3Dプリンターで作ったもの色々。

2022年7月23日

今週は空いた時間はほぼこれやってました。
剣作れたし次は銃だ、という事でリボルバーやらオートマやら作ってましたよ。

色々やってて時間もたって分かった事とか増えてきたので前回同様忘備録代わりに残しておこうかと。
しかしまさかここまでハマるとは思ってなかったわ。

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1.1/12 ブレイクオープン式リボルバー

日本語だと中折れ式リボルバーでしょうか。

中折れのギミックとシリンダーへの給弾ギミック、シリンダーの回転ギミックとか仕込んでみましたよ。

下に落ちてるのが弾丸。

一応6発入るようにしてみました。

シリンダーもっと小さい方がいいんでしょうけど、これより小さくするとうまい事まとまらなかったんですよねぇ。

可動の軸としては3mmのプラ棒つかってます。
どうも軸印刷すると精度がイマイチ安定しないんですよね。

またプリンターはこのELEGOOのMars2使ってますが0.5mm位までなら印刷できるようです。
透けますけども。

それ以下だとそもそも形にならないっぽい。

また一部非常に薄い部品とかもあるんですが、そこは自然と反っちゃいますね。

今使ってるレジンはELEGOOの純正水溶性レジンですが、これ結構反りやすいかも。

2.1/12 ブローバックタイプのオートマチックピストル

実際にスライドが可動する1/12のオートマピストルです。

マガジンの装填ギミックも入れてみましたよ。

スライド動かすことはまぁできたんですがうちのプリンターだと強度的にギリギリアウト気味なので割とこわれやすいです。

またスライドできるようにクリアランスやらなんやらもとってるんですがイマイチ安定しねぇ…

因みにバレルには1.6mmのプラ棒使ってます。
このサイズ以上だとスライドが形にならなかったのよねぇ。

これ作ってて気が付きましたが、トリガー部品はサポートつけないと高確率で造型できない、という事が分かりました。

リボルバーもそうだったんで銃作る時はトリガーにサポートつけるようにしてます。

3.1/12 ステンガン

第二次大戦のイギリスで大活躍したSMGです。

単価を安く(当時の価格で7ドルでおつりがくるくらい)、早く大量に作るためにそれ以外のすべてをそぎ落とす!というコンセプトがもろに形になってて結構好きなんですよね、この銃。

マガジンは取り外せるようにしてみました。

ボルトも動かせるようにしようかなー、と思ったんですが精度的にヤバそうだったんでオミット。

このステンガンですがグリップの形が結構特殊で持たせられるようにするのがちょっと大変でした。
穴の部分には親指が入るんですがそいつも再現しようとしたら保持できるギリギリなサイズになってしまった。

またジャムった…

実銃の方はとにかく早く大量に作る事を優先したために精度が悪く、様々な蔑称がある銃だったりします。

ただその後改良発展型が出たりしてますし、ちゃんと調整されたものは結構使いやすかった、という話もあったりしますし、見た目の割には設計は存外ちゃんとしてる、ってのがまた萌ポイントですよねぇ、こいつ。

…まぁ調整の方法ってのが部品のやすり掛けレベルから始めないといけない、って感じだったらしいですが…

因みにこの1/12ステンガンですが、マガジン入れるギミックつけたのとハンドガードに穴開ける都合上、一部中が空洞になってるので割とバレルが反ってます。

出す方向考えればよかったんでしょうが…この太さでも反るのね、このレジン。

4.DXブレイキングマンモス用拡張ジョイント

股関節の灰色部分が拡張ジョイント。

この記事執筆時点(2021/5)では恐らく1/12が乗れる人型機動兵器で世界一安い玩具だと思いますが、こいつ股関節に回転軸しかない上に腰パーツと足が干渉するので、表情がつけづらいんですよねぇ。

そいつさえどうにかなれば…と買った時から思ってたので3Dプリンターで股関節作ってみました。

つけるとこんな感じ。

ライダーらしくキックができるようになりましたよ。

開脚する際には装甲外してます。

案外保持してくれますねぇ、この関節。

装甲のデザインとかまだ手を入れるところはあると思いますが、個人的には満足です。
こういうのも作れるんだな、3Dプリンター。

ただ軸の損耗の仕方が異様。

割とクリアランスは広めにとってまして、スムーズに動かせるんですが何故か異様に軸が削れます。

少し触れただけでもガリッといってるんでしょうか…

このレジン、硬化が悪いと表面が簡単に削れて粉みたいなのが大量に出るんで、それのせいかもしれませんが…一応水拭き取ってUVライトあてたりしてるんですけどねぇ。

またこれ2,3回出力してましてそのたびに調整してるんですがどうもうまい事既存関節と噛み合わないんですよね。

見た目の精度はかなり高いとおもいますが、可動部品として使おうとすると結構微妙なのかもしれませんねぇ、このプリンター。

こんな感じの硬化不良が起こったりも。

見た感じ、層と層の接着が甘くなっていてはがれたように見えますね。
今の所この部品にしか起きてませんが、ちょっと気になる。

あとついでにこのレジン液、一度硬化した後でも水にずっといれてるとふやけます。
竹槍も地味に反り始めたりしてますし、1か月もすると案外ヤバい事になってるかもしれない。

折れる時は簡単にぱっきーんといっちゃいますし…
既に半分くらいは使ってるんですが、次は違うメーカーのレジン液買おうかしら。

またプリンター側の問題として、ファイルサイズが大きければ大きいほどPC上での印刷終了予定時間と実際の印刷終了までにかかった時間が剥離するっぽい、という事が分かりました。

このジョイント、PC側での計算だと1組で1時間20分くらいで終わる、ってなるんですが実際は2時間近く出すまでにかかりましたし。

基本的に出してる間は他の事やってますが、PC上での計算とズレすぎてても困るっちゃー困るのよねぇ…
1/12スケールの武器とかだとそこまで剥離はしないんでまぁいいか、と思ってますがMars2で大きいもの作ろう、という人は留意した方がいいかもしれません。

とりあえずこんな所でしょうか。

そろそろCHARMとか作ってみたいところですなぁ。

今回使ったプリンターとレジン液のAmazonへのリンクはこちらです。

プリンターはまぁいいんですけどレジン液はちょっと気になる部分も多いので違うメーカーのを使ってみようかなぁ、と思案中。

匂いとかはそんな気にならないですし、プリントできないって事もあんまりないですし、プリンター出してるメーカーの純正品という安心感とかはあるんですけどねぇ。

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