例によって例の如くピコニーモに使えそうなので買ってみました。
予想以上にいい感じだったんですが組み合わせるに際して相性の問題が割とある、という事も分かったので簡易的なレビューでもしてみようかと。
という訳で今回は千値練より、
RIOBOT 機甲創世記モスピーダ 1/12 VR-038L バートレイ フーケ 1/12スケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 アクションフィギュア
を簡易的にレビューしてみますよ。
千値練の商品は刺さればたまに買ってますけど相変わらずクオリティ半端ないですねぇ。
リリィの搭乗機としても案外いい感じですが人は選ぶ。
箱
箱正面はこんな感じ。
クルクルっと。
思った以上にでかくてビックリしました。
ここまででかい1/12なものって最近なかったな。
中身
パカッと。
説明書が1冊と…
交換用手首が6種類に。
オートバズーカが付属してました。
他に飾る用のスタンドも付属しましたよ。
アームは保持力片目でアームと支柱の接続部がかみ合って強固に固定される、という構造になってましたよ。
また支柱は台座の隙間にあるバーに差し込む、という形式になってましたよ。
全体的に保持力のあるスタンドだなぁ、と思いましたねぇ。
フーケ本体
フーケ本体正面はこんな感じ。
クルクルクルッと。
パワードスーツを着た女性、って感じですね。
世界観的にはこれがライディングスーツっぽいですが。
特徴として下半身の関節部に不織布が使われています。
どうせなら上半身もこれにした方が統一感はあったんじゃないか、という気がするんですが…見た目は確かにリアルですけども。
ヘルメットのバイザーはこんな感じで降ろせます。
上げている時はロックがかかるんですが下げている時はロックがかからず、簡単に開いちゃうのが不満といえば不満点。
ヘルメットがない頭部も付属します。
ロングなんですね、この方。
こっちのヘッドの顔アップで。
微妙にバイザーの顔と違うような気がしないでもない。
因みに例によって例の如く元ネタ知らないで買ってるので似てるのかどうかはよくわかりません。
可動はこんな感じ。
肘、膝は90度以上まがりますし保持力も良好です。
特筆すべきは前方によく曲がるけど後方にはさほど曲がらない、という所でしょうか。
結構良く動くな、という印象ですね。
そして個人的な本命がこちら。
VR-038L バートレイ
可変バイク、バートレイ。
なんでも設定的にはモスピーダの旧世代機なんだそーで。
右側のバズーカは手持ち武器にもなるしこいつにも取り付けられますが反対側につけることは不可能です。
クルクルクルクルっと。
なんというかこの非常にそれっぽいバイク感がいいですねぇ。
また合金が多用されているため見た目よりもズッシリ感があります。
燃料タンク?はこのように着脱可能です。
レバーがかなり小さいですけども。
コンソールはこんな感じ。
特に塗装されていたり、というのはないです。
大きさ的にはこんな感じ。
乗せてみた。
可動域が前側に広い事もあって無理なく乗せられます。
ハンドルも可動するのでポジションもつけやすいですし。
そしてここから!
変形!
バズーカ外してスタンドあげて
前輪後輪のサイドアーマー外して…
車輪を後ろへ集約。
恐らくこれの変形で一番難しいのがここだと思います。
サイドアーマーと前輪のクリアランスがかなり狭いんですよね…
金属が使われている事から強度がある事と、一部の関節は力をかけすぎると外れるようになってるので破損の可能性は低いとは思いますが。
タンクカバーをガバッと開けて…
装着して諸々いじって素体の脚伸ばして完成!
次に難しい点はこいつを装着させるときにタンクカバーを後ろに持っていくところですかね。
これまた大きさ的にギリギリなので。
変形自体は結構わかりやすいんですがクリアランスがほとんどない事と、極一部に壊れやすそうなところがあるので説明書見ながらやった方が良いと思います。
サイドミラーとハンドルが怖い。
バイクに戻す際はタンクカバーとシートをロックさせるところが怖いですかね。
塗装剥げそうで。
バートレイ装着形態
バイクがなんやかんや変形してパワードスーツに!
