実は部品取りとして開けた事はあっても作ったことはない、という俺としては相当珍しいセットだったりします。
3年たってようやく開封か…
というわけで今回はレゴクリエイターより、
レゴ クリエイター・タワーブリッジ 10214
をレビューしますよ。
総ピース数4,000超えという大ボリュームのセットだったので今まで開封できずにいたんですが…
もういい加減レゴを積むのはやめよう、という事で一念発起して作ってみました。
作るのは苦行でしたがやり応えのあるセットでしたね。
これを作っても尚レゴがすき、といえれば貴方も立派なLEGOマニア。
箱
表はこんな感じ。
それはLEGOというにはあまりにも大きすぎた。
大きく、分厚く、重く、そしてあまりにも大雑把過ぎた(以下略)。
箱がでかいセットってものによっては軽かったりしますが、これは非常に重いです。
通販以外だと買う気にならねぇなぁ、ってレベルで。
きらりと輝く4287の文字。
品番?
いいえ、ピース数です。
このレベルのLEGOってなっかなかないですよねぇ。
幸か不幸かタージマハル作ったことあるんで、これが相当大変だ、という事も分かっており、開けられずにいたんですけどね。
因みにこれ、時期によって微妙にピース数が違うみたいです。
地味に長い間カタログに残ってたからですかねぇ。
裏はこんな感じ。
確かこれロンドンのタワーブリッジ元にしてるんでしたっけか。
オリジナルを良く知りませんが。
箱の上の部品表。
種類は少ないですが、1個1個の量が半端じゃないという。
そんな感じなんでこれ、同じような作業を延々と繰り返す事になります。
それもこれをあけてなかった理由の1つだったりしますね。
てつじんさん、マゾじゃないの。
中身
中身はこんな感じ。
ブロックの山!という感じですね。
メタルマックスのジャンクヤードってこんな感じなんだろうな~。
インストは3冊。
説明書の量的にはグランドデパートメントとかそこら辺と変わらないですね。
ボリュームの割に3冊ってなんか少なくね~、と思ったそこの方、ご安心ください。
左上と右下にご注目。
80工程あるものを2回繰り返す、という素薔薇しい初見殺し仕様になっております。
構造的にそうじゃないか、と思ったんで確認しといてよかった。
流石にすっさまじい量なんで適当に製作風景とってみました。
3時間経過後の様子。
この時点で1冊目が終わっていません。
普通のレゴだったら3時間もあれば作り終わりますが、流石4桁、格が違った。
1冊目終了の図。
何が絶望的ってこの時点で…
半分いってないんですよ。
またこの手の建物系って1冊目が最も難しく時間がかかる仕様になってる事が多いですが、これは伸ばしてくだけなんで、3冊ほぼ均等に負荷がかかります。
あれですね、血反吐を吐きながらマラソンしてるとかそんな感じでしょうか。
2冊目終了の図。
この時点で7時間とか経ってた気がしますね。
冒頭に紹介した80工程×2はここでようやく出てきます。
やった、ようやく終わった!と思った時に出てくる×2の表示はまさに滅びの言葉、やる気に対する致死ダメージになりかねないので、説明書はちゃんと確認しましょう。
バルス!とかザラキ!とかそんな感じよ。
よーやく完成したよの図。
これ作りながらラジオ聞いてたんですが、そこから計算すると製作時間は8.5時間でした。
途中ご飯食べたのとちょっと長めの休憩取った以外はほぼぶっ続けで作ってましたね。
これだけ巨大なレゴをほぼぶっ続けで作り続けることが出来ました。
ありがとうりめいく、ありがとうはるかさん、ちなみさん。
完成
ドドンと完成、タワーブリッジ。
あまりにもでかくて撮影スペースに入らなかったので、鏡像反転してそれっぽくしてます。
バラにするとこんな感じ。
全部つなげると模造紙で作ったセットの横を飛び出るので、80センチ近くになるのではないかと。
個人的にはこのセットは作り終わった時が最高潮である!なセットだと思ってる(ギミックとか特にないし見た目的にもそんなおもろない)ので軽めにご紹介ですよ。
タワーブリッジ、中央。
適当に色々と。
結構シンプルなつくりになってます。
というか実際の建物ってこういうシンプルなやつ多いもんですけどね。
LEGOの建物が装飾こりすぎ。
橋はこんな感じに跳ね上げられます。
多分船が通るんじゃーないかと。
レゴ的にはペグで動かしてるだけなんで、そんなに凄いとかどうとかってんじゃないですね。
車はこんな感じです。
結構変わったスケールなんで、車も変わった作りになってますかね。
どちらかっつーとナノブロックの情景シリーズを思い出します。
左右の部分はこんな感じになってます。
ここは同じようなユニットを40個作ってつなげるという中々の苦行ポイントになります。
これが最後の方にある、というのが本当に良く出来てるなぁ、と思いますね。
体が、心が、砕かれる。
ミニフィグと大きさ比較。
よほどあおらない限りミニフィグ視点では全景が収まらないという。
1/12を乗っけてみた。
2つはフィグフィグ。
1/12サイズ、というわけでもないんであまりあいませんが、大きさの参考にでもなればなぁ、と。
映画の1シーンっぽい感じで。
ミニフィグだとあれですが、1/12のアクションには使えなくもないです。
ちなみに敵は装甲剥がしたタフさんですよ。
というわけでクリエイタータワーブリッジでした。
普通のレゴじゃ物足りなくなったヘビーユーザーにお勧めですね。
というかそれ以外の人間は手を出してはいけない。
完成品が結構あっさりしてるので、過程を楽しむタイプの人じゃないとがっかりするかもしれませんが、このボリューム感はパネェですよ。
部品的にはタンのポチスロとかブロックが大量に手に入るので、役に立つ人もいるかと思います。
前はこれが半額位だったのよねぇ。
既に絶版品ですがこういうのもあったんだよ、という事で。
一時期この手の無駄にでかいセットがたまに出てましたが、今はそうでもない辺りやっぱ売れなかったんだろうなぁ。
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既に絶版ゆえに高いんだか安いんだか良くわかりませんが、定価4万弱だった気がします。
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