ブラックフライデーで安くなってたので試しに買ってみましたが予想外によいものですわ、これ。
リリィも乗れなくもないし。
という訳で今回はJOYTOYより、
JOYTOY 星辰の戦いシリーズ 重鎌の刑天[じゅうれんのけいてん] 戦闘メカ 1/18スケール PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア
をレビューしますよ。
商品名では星辰の戦い(Battle for the Stars)となってますが暗源(Dark Source)が正しいです。
XINGTIANが刑天(中国の神話に出てくる巨人らしい)なんですがMECHAが重鎌になってるのは謎。
確認したところ日本で最初の方に出た情報が間違ってたのでそのまま使われてるっぽいですね。
シリーズ名間違ってるのはどうよ、とは思うんですが…いつもの事っちゃいつもの事ですし今の所このリンクが一番安いんだよなぁ。
箱
箱正面はこんな感じ。
クルクルクルッと。
本体が公称32cmとかあるんで結構でかい箱ですね。
因みにこれ、海外サイトとかだと160ドル弱、国内だと2万超え位で売ってるんですが何故かAmaだと最安が1万ちょいでした。
アマゾン直送だし偽物が来るとは思ってませんでしたが…ブリスターにくるまってたし箱の感じとか中身見ても本物ですね、これ。
なんでここだけこんな安いんですかね…たまに凄く安くなることあるんでそれかしら。
中身
パカッと。
ブリスターは1種類に見えますが実はこれ、本体が入ってるやつの内側にもう1個入ってます。
ばらすとこんな感じ。
小物類のブリスターにかぶさるようにして本体のブリスターがあるんですよね。
また今回説明書がついてましたが中国語と英語表記でした。
イラストもついてるんでそこまで困る事もないとは思いますが…割と肝心なところが書いてないんだよな、これ。
XINGTIAN MECHA本体正面。
クルクルクルッと。
形状的には左右対称ですがデカールは左右で異なりますよ。
直立してるように見えてちょっと膝が逆関節よりになっている、というポイントも。
お顔アップで。
この面にやられました。
こういうの好きなんですよねぇ、私。
適当にアップで。
分割線は目立ちますが塗装は結構頑張ってると思います。
2万出してこれだとちとうーん、となるかもしれませんが。
本体の腕と脚からはアーマーを外すこともできます。
説明書とかにないんでどこが外れる、とかわからなかったんですが脚部の後ろの装甲も外れるみたいなのでほぼ全部外せるっぽいです。
フレームが見える、というのは地味にかっこいいですねぇ。
可動面はこんな感じ。
肘は二重関節になっているため結構曲がります。
大して膝は装甲が割と干渉するためそこまで曲がらない印象。
上半身には回転軸が。
ボールジョイント接続になっているため、傾けたりもできますよ。
開くとこんな感じ。
これまた装甲が干渉するためそこまで動きません…が。
指は第一、第二関節が折れ曲がり、第三関節が左右に開く、というタイプになってます。
このおかげで結構表情はつけやすいんですが武器保持用の機構が全くない、というのがネックでしょうか。
特筆すべきは肩関節。
肩には引き出し機構がついており、思いっきり前で閉じることができます。
デフォルトでヘルアンドヘブン撃てるこのサイズのロボとかそうそうないですよ、マジで。
関節はJOYTOYでは毎度おなじみの硬めの仕様ではありますが、割と動かしやすい硬さでした。
手と指、腰は保持力よりも動かしやすさを優先させた感じでしたね。
なんだこいつ、結構動くじゃないか…と思うんですがちょっと懸念事項がありまして。
このロボ、足首がほとんど動きません。
なので股関節開かせるとイマイチ立ちポーズが決まらないんですよねぇ。
ただ構造を見る限り動きそうな感じもするんですよね…
商品画像とか見るとここ動いてるっぽいですし…ただもう何やっても動かないし、全体重がかかる部分故に折れちゃったりすると修復がちと面倒なので…誰か持ってる人いたら動くかどうか教えてください。
(2022/12/15:追記)
ツイッターで情報頂きまして試してみた所、足首、回りました!
クリック関節になってるんですが…ガチで尋常じゃない硬さでしたよ。
温めるとかシリコンオイルとか差しながら気合で回す、という感じでやったら回りました。
これで立ポーズも決まるよ、やったね!
一度動かすと割といい感じに保持と可動のバランスが取れるっぽいです。
それでもかなり固いですけども。
武装を取り付けるとこんな感じ
付属する武装を…
これまた付属する各種ジョイント&マガジンと共に…
ハードポイントに装着!
