アサルトリリィ LoG の感想。

2020年1月23日

既存の人もご新規さんも楽しめる良い舞台だったと思います。
個人的に一番燃えたのが全員勢ぞろいしてCHARM構えた所。

という訳でアサルトリリィ League of Gardens、例によって例のごとく、初日と千秋楽観に行ってました。

今までとはガーデンも違えば登場人物も違うし、百合ヶ丘女学院ってラノベとかにもなってるんだがそこら辺は反映されてるのかしらねー、とかルドビコ女学院どういう風に絡むんだ、とかいろいろ気になる所はあったんですが面白かったですよ。

ドール好きな人的にもおお!と思うところありましたし。
ヘビーなユーザー以外分からないんじゃないか、というギミックが地味に入っててちょっと感動。

ネタバレ気にしないでつらつらと感想等を書いてみようかと。
因みに今回の舞台、メディア化されるらしいですよ。

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全体の感想とか。

演者さんの事は多分他の人がたくさん話されてるだろうなーと思うので主にそれ以外の事をだらだらと書こうかと。
一応捕捉やらなんやらは入れてますが無駄に長いです。

また俺的には各ガーデンが協力してできた選抜隊の方が思い入れが強いのでそっちメインで書こうかな~みたいな。

Leagueって同名とか仲間って意味らしいですが、「ガーデンの連携」って感じですかね。
そのタイトル通り、色んなガーデンが協力してHUGEを倒す!っていう感じのお話でしたねぇ。

前半はアサルトリリィ~一柳隊、出撃します!~ (GCノベルズ)をベースにした感じで百合ヶ丘女学院メイン、ラノベの後半でも安藤さんを助ける話があるんですがそこからはほぼオリジナルストーリー、という感じの流れになってましたかね。

ラノベ版ってこれの他にもアームズっていうのがありますが、こっちには自然に繋がる感じで終わってたと思いますが…ダインスレイフカービンもう出ちゃってるしな…

個人的にはラノベで一柳さんと楓さんがいちゃいちゃしてるシーンがまさかの実写化ってだけでも嬉しいですよw

まさかそんなことになるとは思ってなかったしねぇ。

週刊リリィ新聞も出てきましたしね。
まさかプロジェクターでやるとは思ってなかったぜ。

百合ヶ丘女学院の面々はほぼほぼイメージどおりでしたねぇ。
一柳さんはいざという時は決めるリーダーって感じでしたし、楓さんは楓さんだし。

二川さん役の西本りみさんって前の舞台では超エリートの日葵様やってたのでどんな感じになるのかな~と思ってましたが超二川さんでしたね。この方、前はめっちゃカッコ良かったんだよねぇ。

因みにラノベ版及びドール的な設定と一番違ってたのは夢結様なんじゃーないかと思います。

舞台では装備の変遷がダインスレイフ→ブリューナクってなってましたがラノベ&ドール的にはブリューナク→ダインスレイフ→グラムって感じです。

また2年前の話がより重い感じになってますね。
お姉さまを失った時の記憶がないってのは一緒ですが、手にかけたかもしれない、というのは舞台版の設定かな?

後半は各ガーデンとHUGEとの決戦って感じでしたが個人的にはもう色々と感無量ですよ。
ルドビコ版最初から見てますしねぇ、俺。

ルドビコ女学院は今回も今回で何か暗躍しているようで何よりです。
ただここら辺はご新規さんだとわかりづらかったかもしれないっすねー。

非常に簡潔に言うとルドビコ女学院はHUGEを滅ぼすというか利用するためなら倫理とか人権なんざどうでも良い…リリィには当事者だろうとそんなこと伝えないけどなぁ!という上層部が割とガチで狂ってるガーデンなんですよね。

