルなのとプラントが載ってるのがあわさって、ブロック玩具に見えないほどシック。
中身
Sサイズ、Mサイズ、Lサイズに分かれたブロックの袋が3つに説明書が1冊の遊び方が1枚、という感じです。
何気にこの説明書、ブロック玩具の説明書とは思えない内容になってるので一読の価値あり。
特に工場好きな人は見るだけで幸せになれると思う。
いろいろ調べてみよう
公式サイトにも割と色々載ってるんですが、サイズとかはわかりづらいと思うので1/12フィギュアと一緒に見ていきますよ。
小さいほうからSサイズ、Mサイズ、Lサイズになります。
このドールは大体13センチくらいです。
割とちっこい感じですかね。
この軸を商品の溝に入れてはめる、という感じになりますね。
割と予想外だったんですが、軸は3mmで統一されてます。
子供用も視野に入れてるし、4mm位になるかな、と思ってました。
すべてのジョイントが統一されてるので、こんな事も可能。
割と応用範囲は広そうです。
ちなみに全体の7割位使ってオリジナル作品とか作ってみましたが、はまらなかったり折れたりってことはなかったです。
個体差もほぼ感じなかったので、精度は結構いいんじゃないでしょうか。
若干色味が違いますが、写真で撮るとあんまわからないですね。
実物見比べると、チューブロックのほうが白が強い感じがしますかねぇ。
Sサイズはそもそも溝がありませんが、MとLは裏と表で溝の形が微妙に違います。
このチューブロック、接続した後にも回転させることができるんですが、止められる位置が裏表で異なりますよ、という感じです。
Lサイズのみ中が中空になっているので、腕通したり腹通したり、ということもできます。
やる気になればLサイズの中をS/Mサイズで埋める、というようなこともできるんじゃーないかと思いますよ。
今気づいたんで試してないけれども。
枝分かれする配管とエルボという角度をつけられるパーツを使うことで、少し離して並列に並べたりってこともできます。
ちなみにこのブロック、S以外は軸が2つで中心に穴がある、という形状になってるんですが、3つにぎっしり並べようとすると嵌らないです。
Lサイズ2つ並べた間の配管にLサイズのものつけようとすると干渉します。
隙間なく並べる場合は一工夫いりますかね。
割と汎用性高いパーツになりそうな気がしたのでご紹介。
蓋に穴が3つ開いているキャップLという部品があるんですが、SとMのパイプを入れたりすることができます。
いじる前に気が付いたことはこんな感じでしょうか。
それではオリジナルのプラントでも作ってみましょうかね…っとその前に。
レッツ異文化コミュニケーション
コトブキヤ M.S.G モデリングサポートグッズ ギガンティックアームズ01 パワードガーディアン 全高約260mm ノンスケール プラモデルと合体。
軸が一般的なプラモデルで使われているものと同じ3mm、という事で、こんなこともやる気になればできます。
合体事故とか言うな。
Sパイプが結構小さく、45度と90度の角度がつけられるエルボという部品があるため、うまいこと作るとこのように背中にユニットしょわせることができます。
支えの支柱もチューブロックでできてます。
割と強度あるんですよね、これ。
Lサイズは中が空洞になっているため、足入れる、なんてことも可能です。
適当にLサイズパイプをS,Mで繋ぐだけでレトロな感じのユニットができるのがいいですね。
M.S.Gも使う気になれば使えるので、戦闘機とか宇宙船とか作るのにも使えそうな気がします。
参考までにLパイプの高さを1/12フィギュアと同じくらいに積むとこんな感じ。
8個つなげて底面にキャップつけるとほぼ同じくらいの高さになります。
3mm軸だといろんなものと融合できるのがいいですねぇ。
その内何かとんでもないこと考える人が出てくるかもしれない。
オリジナルのプラント作ってみた
というわけで1/12サイズの謎プラントを作ってみましたよ。
一番工場っぽそうな背景という事でアルティメットコンテナL使ってますが、WAVE H・ハンガー オクタゴン ホワイト HH034とかでもいいかもしれませんね。
あれ3mm穴空いてますし。