武装形態正面はこんな感じ。
クルクルっと。
元々悪魔的な見た目してましたがそれがマシマシになった感じがしますね。
背中の鎌が中々にいい感じ。
因みに刃先は畳んだりもできますよ。
手に持たせることもできることは出来るんですが…
保持のためのダボ等がなく、保持力自体も弱いためずるずると落ちて行ってしまいます。
なので鎌を持たせるときは連結パーツ使って連結させたうえで両手で持つといいと思います。
因みに連結パーツは腰につけてる銃及び肩アームとのジョイントを兼ねてますよ。
相変わらず塗装による厚さが考慮されていないっぽい事から無茶苦茶穴が渋いので、軸の塗膜を削るなりなんなりすること推奨です。
ここら辺は過去のロボットの方が良く出来てましたね。
手とかの形状が違う事から察するに素体も何種類もあるっぽいですね、JOYTOY。
この短期間でこれだけ色々出せるのはすげぇわ。
両手で持てるランチャーなんてのもついてきます。
これまた指の保持力がイマイチなのとバーの位置が結構独特なため構えさせるのはちと大変。
サブマシンガンは割といい感じに保持できますよ。
ハンドガードがいい感じに保持を補助してくれるんですよね。
一番遊びやすいと思います。
見た目は素敵、可動はそこそこ、武器もついて遊んで楽しいと中々良い玩具(1万位なら)ですが折角なので1/12も乗せたい!という訳で検証してみました。
ギリギリ乗れなくもないぞ、ピコニーモ
胴体の装甲を展開。
割と作りこまれてるコクピットに…
うちの子乗せてみた。
ピコニーモS素体、カスタムリリィタイプBヘッドの後ろ髪装備ならかなりギリギリですが乗れます…というかこれ以外ほぼ乗れない気がします。
幅もほぼちょうどですしピコニーモはお腹に関節があることから膝をかなり胸に近づけられますがこれ以外だと武装神姫位しかないですからねぇ。
また後ろの髪が長いと乗れなくなりますし。
恐らく大半のfigmaは無理ですし男性素体みたいな幅のあるやつだともう無理ですね。
ですがこれ、実は胴体の正面と背面の装甲独立して動くんですよ。
なので。
上の装甲をずらして開けてやれば乗れるフィギュアの幅が結構広がります。
M素体だって乗れちゃうぞ。
ただこれ幅がとにかく狭いのでfigmaとかだとやっぱり難しい気がしますねぇ。
素体とか最近の布服着せてるタイプとかならいけると思いますが…軟質素材のスカートあるだけでも多分アウトですわ。
ピコニーモ、武装神姫、メガミデバイス辺りの素体に限りなく近い形態がとれる玩具ならいけそうな気がしますが…とりあえずリリィなら上の装甲開けてある状態であればある程度のれると思いますよ、こいつ。
また装甲正面についてるバーは可動するんですが、それ故に下手な位置でしめると折れる可能性があるので気を付けましょう。
本来はこいつ用ですしね、刑天。
1/18フィギュアならこれまた幅の制約は受けますが割と乗せられるやつも多いのでは、と思いますが…アシッドレインだとアウトっぽい感触もあるんだよな…
因みにこのパイロット用の小物も付属しますよ。
私があまり興味がないので軽く紹介してますが…本来の用途でも良く出来てると思うんだよねぇ、これ。
割と刺さった事からブンドドなどやってみたので最後にそれを。
ブンドド!
ついつい楽しくなって遊んじゃいましたね…
1/12相手にしても割といいサイズ感だと思うんですよねぇ、これ。
という訳でJOYTOYよりXINGTIAN MECHA(重鎌の刑天)のレビューでした。
見た目の好き嫌いはありそうですが好きな人にとっては結構いい玩具だと思います。
装備品多いですし割と動きますし、1/18のフィギュアもつきますし。
ピコニーモなら天井開ければ案外乗れる、というのも個人的にはポイント高いです。
関節の硬さも割といい感じなところ多いですしねぇ…ちょっと足首が動かない、という残念ポイントはありますが。
2万とかだと悩みますが1万だったら割と買ってもいいと思いますよ、こいつ。
JOYTOYのやつのなかではまだ扱いやすい方なので1万ちょいなら初めての方にもおすすめですかねぇ。
今回紹介したもののAmazonへのリンクはこちらです。
記事執筆時点(2022/11/29)ではブラックフライデー期間中という事もあって多分一番安いと思います。
海外価格も160ドル弱くらいなので1万ちょいなのは相当安い…と思いますよ、多分。
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