日本にこれだけブロックトイあるんだし、海外にもなんかあるんじゃないかと探していたらTwitterにて教えて頂きました。
結構面白いですよ、これ。
という訳で今回はSnap Shipsより、
Snap Ships Wasp / Falx Battle Set
をレビューしますよ。
宇宙船を作れるブロックトイ、というありそうで案外なかった製品群ですが組み方とかも結構変わっていてなかなか楽しいです。
今回は入門セットが手に入ったのでそいつを使って色々やってみようかと思いますよ。
日本のアマゾンでも一応買えるんでリンク乗っけてますが、海外のアマゾンだと3分の1くらいの値段なので買えるならそっちから買うのをおススメします。
箱
正面はこんな感じ。
クルクルクルッと。
平べったい長方形の箱、という結構変わった感じのパッケージに入ってます。
蓋はこんな感じ。
パカッと。
テープで止められてるのでそれをはがして開封。
ちなみにこの蓋ですが、ディスプレイスタンドとしても使えるので捨てずにとっておきましょう。
中身
箱から出すとこんな感じ。
このような部品一式と…
冊子類がついてきます。
ついてくる説明書は2冊。
黒いWASPの方が悪い側でFALXの方がいい側だと思われます。
それぞれ3つのモデルの作り方が載ってますよ。
残り1つの冊子は商品の紹介になってました。
FALX側の部品はこんな感じです。
概ね上の方の部品のようなパーツと、下にある四角い部品に分けられます。
コアになる四角ブロック。
6つの面のうち1つに接続用のダボが、他は接続用の穴になっている、という仕様です。
このように連結できます。
このブロックを使って本体というかフレームを作成し、その上に部品をつけていく、という感じになりますよ。
WASPの方で出てきますが立方体以外の形もある様子。
いじってみた感想とかは後述。
付属品としてそれぞれの陣営の隊員さんのようなフィギュアもついてきます。
クルクルっと。
アップで。
塗装とかのクオリティはお察し、という感じではありますね。
この手のやつだと隊員さんがいるいないで遊びの幅が違ってくるので、いること自体は良いと思いますが…
ちなみに腰部分のみボールジョイントで可動できるんですが、それのおかげで…
このようにコクピットに搭乗させることができます。
このセットでは両陣営用のコクピットが1つずつ入ってるので、それぞれの隊員さんをこれに乗せて遊ぶことも可能。
またこのコクピットブロックですが。
ダイアクロン隊員も搭乗させることが可能です。
ダイアクロン隊員さんの方が頭1つ分位でかいんですが、可動箇所が多いので無理なく乗せられるんですね。
規格に互換性はないんですが、ダイアクロン用の機体とか作っても面白いかもしれませんね。
WASP側の部品はこんな感じ。
こちら側のコアブロックは立方体の他にも台形とか角が丸くなってるやつとかが入ってますね。
また黄色の部品は純粋な接続用ジョイントになってます。
つまり軸がない所にも部品がつけられる、って事ですね。
こういうのが標準であるのは嬉しい。
個人的には色合いといい形状といいこっちの方が好みですね。
また下の方に写っている灰色の部品ですが…
ドライバー状の部品はブロックを外すためのツールになります。
これが結構使いやすかったりする。
もう1つの方は蓋と合わせて使う事で簡易ディスプレイになります。
このギミックも面白いなー、と思いましたね。
因みに入ってる部品の数は97、アクセサリー?の数が38、だそうです。
恐らくスプリングで飛ぶ弾とかフィギュアがアクセサリー扱いになってると思うので、実質97個のセットだと思って頂ければそこまで認識にずれは出ないと思います、多分。
作り方
こんな感じでコアブロックをつなげて船体を作り。
空いてる穴に装甲をつけていって…
完成!
