ようやく出たぞ、ド本命。
個人的にはかなり刺さりましたねぇ。
という訳で今回はLYNXPULSEより、
をレビューしますよ。
前回のケルベロス出た時から欲しかったんですよねぇ、この子。
この手の布服＋フィギュア素体の要は狭義の意味でのアクションフィギュア大好きなんですよねぇ、私。
ちなみにシームレス素体じゃないよ！
箱
箱正面はこんな感じ。
クルクルクルッと。
なんとなくfigmaっぽいパッケージになりましたね。
前回のは海外トイっぽい感じの箱だったのでちとビックリ。
中身
パカッと。
説明書は中国語、英語、日本語、ハングル語？で書かれてました。
日本語は機械翻訳っぽいですがあるだけでビビる。
今回はフィギュアと小物が入ってるブリスターの下にスタンドがついてきましたよ。
付属のスタンドはこんな感じ。
通常のアームに加えてマグネットアタッチメントもついてくる、という豪華な仕様です。
台座に支柱を挿す部分が複数ついてるのも嬉しい。
このフィギュアには磁石つけるところがないのでマグネットの方は使い道がありませんが、今後使う予定でもあるんですかね。
よく使ってる魂ステージと並べてみた。
関節が1つ増えてる分、こっちの方がでかいです。
可動アームは魂ステージと比べて一回り小さく、ピコニーモでも回りきらないくらいです。
保持力はそれなりにありますし、身体の正面にアームが来ないので個人的にはこっちの方が使いやすいですね。
反面ウェストが太い、例えば男性フィギュアとかに使うには不便かもしれません。
付属品としてはえらい良く出来てますね、このスタンド。
これだけばら売りしてもいいくらいだ…
付属の小物類はこんな感じ。
・交換用表情×2(本体付属のものと合わせて3種類)
・交換用前髪×1(本体付属のものと合わせて2種類)
・ベルト×2(バックル付き×1、バックルなし×1)
・交換用手首×2(本体付属の黒×2、フレッシュ×1)
・バックパック×1
・バックパック装着用アーム×1
・ナイフ×1
・手榴弾×1
・ネクタイ×1
・アームカバー左右×1
・ライフル×1
えっらい色々入ってますね。
バックパック装着用アームはこのように使います。
着せ付け方は後述。
ライフルは左右で微妙にディティールが違います。
ウェザリングも施してありますし、良く出来てますわ、これ。
エミリア本体
パッケージから取り出すとこんな感じ。
クルクルクルッと。
めっちゃかっこいいですねぇ、これ。
クールな感じがビシビシと伝わってきますよ。
顔のマスクがかなりいい感じ。
ペストマスク＋ガス缶って感じですね。
因みにマスクだけ外すとかは出来ず、表情丸ごと交換になります。
布服もかっこいい。
ロングコート＋コルセットという作りになってますね。
ロングコートは肩がレザー、その上にプラスチック製？の肩アーマーが付いているという結構豪華な仕様です。
コルセットもレザー製で中々いい感じ。
コートのすそには針金がはいっており、ある程度ポーズを固定する事もできます。
反面、かなり脱がしづらい構造にはなってますが…ここら辺も後述ですよ。
この時点でもかなりかっこいんですが、付属の小物類を装着することでさらにかっこよく。
右脚のホルスターにナイフいれて。
バックパック装着用アームをコートの上からつけて…
挟み込むようにバックパックを装着！
装着用アームは上のやつは襟の下を、下のやつはわきの下を通し、バックパック左右の穴に軸を入れる感じになります。
割と柔らかい素材でできてるので破損の恐れはなさそうですが、バックパック側の穴がゆるく左右も余裕がある作りになってるのでちゃんと固定するのはちと難しい。
右手を交換してライフル持たせるとこんな感じ。
右手をシューティングハンドに交換してますが、ハンドガードが微妙に干渉します。
持てなくはないんですが。