差し替え余剰は勿論、変形の過程で部品を外したりもしない完全変形です。
これは本当に良く出来てます。
他のモスピーダの玩具見てると腕とか脚に来る部分は外すこと多いみたいですし。
また背負い物があるため後ろに重心は行きますが、スタンドなしでも自立可能です。
これも凄いと思いました。
各部アップで。
元がバイクとは思えないくらい、綺麗な変形ですねぇ。
動かしてみた。
立ち膝位なら余裕で可能です。
腕と脚に装甲が上からかぶさってますが、各々追従して動くようになってます。
変形玩具の中でもかなりレベル高いと思いました。
単体でも本当、良く出来てますねぇこれ。
塗装済み変形玩具の宿命として塗装の剥がれが怖い、というのはありますが…成形色だったら遊びやすくはあるんですけどね。
バートレイの紹介はここら辺にいたしまして、俺が気になるのはこいつをリリィと合わせるとどうなるか!って事なので早速組み合わせてみますよ。
リリィにも割と使える、バートレイ
毎度おなじみピコニーモS素体Sバストのうちの子乗せてみた。
ちょっとギリギリ感はありますがシートにお尻のっけた状態でちゃんと乗れますよ。
しかもパワードスーツとして装着までできちゃう。
ピコニーモに着せる際はフーケと合体するためのジョイントを格納しておいた方がやりやすいです。
これなしでどうやって保持してるんだ、と思われるかもしれませんが背面をタンクカバーとシートでロックする機構が元々ありまして、それで形態維持してます。
サイズは元々胴体の長さがほぼ等しいので特に調整等する事なく着れるんですよ、これ。
動かしても全然平気。
武器も武器持ち手使えばギリギリ持てますよ。
多分行けるだろう、とは思ってましたが予想外に親和性高くてビックリしました。
でも全体のバランス的にはM素体の方があってるんだよね、という事でM素体にもあわせてみた。
M素体LLバストの雨嘉さんに装着してみますよ。
なんで雨嘉なのかというと、後ろ髪があると干渉して装着できないからです。
乗せるとこんな感じ。
脚が長くなるのでかなり自然に乗れます。
雨嘉の場合、後ろに襟足等がない事からこの体勢で正面向けるのもまたよし。
装着するとこんな感じ。
前髪というかサイドから前に伸びてる部分が干渉しますがなんとか着れますね。
またLLバストという事でちょっと胸でかくなるんですが問題なく着れました。
もともとアーマー着こんでる素体に着せる事から余裕がありかつパワードスーツの可動範囲が広い事もあわさって吸収出来てるんだと思います。
全体のバランスが本来の装着者に近い事もあって、こっちの方がそれっぽい気がします。
色々と検証してみましたがM素体リリィだと着れるのはこの2人のような後ろに襟足がほぼない子に限られるっぽいです。
日葵様とか聖恋でもいけそうですね。
因みに松永隊長位の長さでもアウトでした。
カスタムリリィType-Bの後ろ髪の長さがギリギリ干渉しない長さで、それ以上だともろに干渉するみたいです。
S素体はうちの子以外特に調べてませんが、ロングの子はあまりいないので着れる人は多いと思います…梅様は着れましたよ。
という訳で千値練よりRIOBOT 機甲創世記モスピーダ 1/12 VR-038L バートレイ フーケの簡易レビューでした。
リリィに着れるかどうか、というのを検証するついでに書いたのでレビューとしては軽めですね。
変形玩具としてはかなり良く出来てると思います。
この手の玩具にありがちなポロリ等も特になく、遊びやすかったですし。
変形、装着の際に塗装が剥げそうな部分がありますが…まぁそれはこの手の塗装済み変形玩具のお約束みたいなもんですしねぇ。
また全体的に合金が使用されているため、強度が高いのもいじっていてありがたいですね。
強度に関してはかなり気を遣われているのでは、という印象がありました。
一部クリアランスが結構ぎりぎりな所がある事、気を遣われているといっても破損の危険性がありそうな部品がごく一部ある事は注意するべき点かな、と思いましたかねぇ。
ただここら辺は元ネタ的にどうしようもない気がします…これ完全変形させたのはやっぱすごいわ。
リリィユーザーとしてはバイクとしてもアーマーとしても使える、というのがポイント高いですね。
全員が着れるわけでもないのでそれ目当てに買うのはおススメしませんが、こういう遊び方もあるんでないかい、という事で。
本当、予想以上にしっくりきてビビりましたわ。
ただ本来のロック機構使わないで固定してるのでやる際は自己責任でお願いしますよ。
割と高いしねぇ、これ。
今回紹介したもののAmazonへのリンクはこちらです。
私は良く知らなかったんですが、この機体の立体化ってだけでも珍しいみたいですね。
割と高止まり気味ですが探せば安いのもある…かも。
タイトルにもなってるモスピーダはこんな感じのようで。
これはこれで欲しいところ。
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