何か事情があるような気もしますが…出てくる大人基本マッドな人達だからなー、あそこ。
いつのまにやらアサルトリリィの暗黒面を象徴するような感じになってますねぇ。

まさか舞台というコンテンツのガーデンがここまで存在感発揮するとは思ってませんでしたが。

今回幸恵様と佳世様が大活躍してましたがこの2人はそこら辺の事情は時期的にもまだ全く知らないと思います。

このガーデンの何が性質悪いって所属してるリリィは人間的にかなり出来てる人たちだって所なんですよね~。

幸恵様も佳世様も前回の舞台では大活躍でしたよ。
というか幸恵様はギガント級並みに強い相手ともタイマン張れる位に強かったりもしますが…

尚佳世様は前回の舞台でもコメディからシリアスまで幅広くこなせるとても面白い人でした。
アドリブとかも結構入れてると思うんすよね、佳世様。

また一柳さんと夢結様の関係って佳代様とつぐみの関係とも似てるんですがバックボーンが相当違っててここら辺の相違ってのも個人的には興味深かったですね。

というか夢結様の狂いっぷりは群を抜いてる気がしないでもないですが。何か意味があるんだろーか。

またこのガーデンってHUGEを操る事は完璧には出来ませんがケイブというHUGEを出現させるためのワームホールを操れる上に安藤さんとはまた違ったタイプの強化リリィを自力で作れる、という技術的に非常に発達してるガーデンだったりします。多分琴陽さんは親友をよみがえらせたいんだと思いますが…悲劇の予感しかしないなぁ…

ノインベルト戦術も選抜隊のやつは非常に洗練されてて良かったですねぇ。
アサルトリリィの舞台って殺陣も見どころの一つだと個人的には思ってますがかっこよかったです。

2人が協力してやるシーンとかもかっこよかったですし。
一番印象に残ってるのは走っていって手つないでくるっと回って方向転換してってシーンですかね。
あれすげぇカッコ良かったです。

船田姉妹もいー感じでしたし。

御台場女学校って変わった人が多いという設定あった気がしますが…まぁ確かにw

お互いに共依存ならぬ狂依存してそうなところがいいですよねぇ、あの姉妹。

こういうのって普段面倒見てる方が壊れた時が怖いってのがお約束ですが…妹の方に何かあったらお姉ちゃん更に発狂するんじゃねぇだろうな…

彼女らは割と面白い設定があるのでフューチャーされたらいいなぁ、とか思いました。

どうやら10月の舞台にそのままお話がつながるみたいですが、今後がどうなるのか楽しみですね。
流れ的に今回出た選抜隊にもまた出番ありそーよね。

個人的に一番燃えたのは

石川葵が出た事ですね!

実は4種類ドールが出ている石川葵。

ここら辺を軽く説明しますと葵ってかれこれ6回転校してまして中等部1年の頃にルドビコ(一番左)にいて、中等部3年の時に聖メルクリウス(マフラー巻いてる子)にいた、という設定があるわけですよ!

んで、聖メルクリウスの時に楓さんと物凄く仲良くなり(同棲する位)、元々は百合ヶ丘に行きたかったんだけど違うガーデンに行かざるを得なかった、という設定があるわけですね!

この2人が舞台で再開!
まさかそういう展開になると思ってなかった!!

更にルドビコ女学院時代には鳴海・クララ・優子& 宝城・モニカ・朝妃と友人だった、という設定があって葵の演者さんと朝妃の演者さんが一緒!

ドールの設定とルドビコ女学院の舞台を見ていない人には分からないというかなりマニアックなギミックがしこまれてるんですよねぇ、この子。多分偶然じゃないと思うんだが。

割と設定厨なところがある私としてはこれは非常に楽しめましたね~。

この手の話だと椛の武器がグングニルカービンだった、とかもありますかねぇ。

それでいくなら楪の武器はグングニルカービンかアステリオンでも良かったんじゃねー、という気もしますが…というか今回の舞台でドール化されてるのは半分位ですが軒並みドールに付属してる武器と使ってる武器違うんですよね…

唯一使ってる武器とドール付属の武器が同じなのが葵だったりします。

色違います(赤いトリグラフがついてるのはこの人)けどね…
因みに舞台上では合体状態で使用してましたが、これ分離できるんですよ。

ただこの葵って出たのが5年前だし旧素体で強化素体じゃないから動かないしプレミアついてるし(ルドビコ仕様&相模原女子一般制服仕様に比べればまだ手に入りやすいが)と色々問題ありますが…