実際の説明書とは手順が違いますが、分かりやすくまとめるとこんな感じになります。
軸の太さですが細い部分が6mm、先端の皿部分が7mmと結構太いです。
これだけ太さがあるので適当に作ったとしても軸が折れたり外れたり、という事故がほぼないのは高評価ですね。
コアブロックの軸受け部分の青い部品はゴム?のような素材になっていて、入れやすく保持力もそこそこあって非常に組みやすかったですね。
外す時は付属のツールドライバーを使えば無理なく外せますし。
コアブロックの軸受けは星形になってるんですが、これのおかげで90度回転させて角度をつける、という事もできます。
1枚目の上半分はこれを使って角度つけてますね。
続いて説明書から作れる機体を全種類ご紹介。
Main Build
説明書のメインになる機体はこんな感じ。
FALX SC-41 ESCORT。
クルクルクルッと。
ストレートにかっこいい感じの正義の宇宙戦闘機!という感じのフォルムです。
アップで。
対象年齢が8歳以上の玩具なのでちょっとエッジがだるい印象はありますが、結構かっこいいんじゃないでしょうか。
一部の部品は塗装済み。
ちょっと塗りが雑な印象はありますが、いいアクセントになっていてかっこいいと思います。
翼先端の銃のような部品は360度回転できます。
基本的には軸受けの四角にはまるような四角が軸周りに作られていて固定するようになっているんですが、一部の部品はこのように回転できるようになってます。
ここら辺も考えられてるなぁ、と思いましたねぇ。
裏側も結構作りこまれてます。
入門セットなのに裏返してもかっこいい、とか出来いいですよねぇ、これ。
K.L.A.W HEAVY FIGTER。
クルクルクルッと。
まさに敵戦闘機、という感じのフォルムが素敵ですねぇ。
付属のスタンドに乗っけてみた。
背景は箱庭技研さんのジオラマシート宇宙セットAだと思います、多分。
使う機会があって良かった。
ちょっと頼りない感じはありますが、これ位の大きさであれば余裕で使えますね、蓋スタンド。
更に変更用の武装としてスプリングで弾が飛ぶギミックのあるブロックが他についてきます。
装甲の一部をこいつに組み替えて遊ぶこともできますよ。
Alt Build 1
組み換えその1はこんな感じ。
FALX GA-15 GROUND ASSAULT。
クルクルっと。
裏側こんな感じ。
何気にSC-41とこれは部品を全部使ってるんですが、同じ部品使ってるのに結構印象違いますねぇ。
組み換えでここまでレベル高いオフィシャルセットって珍しい気がしますよ。
K.L.A.W. FIGHTER BOMBER。
クルクルっと。
うらっ返すとこんな感じ。
これもメインモデルと同じでほぼ全部品(ジョイント1つ不使用)使ってるんですが印象変わって面白いですねぇ。
ついでにこれ2つとも地上攻撃用の機体なんですね。
記事まとめる段階で気づきました。
Alt Build 2
FALX XF-8 EXPERIMANAL FIGHTER。
これは部品1個が余ります。
クルクルクルッと。
ひっくり返すとこんな感じ。
個人的にはこの形状結構好きですね。
やはり組み換えでこのクオリティ出せるのは凄いわ、SNAP SHIPS。
K.L.A.W. DEEP RECON。
これは部品が2つ余りますよ。
クルクルクルッと。
ひっくり返すとこんな感じ。
WASP側では個人的には一番好きですね、これ。
作る時間としては1機体辺り15分位で作れました。
手軽に組み替えできますし、どれもかっこいいですし本当良く出来てるわぁ、これ。
ニコイチしてみた
メインモデルはおろか組み換えもレベル高いので気は引けますが、ニコイチでオリジナルモデル作ってみました。
クルクルクルッと。
色が結構違うのでどうしようかなー、と考えた結果、エンジン部分を黒系のWASPでまとめて目立つ部分をFALX側の部品でまとめてみました。
普段こういうの作らないんでイマイチかっこよくはなりませんでしたが、30分くらいで作れましたね。
船体と装甲で完全に分けて考えられるので、慣れるとサクサク作れそうな気がします。
作ってみた所感をまとめると
・良い所
1.つけやすく保持力もそこそこあるので1点保持でも割と重さに耐えてくれる。
2.外す際はツールドライバーを使えば楽。
3.船体と装甲で分けて考えられるのでとっかかりやすい。
4.コアブロックを多方向から接続する、という方法も取りやすいのででかいやつも作りやすそう。
5.案外コスパも悪くない。
6.装甲のディティールも割と良い感じ。
7.限られた部品でも案外色々作れる。
・悪い点
1.途中で大きく方向性を変える場合、船体からばらさないといけないのでちと大変そう。
2.塗装は結構雑。
3.宇宙船から外れたものは作りづらいかも?
4.日本から買う手段がほぼない。
といった感じでしょうか。
まだ1セットしかいじってないので今後評価が変わる可能性は十分にありますが、かなり面白いブロックトイだと思いましたねぇ。
ただ日本から買おうとするとアマゾン位でしか取り扱ってないんですよね…
今回はアメリカのAmazonから購入しましたが、1週間もしないで到着しましたし今後もこっちから買おうかなぁ。
最近買ったダイアクロンの宇宙戦闘機、コスモバトルス02と並べてみた写真で〆。
特にスケール表記はありませんが、隊員さんも乗れますし部品の大きさもそこまで変わらないみたいですし1/60位のスケール感で作ってみると良さそうですね。
という訳でSnap ShipsよりWasp / Falx Battle Setのレビューでした。
個人的にはかなり好きです、この玩具。
着眼点も素晴らしいですしストレスなく遊べますし見た目もかなりそれっぽい、とかーなーり刺さりましたわ、これ。
自由にオリジナル宇宙船作れる玩具って他にはあんまり思いつかないですからねぇ。
国内展開してない上、洋トイを扱うようなお店でもまず取り扱ってないので手に入れる手段がかなり限られる、という欠点はありますが上述の通りアメリカのAmazonから普通に買えるので今後とも買ってみようと思ってますよ。
円安がちっと気になりますが…ま、まぁ元々3,40ドルだから…
今回紹介したものアマゾンへのリンクはこちらです。
元の価格が34.99ドル、米国のAmazonでは15ドル、日本円にして2,000円位で買えるので買えるならそちらから買った方が良いと思います。
少々面倒といえば面倒ですが、送料含めても安くは買えるかなぁ。
コメント
更新お疲れ様です。
これはかなり楽しそうですね。
想像力刺激されます。
>オスカルさん
これは個人的にはかなり刺さりましたね!
宇宙船作れるブロックトイなんて多分これしかないですし、輸入すれば結構安価で手に入るのでおススメですよ。
最近は海外トイに限って言えば安いのは本当に安いんですよねぇ。
日本は全体的に上がってるのに…不思議なところです。