ビリーのドールハウス「ラーメン屋」を作ってみた

2019年11月1日

初心者向け、との事ですが実際のところはどうなんでしょうね、と思っていたのでガチの初心者が作ってみましたよ。

というわけで今回はビリーのドールハウスより、

ビリー 手作りドールハウスキット 昭和屋台キット ラーメン屋 8535
を作ってみますよ。

こういうドールハウスは本当に作ったことない(家具は何回か作ったことありますが)んですが、さてはてどんなもんなんでしょうかね。

難しいところは特になかったんですが、結構めんどいかな~と思いましたかね。

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パッケージはこんな感じ。

意外にコンパクトです。

レゴでドールハウス作ったりはしましたが、こういうキットを作るのは初めてですねぇ。

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今まで作った家具(チェスの写真は机を自作)

こんな感じの小物家具は作ったことありますが、さてはてどんなもんなんでしょう。

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袋から出してみた。

こんな感じに結構色々入ってます。

このセット、屋台のほかにも各種小物を作るのでそれ用の部材も入ってるんですよね。

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更に中のものを出すとこんな感じ。

木材はもちろん、木やら発泡スチロールやら結構色々入ってます。

基本的な作業は普通のはさみとカッターで何とかかんとかやれますが、布用のはさみとかのこぎりとかあったほうが楽に作れると思います。

ボンドは入ってるので、接着にはあまり困りませんでしたが、一部両面テープとか使うところがあるのでそれもあったほうが良いですかね。

ちなみにこのセット、これだけ部材が入ってるんだから必要なものは全部入っている・・・訳ではありません!

これらに追加して

糸、割り箸、つまようじ、アルミホイル、塩、A4サイズの紙

といった感じのものが必要になります。
(別途必要なものということで説明書に書いてあるので詳しくはそっち参照)

パッケージに全部材料入っているというタイプのものかな~と思ってたので、ちょっと驚きましたね。
思ったよりも必要な道具が多かった、というのも驚きの要因でしたが。

あと水性ステインっつー塗料使うんですが、これも追加であったほうがいいかと思われます。
(一応ついてますが足りないと思われ)

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こんな感じにカットが必要な箇所もあります。

結構自分で手を入れる箇所が多いですね。
感覚的にはどちからっつーとガレキとか作るのに近いかも。

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屋台の骨組みはこんな感じ。

すでに加工されている木材をボンドで貼り付けます。

屋台の骨組みはあまり手を入れたりする部分もないので、結構あっさりと完成します。

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木材にステインを塗ってみた。

ステインは始めて触ったんですが、木の感じを出すための塗料なんですかね。

ある程度薄めて塗って乾かしてを3回位繰り返しましたかね。
因みにステインは乾くの早いんで、あまりリードタイムはなかったです。

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ずんばらりんとカット。

先ほどの説明書の通りにカットします。

カッター使ってカットしましたが、のこぎりとか使ったほうが良かったんですかね、これ。

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紙とはりあわせて障子を作ってみた。

紙にはこの後に使うという事もあってA4のコピー用紙を使いましたが、和紙とか使ったほうがもっとそれっぽくなる気がします。

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使わなかったのは屋台のディティールアップとして貼り付けます。

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その上からステインで塗装。

これで屋台はほぼ完成になります。

色合いがいまいち気に入らなかったので、このあともう1回ステイン塗りました。

その結果、ここでほぼステインを使い切っちゃったんですけどね…
この後の工程で使うって知らなかったからさぁ…
説明書はちゃんと読みましょう。

ここからは小物の作成になります。

ステインほぼ使い切っちゃったのと、屋台が完成したことでやる気ゲージがかなり下がっちゃったのもあるんでざっくりと解説。

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ボール紙を切って~・・・

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紙にプリントされている物を切り出し~・・・

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ポンッと看板作成。

ボール紙は他に鍋とかに使いますよ。

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この布を切り出し~・・・
(注:これ切るときに裁ちばさみ使いました。普通のはさみで切れるのかね、これ)

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折って貼ってで座布団が完成!

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鍋やら岡持ち用に発泡スチロールをカット。
(注:完成時の写真撮り忘れました)

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クレープ紙にティッシュペーパーを2枚貼って~・・・

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ようじにまるめて長ネギ完成!

さらさらっと流しましたが、これで小物も全て完成です!

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完成!