設定的に気になった部分とか

設定厨の戯言なので気にしないでください、って感じの話ではありますが…

1.CHARMの射撃形態の弾丸はなんなのか。

設定上はレーザーライフルってなってるんですけど撃つときに反動来てるし、リロードしてるっぽいシーンあるし、風が強いと攻撃が反れる、という言がある事からもレーザーじゃないんじゃねぇか、という気がしてます。レーザーだったら風が吹いたくらいじゃ直進性は多分変わらないはずなので…

舞台の演出上の都合、という気がしなくてもないんですがあえて理由をつけるならマギをまとった弾丸を撃ってるor実はビームなんじゃね、と思ってますかね。

因みにレーザーは光を照射するものでビームは粒子を打ち出すもの、という違いがあって理論上はビームなら反動がある…はず。

個人的にはマギをまとったビーム説を押します。
何故ならその方がスペース的な問題も少なくかつかっこいいからだ!

2.マギと魔力は違う?

劇中にて物質がマギにより怪物化したものがHUGE、というセリフがあったんですが無機物でも怪物化する可能性ってあるんですかね。

またマギクリスタルを起動させるために魔力を込める、というシーンがありますがここから察するに魔力とマギって別のものなんじゃねーかな、と。

HUGEが発生→マギが発現→それを利用するためにマギクリスタルが作られる→CHARM完成

という流れが綺麗かなーと思いますが。

仮にそうだとするとHUGEを倒すためにHUGEの力を使ってるって話になるんですがそう考えた方がしっくりくる部分もあったり。

また劇中にてHUGEがマギリフレクターという障壁で攻撃を耐えるシーンがありますが、魔力障壁はリリィの標準装備だったりするので性質が結構違うんじゃないかな~、みたいな気もしますね。

HUGE細胞を利用してマギを大幅に強化したけど肉体がそれに耐えられない、というリリィもいますし基本的に人間と相性悪いのかもしれないっすね、マギ。

HUGE細胞に感染した動物がHUGEになる、という設定もあったかと思うんですが

ここら辺は二川さんがツイッターで説明してくれてるかもしれませんね。

3.時系列的にどうなるんだ

今回の話って一柳さんが入学した直後だと思うんで4月位の話だと思うんですけど、既にカービンシリーズが出来てるんですよね。

でこれってラノベ版だと一柳隊結成後に作られた物…っつーか続編のアームズの前半はこれができるまでの話だったりします。

また幸恵様って色々あってテンプルレギオンからアイアンサイドに所属変わってるんですけど劇中だとジャケットはテンプルレギオン仕様だけど武器はアイアンサイド仕様になってます。

んで、アイアンサイドってできたのが恐らく夏以降なんですよね。

もしかしてここら辺ってパラレル?という感じもしますね。

因みにルドビコ女学院はシュベスターの祈り、秘密ときてその2つの再構成版の誓いが続編の白きレジスタンスに繋がっている、という流れになってるのでパラレル設定でも問題ないんじゃね、って気がしてますよ。

無理やり整合性付けるとしたらカービンシリーズの設計自体は既に終わってて百由様がパテントを販売なり譲渡なりして、それらを使って各ガーデンが独自に製造、アームズで作られたのはいうならば百合ヶ丘仕様のものであり、幸恵様の方は新型CHARM自体は割と早い段階から受領しててとりあえず使ってみた、という感じになるのかなぁ、とか。

そもそも9人いないのにテンプルレギオンジャケット着てるのはおかしくね、という話もあります(テンプルレギオンは指名制で指名を受けたものがジャケットを着る)が…

リリィの用兵的に9人を連携が取れないほど分割する意味ないですしねー…

あえて言うならここまで事態が悪化することを想定していなかった、という可能性はありますかね。

まぁここら辺はほんっとーにどーでもいい部分なんですが設定厨的にはどうにかこうにか理屈つけたくなるんですよねw

劇中最初に出てきた中学時代の一柳さんってカスタムリリィType-Dの制服着せれば再現できるんじゃね?と思ってやってみた写真で〆。

色合いは近いんだけど割と違う、という事にやってから気づきましたよ。

という訳でアサルトリリィLoGの感想でした。

なんか非常にまとまってない感じがしますが…
気が向いたら追記修正でもしようかねぇ。

今回の舞台のお話の前半のベースになったんじゃないか、と思われるラノベ版のAmazonへのリンクはこちらです。

電子版なんて出てたんだな…

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