クルクルクルッと。
このちょっとスチームパンクっぽさが入ってる感じがいいですねぇ。
バックパックのバーニアは可動しますよ。
このバックパックがとにかくかっこいいですねぇ。
見た目も良いし塗装もいいですし。
ライフルのマガジンは着脱可能です。
結構固く入ってるので大丈夫だとは思いますが、予備とかないので紛失注意ですよ。
左手を交換用手首の黒に変える事で両手で持つこともできますよ。
ナイフは標準付属の握手で持つことができます。
指がかなりきつく閉じられているため、入れるの一苦労ですが。
またロングコートの左側にはスナップボタンがついておりまして。
背中に回して止めることができます。
こういう機能が入ってるコートは初めて見ましたが、かっこいい感じに翻って固定できるのでこれはこれでありだなぁ、と思いましたねぇ。
続いてコートを脱がした軽装状態をご紹介…なんですがこれが結構難易度高い。
コートを脱がせてみた
バックパックを外してからコルセットの紐をほどき…
ヘッドを外して肩紐を抜いてからコルセットを外します。
多分ヘッド外さないと脱がせられないと思います、これ。
また肩紐は細く薄いレザーなので破損に注意ですよ。
ヘッドと手首を外してから。
バンザイさせてロングコートを腕と首から脱がします。
このときの注意点として、正面の金色のバックルで止まってる部分がこれまた薄い皮でつながっていることから破損の恐れがあるので、引っ張りすぎないようにしましょう。
ピコニーモの衣装と違って実際の服と同じような作りになってるので脱がせるのが結構大変ですねぇ、これ。
ここら辺は悠亜と一緒ですね。
ちなみに着せ付ける場合、コルセットの紐を結ぶ必要があるんですがピンセットがないと物凄く面倒な事になるので持ってない人は買っといた方がいいと思います。
タミヤ クラフトツールシリーズ No.3 ツル首ピンセット 74003
ちなみに私はドールの着せ替えにはこのピンセットを使ってますよ。
ストレートも持ってますがツル首タイプの方が個人的にはやりやすいです。
海外製のアクションフィギュアはいくつか持ってますが、脱がせるのが面倒なのが多いんですよねぇ。
リアル路線だからでしょうか…ピコニーモはドールから派生してますが世界的にみると珍しい進化なのかもしれませんね。
コート脱がせるとこんな感じになるので、ここにネクタイ、アームカバーとベルトをつけます。
ベルトも着せ付け難易度が結構高いので根気よくやりましょう…ピンセットないと俺は無理です。
わっかにしてから本体に通すとやりやすいと思いますよ。
ネクタイにアームカバーとベルトをつけた軽装モードはこんな感じ。
クルクルクルッと。
コートを脱いでかなりスマートな感じになりました。
これはこれでかっこいい。
ちなみにネクタイはそのままつけるとブレードが上に上がってしまうので両面テープで本体に張り付けてます。
布服はこんな感じ。
あまり見たことがないタイプの衣装ですがかっこよくていいですねぇ、これ。
ピンポイントの紋章？もいい感じですし。
太もものポーチ。
開閉は出来ませんよ。
レッグカバーはこんな感じ。
ゲートルっぽいのがいいですねぇ。
ただちょっと仕上げが雑に見えるところがあるのが惜しいポイントでしょうか。
よく見ないと分からないですけどね。
素体と同じ色の手首はピコニーモでいう所のナチュラルハンドっぽい造型になってます。
このアングルで撮るとなんかキョンシーっぽいですね、これ。
特に物持てたりもしないですし、アームカバーありますし黒いハンドの方つけといた方がいいかなぁ、という気がします。
付属の手榴弾も左手を開き手にすればギリギリ持てます。
ただこれ、太い部分じゃないと持てないんで柄尻の方もたせられないんですよねぇ。
そこがちと残念。
ちょいと変則的ですがここでフェイスのご紹介ですよ。