昭和、というよりか下手すりゃもっと前の時代のラーメン屋さん、完成!

下の土台は塩をボンドで貼り付けて砂地っぽくなるようにしてますが、上手くいかなかったんでかなりあらが目立つ(汗)

緑のフカフカ(正式名称知らん)とか小石とかいろいろとディティールアップ用のパーツはあるんですが、既に気力が尽きていたためあまり有効活用してないですね。

本来は商品名の書いてある札も屋台に貼れ、と書いてあるんですが個人的な好みとやる気の問題からその部分はオミット。

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くるくるくるっと。

机の上に載ってるラーメンはレンゲも含めて完成品になります。
これも作れ、といわれたら発狂するところだったw

後ろにおいてあるのが岡持ちになります。
もっと濃く塗った方がそれっぽくなるんでしょうが、もう塗料がないのだよorz

鍋も本来は蓋の部分にステイン使うんですが、アルミホイルで代用しました。

ステインがあれば裏側も塗りたいところですが、これどこに売ってんだかわからねぇんだよなぁ。
ホームセンターに行けばあったかもしれませんが。

さてさてこんな形でドールハウス作ったわけですが。

ドールハウスというからには、ドールやフィギュアと絡めて遊んでみたい!と思うのが人情って~もんじゃないですか。

しかしながらこの商品実はかなり小さくてですね。

15センチサイズのピコニーモ武装神姫、ちょっと小さいfigma、それより小さいデュエルメイドとあわせてもオーバースケール気味になります。

デュエルとでもダメならミクロマンだって怪しいな…
(あんまり持ってませんが)

ここまでやっといてキャラクターに絡めることができないなんて、そんなのあんまりじゃないか…

と絶望しかかっていたそのとき、ついに現れた救世主!

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その名も素敵、ポーズスケルトン

ミクロマンよりも更に小さいこいつらならこのラーメン屋に合わせられます!
これが人の進化の可能性・・・!
(フレームしか残ってないけど。当ブログのレビューはこちら)

余ったスチロールに商品の札はっつけたのはオリジナルのやっつけです。

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疲れた現代社会人の前に、ある日突然ふと現れるラーメン屋があるという…だがそこにいるのは人あらざるものたちだった…的な感じで〆!
小泉八雲の怪談にこんな感じのなかったっけ・・・?

というわけでビリーのドールハウス「ラーメン屋」のレビューというか製作記録でした。

やることは材料切って貼って塗ってという感じなので、確かに難易度は低いと思います。

本体自体は既に加工済みの状態でほとんどの部品が入っているので、貼るだけで骨組み出来ますし。

各種小物は自分で作るものもありますが、完成品で入っているものもありますし、小物の作成難度もそこまで高いものではないな、と思いました。

ただ自分で用意する材料やら工具やらが結構多いです。
はさみとナイフだけだと中々きつい部分もちらほら。

買ってあけて説明書どおりに作ればはい完成!というほど簡単なものではないので、そこそこ人を選ぶかな、と。

俺はドールと模型やってるんで工具とかには困りませんでしたが、そこら辺の趣味やってる人じゃないと作るのきついんじゃないかな~と思いましたかね。

またサイズがかなり小さい、というのもマイナスポイントでしょうか。

それこそ10センチ未満の大きさのフィギュアなりドールじゃないと合わせられないので。

ドールで最小サイズといわれて俺がパッと思いつくのはオビツ11ですが、それだってちょっとオーバースケール気味だと思いますしねぇ。
(ポーズスケルトンは8センチくらいです)

ただドールハウスって自作するにしろキット買うにしろ普通にいい値段するので、この値段でドールハウスの製作が楽しめる、というのは売りになると思います。

付属のステインとボンドが結構すぐ乾くので、待ち時間もあまりありませんし。
材料が揃った状態なら、休日1日あれば完成までいけると思います。

ドールハウス作ってみたいけど値段が、時間が、スケールが…
と思っている方には最適解の1つだと思います。

最近は模型屋さんとかに売ってることもあるので、一度手にとって見るのもいいんじゃないでしょうか。


Amazonへのリンクはこちらです。
結構在庫変動してるんで、人気はあるんじゃーないかと。


その他のビリーのドールハウス。

マルシェキットはサイズ的にも気になりますが、かなり時間かかりそうだな…

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雑記

Posted by てつじん