世にも珍しい(と思われる)ミニフィグが最大の魅力!
というわけで今回はバイオニクルより、
8624 Race for the Mask of Life
をレビューしますよ。
出たのは相当前(多分6,7年前)ですが、ひょんなことからゲットできました!
もうシリーズ展開終わっちゃってるので(続編に位置するのがヒーローファクトリー)手に入らないかなぁ、と思ってたんですが・・・これ欲しかったんですよね~w
箱

表。えっらい気合入ってますね。

裏はこんな感じ。
ちなみにこのセット、バイオニクルではありますがシステムブロックがメインになってます。
バイオニクルの頃はこういうセットがあったんですよねぇ。

このセットの目玉、バイオニクルのミニフィグ!
箱裏の下の方に載ってる部分をアップで。
これがどうしても欲しかったんですよ!既に絶版という事と、日本ではニクルのミニフィグが入っているセットがそもそも発売されていない(多分)という事情があり、結構手に入れづらいんですよね、これ。
中身

パカッと箱を開けるとこんな感じ。
これだけ見ると完全にシステムのセットですよね。

中身を出すとこんな感じ。
1~3番の袋にインスト1冊、ミニフィグ用の武器パーツ一式がついてきます。

個人的な目玉その2、バイオニクルの武器(ミニフィグサイズ)!
バイオニクルってそれぞれのセットに専用武器がついてたんですが、それのミニフィグサイズのものが入ってます。
全部で12個入ってましたかね。
キングダムやスターウォーズとはまた違ったフォルムが素敵ですねぇ。
これも欲しかったんだ、これが。

・ミニフィグ
このセットの何がいいって、この超変わった形のミニフィグですよ!
ヒーロー側4体はこんな感じになります。
両手に武器持ってますが、余ってたんでとりあえず全部持たせてみました。
右手に持ってるのが多分本来の武器です。

後ろから見るとこんな感じ。これミニフィグだってパッと見分からないよなぁ。



作りは基本一緒なんで、一体だけピックアップしてご紹介。
頭は敵味方共に1ポッチ分穴が開いてまして、なんかさせます。

武器装備状態。
腕はエクソフォースの敵ロボットミニフィグと一緒の構造ですね。

普通のミニフィグとの相違点をザッとあげると
・腰関節がある
・足幅が3ポッチ
・足は非稼働
といったところでしょうか。人型ミニフィグで腰回転できるのは、このシリーズだけじゃないかなぁ。
ちなみに足に空いてる穴はポッチにさせるので、ちゃんと固定できますよ。

こちらは敵サイド4体。
ヒーロー側は顔と色が違ってますが、こちらは色が違うだけですね。

後ろから見るとこんな感じ。
ヘッドパーツの後ろについてる穴に、海藻っぽいパーツをつけてますよ。
下半身と腕は色が違うだけで、構造は敵味方共に一緒ですね。
もうこれ紹介するだけでいいんじゃね?っていう気もするんですが、せっかくなんで宇宙船(バトルシップ)?も紹介しますね。
ほぼ普通のシステムと一緒なんで、普段バイオニクルさわらない人にも作りやすいと思います。

・完成!
1番の袋から出来る正義側のシップ。

正面から。
支援メカっぽくて結構かっこいいんですけどね、これ。

横から。
バイオニクルのシリーズって書いてなかったら、スペースのセットにも見えますかねぇ。
大きいパーツがメインの構成になってるので、作り事態は結構簡素です。
後ろに生えてるシャフトを回すと・・・

こんな感じにパカッと口が開きます。
こういうところはバイオニクルっぽいといえるかも(どちらかっつーとテクニック系か?)。

口の中には砲弾が鎮座ましましてます。
でもこれここにあったら次弾装填できないんじゃ・・・
自動装填装置でも入ってんですかね。

2番の袋から出来る敵さんのシップ。

正面から。
ニクルのマスクがあるせいか、かなりそれっぽくなりましたね。

横から。
ちなみに顔の方にあるのは見たまんま腕ですよ。
なんかどっかの作品にも腕が生えた戦闘艇っていたなぁ。

後ろから。
下の方にあるギアを押し込むと・・・

手がパカッと開いていらっしゃいませ。

もうこの時点で勝敗ついてるんじゃないか、という気もしたんですがSTGにもこんな感じの厨ボス中ボスいますよね。
遠距離戦当たり前なところに近距離武器持ちこんだからといって負けるわけじゃないんですよ、多分。
3番の袋からはこんな感じの門っぽいのができます。