表情は3種類に前髪が2種類
標準でついてるマスク用前髪＋マスク顔。
マスクなし用前髪＋無表情
マスクなし用前髪＋笑顔
マスク用前髪に笑顔あわせるとこんな感じになります…って割とわかりづらいですかね。
マスク用装備一式とマスクなし装備一式。
前髪はマスク用の方が右手側の髪が短く、角度が浅くなっており干渉しないようになってます。
マスクなしの表情とも合わせられますし、ここら辺はお好みで。
頭部の構造はこんな感じ。
後ろ髪＋表情＋前髪、という作りになってます。
前髪と後ろ髪の接続がピンなのでちょっと折れそうで怖い。
マスク付き表情をつける場合、最初に前髪に表情を入れてから後ろ髪に合わせる、という手順になります。
マスクなしの表情は適当でも大丈夫です、多分。
可動範囲とか素体比較とか
肘膝の可動はこんな感じ。
前後の可動はこんな感じ。
布服着てる割にはわりかし動きますね。
シームレス素体のケルベロスよりかは動かない感じはありますが…
またこの素体、どうも汚れやすい素材でできてるみたいなので、保管時はアームカバーは外しておいた方が良いかもしれません。
素体比較。
何気にこのエミリア、女性用フィギュアとしてはかなりでかいです。
ヒールがある分、男性用フィギュアよりちょっと大きかったりするという。
ヒールがなければケルベロスよりも小さくなりそうな感じはありますが…他のフィギュアと絡めて遊ぶ場合、気を付けたほうがいいかもしれませんね。
今回布服脱がすのがかなりめんどそうだったのでどういう素体か、までは調べてないんですがfigmaとは関節とかが結構違ってましたね。
因みにロングコートはピコニーモにも装備できます。
袖が長いせいで腕が完全に隠れちゃいますが。
なのでエミリアにピコニーモの長袖は合わせられないかなぁ、という気がしますね。
ライフルを持たせることもできなくもない。
グリップがかなり小さいのでゆるゆるですが。
何故かこのエミリア、ハンドパーツがかなり小さいうえに指が閉じ気味なため武器の流用は持っていくにしろ持ってくるにしろ難しいかもしれません。
ブンドド！
そしてアイキャッチにつながる、的な感じで。
非常にクールでかっこいいですねぇ、エミリア。
マスクのおかげで表情変えなくてもよい、というのも個人的には高ポイントですわ。
という訳でLYNXPULSEより、PA001 1/12 pocket art エミリアのレビューでした。
シームレス素体じゃなかった、というのが個人的には驚きでしたが確かによく商品画像見れば関節あるんですよね…
布服着せる、という意味ではシームレス素体はかなり難易度高いのでこの路線で行くならこの素体にしたのは正解…なんじゃないかと思います。
また布服と小物類のクオリティが思った以上に高く、全体としてもクールにまとまっていて個人的には非常に好きですね、これ。
特にロングコートは非常にかっこよく、良く出来てると思いました。
値段もアゾンドールとほとんど同じ位ですし…これなら十分ありだなぁ。
難点としてはドール服としてできているわけではないため、着せ替え難易度が高めかつ全体的にピーキーな作りになってる、という所でしょうか。
慣れれば何とかなるレベルですが…破損しそうなところがあるのが怖いですねぇ。
ある程度海外トイとかに慣れてる人じゃないと遊んでて不満が出る…かも。
またちょっと仕上げが雑に見えるところもありますが個人的には許容範囲内ですかね。
今後も続くみたいですし、次は低価格路線の商品が出るみたいなのでそちらも楽しみにしたいと思います。
今回紹介したもののアマゾンへのリンクはこちらです。
海外製品故に値段に幅がありそうですが、恐らく1.2～1.6万位だと思います。
pocket artシリーズ PA002 女忍 萩 PC3F6
次回出る予定のクノイチ。
コメント