いちか様作ってみた。

イマイチな出来ですが色々と発見があったので個人的には満足。

以前3Dプリンターでカスタムリリィ互換ヘッド作りましたがそいつを改造…というかいじくり倒してルドビコ女学院のいちか様作ってみましたよ。

アイデカールとか色々やってたら遅くなっちまったい。

瀬戸・ベロニカ・いちか

いちか様正面。

ヘッドは3Dプリンター、素体はピコMLL、衣装はルドビコ女学院のMサイズ用一式と一柳さんのニーソ。

クルクルっと。

イラストだとおさげ後ろっぽいんですが演者さんとか見てると前にある事が多かったので前に。

ヘッドは後頭部以外はFUSION360のフォームっていう機能で作り直してみました。
後頭部はおさげの位置どうしようってのが最後の方まで決まらなかったのでソリッドで作ったやつ流用してますが、フォームで作った方がいいですね、これ。

一応カスタムリリィと同じような構成で作ってます。

ちょっと頑張ればカスタムリリィとの交換もできることはできますが色合わないしダボの形状が変わったりしてるんですよねぇ。

どうせなら完全互換にしたいので後頭部作り直す時にでも直してみようかなぁ、と。

顔はノーマル顔と笑顔の2つを作ってみました。

一応叫び顔もデカールは作ってみたんですけどイマイチいい感じにあわなかったんだよねぇ。

こういう形でヘッド全部作ったの初めてだったんで、部品単位で見るとそこそこできてるよーにみえるけど全体でみるとどうも違和感があるんですよね。

やった事なかったんでそういうもんなのか、と勉強になります。
FUSION360の諸機能にも習熟できましたし…その内リベンジしたいところ。

ついでに今使ってるプリンター、USB内のファイル数か容量かによってディスプレイに表示されるデータに制限を食らうっぽい、という事も分かりました。

何故か印刷で選べなかったんで焦ったわ。

で、この手のフィギュアの自作で問題になりそうなところとして…

アイデカールの白目

自作のいちか様用アイデカール(使用済み)。

使ったデカール用紙はこちらのハイキューパーツのレーザープリンター用デカールです。

これ透明のフィルムに印刷してデカール作るので白目の部分をどうするか、っつー問題があるんですよね。

普通に印刷してると気になりませんが、白って用紙の色ですからねぇ、あれ。

台紙が白のホワイトデカールっていうのもあるにはありますがこれはこれで「正確に切り取らないと白くなる(例えば眉毛と瞳は切り離さないと間に白のデカールが残っちゃう)」という問題がありますし。

いくつか試してみたんですが最終的にはこんな方法で作りました。

1.デカール切り取る。
2.水で濡らして台紙から剥がし、のりを洗ってとる。
3.裏返してエナメル塗料の白で白目を塗る。
4.ひっくり返せば白目ができる。
5.マークセッター(デカールのり)再度つけてはる。

要はマークセッターってデカールのりなんだから一度デカールからのり落としても再度つけられるんじゃねーかしら、と思ったのでやってみたら案外なんとかなりました。

この上からコート(俺の場合はファレホのマットメディウム)塗ればまぁ一応使えるみたいです。

レーザープリンターはトナーを焼き付ける、という方法で印刷するので水に強いんですよね。
インクジェット用だとこの方法は使えないような気がしますが…どうなんですかね。

個人的にはかなり楽なんで今後ともこの方法でアイデカール作ろうとは思ってますが…

ただアップにするとかなり厳しいクオリティ。

元々レーザープリンターって解像度インクジェットより低いですし、恐らくデカール用紙だとトナーが乗り切らないっぽい感じがするんですよね。

ただここら辺は設定やらなんやらで改善する余地がありそうなので今後の課題ですかねぇ。

因みに他に試した方法としては…

1.下地に白吹いて白目用のアイデカールの輪郭部分だけを先に貼り、肌色塗ってデカール剥がせばいけるのでは？→デカールのみを剥がすことが非常に難しく失敗。

2.白目用アイデカールの白目部分にエナメルの白塗って、その上からアイデカールはればいけるんじゃね？→2枚重ねにすると雰囲気が大きく変わるのと正確に合わせるのが存外難しかったのでボツ。

といった感じでした。

うまくいく方法見つけられてよかったよ…

ヘリオスフィア！な写真で〆。

リリィ、CHARM、HUGEと一通り作れるとかすげぇ機械だ、3Dプリンター。

という訳で自作のいちか様でした。

イマイチ出来はよろしくないですが、いままでやったことなかったのでいい勉強になりました。ルドビコは他にも作ってみたいリリィがいるので、精進しつついつかリベンジできたらいいなぁ、と。

とりあえず今作ってるものがあるのでそれ終わってからかなぁ。