横&後ろから。
これ土台に使ってるのはこの当時のバイオニクルのパッケージについてたやつだと思うんですけど、どうですかね?見たことあるような気がしますし。


ギロチンギミック。
写真から見て右側のシャフトを抜くとギロチンが落ちてきます。
首だけさよならじゃ済まなさそうですがw

上の方から押し込むことで門を閉めることもできますよ。
輪ゴムのギミックなんで、押してないと元に戻ります。

セットに入ってる船と門勢揃いの写真で〆!
勝つのはどっちだ!?
というわけでRace for the Mask of Lifeのレビューでした。
和訳すると命のマスクのためのレース、ですかね?
うん、訳しても訳わかんなかった。
ちなみにバイオニクルのミニフィグが入っているセットは他にもいくつかありまして、当時は「システムニクル」とか呼ばれていたみたいですね。
でもこれ、多分日本には1個も入ってきてないんだよなぁ。このミニフィグに価値を感じる人はそれなりにいそうなんだけどな。
このミニフィグに価値を感じる方は購入を検討してもいいんじゃないでしょうか。
それ以外の人だと、イマイチ購入には踏み切れないかな~って感じがしますかね。
ブロックとしては結構大味な作りですし。
バイオニクルはヒーローファクトリーの前身にあたるシリーズですが、ヒーローファクトリーでは出さないんですかね、ミニフィグ。
Amazonへのリンクはこちらです。
流石にこの値段だとどうだろうね(汗)
他のバイオニクルミニフィグが入っているセットをいくつか。
ニクルも年によって主役キャラが違うので、結構種類あるんですよね、実は。
コメント
これはまた懐かしいものを!
バイオニクルのミニフィグ入りセットは確かクリブリにもあったような気がします
それとMask of Lifeで「命のマスク」だったような・・・
にしても敵さんの船はどっちかって言うとホバークラフトみたいで、
どう見ても空飛びそうな主人公側に勝てなさそうですねw
>milkさん
コメントありがとうございますm(_ _)m
ご指摘、ありがとうございます。
クリブリにもあったんですね!
一応調べてはみたんですが、クリブリに売っていたという記述を見つけられませんで(汗)
結構前のセットですしねぇ、これ。
敵と味方でちょっとした技術格差ありますよね、これw
敵さんの船はあの形状で飛んでるってことはすごいですが、戦闘能力はイマイチそうですし。
おお、レゴ社の暗黒期を象徴するアイテムが…!w
まぁ、当時のレゴ社の傾向が傾向だったとはいえ、個人的には通常ラインではフォロー出来ない村とかピラカのアジトみたいな世界観をフォローする大道具的なアイテムが欲しかったですねー
このセットのいう「生命のマスク」とはイグニカと呼ばれるカノイマスクの事で、善玉のトーア・イニカ(マタ・ヌイ島の各村に住んでいたマトラン(村人)がレッドスターからの雷の力でトーアに変化)達はマトラン・ユニバース(ざっくり言うとバイオニクルの住んでる星)の神で、マクータの放ったウィルスによって瀕死状態にあるマタ・ヌイを救うためにイグニカを探す旅をしている、というのがこの頃のストーリーです。
ちなみに、このセットに入っている悪玉のピラカは元ダークハンター(バイオニクル世界の巨大なマフィアグループ)で、自分達の利益の為にイグニカを探しにヴォヤ・ヌイ島にやってきたようですね。
システムニクルはヴォヤ・ヌイ島編(2006年)までは日本語版カタログに載っていた記憶があるのでなんやかんやで出てたんだと思います。
マーリ・ヌイ編(2007年)のものはクリブリでも見かけた記憶はちょっとないですねぇ…
>イグさん
その当時を知っている人にとっては結構あれな感じな位置づけなんですかね、このセットw
ミニフィグはいいんですが、肝心のブロックがかなり大味だなぁ、とは思いましたが・・・
>大道具
村とかアジトもあったら楽しいですよね!
オリジナルでストーリー作るとか結構力入れてたみたいですし、システムの方でももっと展開してほしかったですねぇ。HFも今からでもきっと遅くない・・・はず!w
詳細なバックストーリーの解説、ありがとうございますm(_ _)m
結構色んな要素が混ざったストーリーだったんですね・・・
命のマスクってそういう意味だったのか。
ここら辺は興味はあるんですが疎いので、説明していただけると非常に助かります。
ニクルのストーリーは一度一気に読んでみたいな~と思っているんですが・・・
>システムニクル
初期の頃はカタログにも載ってたんですね!
だからクリブリにも最初のやつはあったんですねぇ。
レゴやってかれこれ4、5年くらいになりますが、クリブリでも一度も見たことなかったので、てっきり最初から国内にはないものだと思っていました。
日本では受けが悪かったんですかねぇ。
結構味があっていいフィグだと思うんですが。