完全変形めかさくや

2019年3月7日

これは「せかいいちかっこいいしょうしゃ」を目指すわんことその仲間たちの物語の主役になる予定のロボットである!

・・・長いな!!

というわけで、久しぶりにいぬさくや新造してみました!
その名も
IS-010 めかさくやF型!



いぬさくや「しんがたがかんせいしましたよ」


いぬさくや「どとーんと」


<IS-010:めかさくやF型>
機械式狗型決戦兵器(機狗)ISシリーズの10番機。

<IS-09:ふぁいてぃんぐめかさくやMk2>をベースに、より機動性を追求しためかさくやだ。

動力機関として、新たに開発された紅茶機関を搭載しているぞ。
めかさくやに搭載されているDILシステムの機能をフルに活用するため、いぬさくやの姿を模したものとなっている。

少しばかり凛々しくなっている気もするが、気のせいだきっと。


装甲には超合金LEGOを使用しているため、見た目以上の防御力を誇る。

スカートは前回の全面を覆うタイプから、必要な部分のみを重点的に防御するタイプに変更された。


後ろにダブルポールジョイントで接続された巨大な推進器「リボンテック・ブースター」により凄まじくかつ変態的な機動性を発揮することができるぞ。

左肩に装備されているのは、「投擲聖剣エクスカリパー」。
切るとなまくらだが、投げつけると一撃必殺の威力になる不思議な聖剣だ。

右肩に装備されているのは、町からとれた超高純度のミスリルから作られた「ミスリルセイバー」。
生半可な幽霊位なら一撃で消滅させられるぞ。


両肩に装備されている「メカニカル・さくやちゃんスター」はいぬさくやの思った通りに動かすことができるぞ。
わかりやすくいうとファンネルだ。

1機につき、5本のナイフが内蔵されており、体内のミスリルがある限り、無限に打ち出すことができるぞ。


このように腕に装備することもできる。
そして今回も当然、このギミックがございます!

いざ、フュージョン!!



ガキンと展開!

両耳下部に内蔵されているBOMシステムは、瞬間的に爆発的な出力を得ることができる装置だ。


耳パタン。


わかりづらいですが、肩に腕を内蔵しております。




ジャキンッ!とリボンテック・ブースター展開!




フュージョン完了!


ふぁんとむわおーんツヴァイ。

どんなところにも30秒以内に到着することができるぞ!
(町の中限定)


新型の魔導エンジンにより、爆発的な加速を行うことができるぞ。


いぬさくや「こくぴっとっぽいところにせんさーがいろいろはいってますよ」


でかいさくやが守ります!

と、いう訳でめかさくやの紹介でした。

今回も
余剰パーツ?バカ言うな。
差し替え?論外だ。
という思想の元、完全変形に挑戦してみましたが、如何だったでしょうか。

「いぬさくや⇔戦闘機の完全変形」は何回も挑戦しているお題ですねぇ。

同じモチーフ、同じコンセプトで作り続けるってことはまずないでしょうが・・・

愛ゆえにという事でw
作ってる本人としては、自分のスキルや考え方の変遷が分かるので、
結構楽しいんですけどねw

肩の部分とかリボンテック・ブースターの造形とか首の部分のギミックとかでまだ改善したい点があるので、ストーリーに使う時はまたちょっと違った形になるかも。
まだもう1つのギミックが完成してませんしね(汗)

・用語解説
またの名を脳内妄想大解放。
これを知っているともっと作品が楽しめる、かも。

・紅茶機関
めかさくやF型のメイン動力機関。制作者パチュリー・ノーレッジ。
紅魔機関はその制作のために大量の血液が必要不可欠であり、人道的・量的な観点からも大量生産を行う事は不可能であるという欠点を抱えていた。

紅魔機関をベースとして、魔力の伝達媒体として、同じ「紅」の属性を持つ液体である紅茶を使用するように構造及び魔導回路を調整されたものが、紅茶機関である。

紅茶を使用する事で生産性の問題はある程度改善されたが、その総出力はオリジナルの3分の2程度にまで低下してしまった。

また、紅魔機関の持ついくつかの特徴(出力の限界突破等)が失われているという欠点はあるものの、クリーン且つ平和なエネルギー機関である。

定期的に内部の紅茶を交換する必要があるが、この時に排出される紅茶はとんでもなくまずい、とはいぬさくやの談。

めかさくやF型はこれに加えて、瞬間的に大出力を発揮する「BOMシステム」を搭載している。

・BOMシステム
凝縮した魔力を瞬間的に放出する事で、爆発的な出力を得るシステムの事。

めかさくやF型の耳にカートリッジが4発搭載されている(片側2発づつ)。

主な使用目的は殺人ドールの発動、霊撃、瞬間的な加速、時間を止めるためのエネルギーの確保といったところ。

1度使うと基地に戻ってカートリッジを交換するまで、使用回数を回復させることはできない。
重複して使う事も可能であるが、機体に負担をかけるため推奨されていない。

回数制限があるため使いどころが難しいという欠点はあるものの、機体のスペック以上の能力を発動する事が出来る、まさに切札的なシステムである。

・DILシステム
DirectImageLinkシステム。めかさくやF型の制御ユニットである、
「構造体」に組み込まれていたインターフェイスであり、操縦者の考えたことがそのままロボットの動きに連動する、という特徴を持つ。

その限界反応は非常に高く、ハードの性能さえ追いついていれば、ほぼタイムラグなしで思いのままにロボットを動かすことが出来る、という画期的な制御システムである。

ロボットの操縦の際にはそれ以外にも様々な判断事項が存在し、また「このような事をしたいからこう動きたい」というのは各個人によって差異がある。その差異を埋めるため、DILシステムは操縦者の思考・癖といったものを学習していくがこれはすなわち、「一度登録されたもの以外にはほぼ操縦不可能になる」という欠点につながっている。

現在の構造体はいぬさくや(長女)専用の制御システムとなっているため、他の操縦者ではめかさくやの性能をフルに発揮することは難しくなってしまっている。
(そもそも人間にはしっぽがない。めかさくやの特に空戦におけるバランサーとして使用するため、しっぽを自在に動かすことは必須の技能である)

いぬさくやが「古戦場」で拾ってきた構造体に元から組み込まれていたものであったため、その仕組みはブラックボックスと化している。

近年解明が進んでいるが、構造体全体の解析度が50%程度であるため、その仕組みを完全に理解できるのはまだまだ先になるだろうと思われる。

紅鉄機のインターフェイスはこのシステムを元に制作されている・・・
といわれているが、制作者本人が明言を避けているため、定かではない。

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オリジナル

Posted by てつじん