あっちの穴がかなりきつくて破損の恐れがあるんでやりませんでしたが。
途中寝込んでたりしたんで正確な時間はわかりませんが、4時間位作ってたと思います。
配管つなぐのが結構楽しくて割と夢中でやってましたよ。
角度変えられるパーツがいいですねぇ。
また見た感じ強度なさそうですが、4隅もって持ち上げたり、ってこともできます。
配管複数繋いじゃうと意外にカッチリ固定されますね、これ。
1箇所だけだと心もとない感じがしますけども。
Sパイプは十字の部品と真ん中に穴が開いてる部品があるので、やる気になればこんな感じに隙間なく並べることもできます。
ただそのまま伸ばすと端がどの部品ともつながらないので、途中で分岐させる必要性がありますね。
MパイプはSパイプ2つ使えばつなげられたりもします。
この連結部のディティールはハンドルとかにも見えてなかなかいい感じ。
こんな感じで終端にキャップ使うことも可能です。
割と便利よ、この部品。
これまたSパーツの角度変えるのを使えばこんなことも可能です。
いじってみた感想としては、Sパーツが結構面白いです。
L、Mで大まかな位置決めしてそれをSで繋ぐ、という感じにすると割とうまくいくんじゃないかな~と思いましたね。
ただ高さを合わせたり、幅を合わせたりってことが割と難しく、結構強引につなげてます。
ちょっと浮いてる箇所があるのはそのせいですね。
それでもプラント丸ごともって動かせる程度の保持力はあるので、割と適当に作ってもそれっぽくなりますよ、ということでしょうかね。
廃工場での戦い
割と密度感ありますね。
接合部もあんまり目立たないですし、工場での戦いとかやりたい人には案外ありかもしれませんね、これ。
出来ればもうちょっと配管グネグネやりたかったんですが、曲げられる部品をほぼ使い切ったのでこんな感じで。
エルボはもうちょっと割合増やしてくれるとありがたいかな。
というわけでTublock(チューブロック)プラントセットのレビューでした。
配管をつないでいって形を作る、とやりたいことが非常に明確なブロック玩具だな、という印象ですかね。
工場チックなものとかレトロな機械とかをブロック玩具で作りたい、という場合にはこれ一択じゃね、というほどしっくりくると思います。
部品の精度・強度も高いですし、ポロリだとかぐしゃりだとかはあまりなく、ストレスなく遊べるというのも何気にポイント高いです。
欠点としてはそれ以外の目的の場合これを使う理由は特にない、ということでしょうかねぇ。
案外面白いものできるかもしれませんが…ブロックトイもいろいろあるからなぁ。
Sパイプがすごく面白い部品群なんですが、非常に小さいのでお子様とかには不向きかも。普通に飲める大きさなので。
あとは色が少ない、というところでしょうか。
灰色系統の色があると最高なんですが。
ほかに個人的にいいな、と思った点としては近くで見た時の情報量がいい感じ、というところでしょうか。
ブロック玩具って近くで見るとがっかりするものが多いですが、これは結構見れます。
塗装とかしたらいい感じの工場できるんじゃないですかね、たぶん。
1/12とも割かし親和性高いですし、個人的にはかなり高評価ですね。
Amazonが主要な販売ルートみたいなので、手に入れるのも簡単ですし。
プラントセットもう1個くらい買うかもしれん。
出来たばかりのブロック玩具、という事で今後とも動向を追っていきたいなぁ、と思いますよ。
Amazonへのリンクはこちらです。
ちょっと値段は張りますが、その分の価値はあるんじゃないかなぁ、と思いますよ。
個人的にこれはありだな、と思ったセット。
宇宙人とこのブロックはあう気がする。
混ぜたら面白そうだな、と思うやーつ。
Hハンガーは壁とかにも穴空いてるので、これと合わせると面白いかもしれません。
ただこれ穴が結構きついんで、そこが心配。
ツイッターで見かけたんですが、トラスはこれと親和性高いと思います。
より工場チックなもの作れるんじゃないですかねぇ、多分。
合わせられるかどうかは試してませんが。
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