終わりましたねぇ、アサルトリリィBOUQUET。
関連作品の中では驚くほど綺麗に終わったなー、と思いました。
大抵の場合、何か続きそうな感じで終わってたもんなぁ、アサルトリリィ。
1.今回のHUGE
©AZONE INTERNATIONAL・acus/アサルトリリィプロジェクト
アサルトリリィBOUQUET 第12話より引用
今回のHUGE、オートケブヒンさん。
見た目は6話のHUGEの下半分って感じでしょうか?
ある程度ネストごとに似てるとかあるんですかねぇ。
ラスボス…の前座なわけですが中々強かったですね。
しかしまさか開始いきなりで結界を一柳さんの力で中和するとは思いませんでしたね…
基本的に今まで何かありそうに見えたところは大した問題ではありませんでした、という方向で話が収束していくんですよねぇ、今回。
また前回夢結様がルナティックトランサー発動してましたが、それはHUGEの結界の影響だったんだそーで。
他の人より影響が早く出た感じがしましたが、それはルナティックトランサー持ちだから、ということなんですかね。
だとすると画面に映ってないだけで影響受けてる人が地味にいるんじゃないか、という気もするんですが…
そもそもの話、なんだってそんなものだしてるの、という疑問もありますがこれはあれですかね、美鈴様の影響がまだ残ってる、とかなんでしょうか。
でも別に美鈴様ルナティックトランサー持ちじゃないしなぁ…
またこのHUGE、ガーデンに向かって攻撃したりしてましたが、一応狙いはガーデンだったんですかね?
だったらそれこそ初手で高度3,800Kmからそのまま落ちてくりゃ良かったんじゃないか、と思いますが…
今回マギ充填中のマギスフィア奪って自分のエネルギー入れたりもしてましたが、HUGEとリリィのマギって同じものなんだし、カットした時点でぶち込んどけばよかったのでは…と素朴な疑問があったりもしましたが。
一柳さんのグングニルが汚染されてるような描写もありましたが…同質のものだけど属性が変わってる、とかあるんですかねぇ。
まぁリリィごとにルーン文字違うの出ますし、CHARMの起動はそれでやってるので個性みたいなのはある気がしますが…あれだとするとHUGEなんで美鈴様のCHARM使えたんだろう。それゆえに自傷してたのか…?
ここら辺考えだすと割と疑問点多いんですが一柳さん本人とあわせて一切説明されてないので全て推測の範囲を出ませんからねぇ。
しかしだとすると今までの話は何だったんだ、と思わんでもない。
2.鉄血のダインスレイフ
©AZONE INTERNATIONAL・acus/アサルトリリィプロジェクト
アサルトリリィBOUQUET 第12話より引用
夢結様、ついにダインスレイフ回収。
どういう形で契約変更するのかな、と思ってましたが夢結様が持ったら速攻で変わりましたね。
覚えていたのね、と言ってましたがペットじゃないんだから…
前回の描写だと契約を即座に変えられたのは美鈴様がカリスマ持ちだから、という話でしたが別にそれ関係ないんじゃねー、というようにも見えますね。
しかし仮にこういう形で契約者変わっちゃうなら、中古のCHARMとか下手に扱えないよーな気もします。
いきなり使えなくなったりしたら困りますしねぇ。
それとも通常の場合は内容全部初期化する、とかそういう作業やってるんですかね?
そもそもこの状態で可動状態にある、という時点でおかしいので美鈴様が何か仕込んだ、という可能性も考えられますが…
アルトラ級倒した段階で一連の事件は美鈴様の遺志とは関係なく偶然なんじゃないか、と一柳さん推測してますしどこまで美鈴さまが関わってるのか怪しいんですよねぇ。
ここら辺何か説明されるのかなー、と思いましたが特にフォロー等なかったですし。
っていうか今回美鈴様出てきませんしね。
あえて説明つけるとしたらマギには波長のようなものがあり、超高出力のマギによる妨害で他のCHARMは使用不能になっていたが、このCHARMのみその出自の経緯故に根本的に波長がずれていて、結界の影響がほとんどなかった、というようにも考えられなくもないですかねぇ。
最終的には激戦を耐え抜き、百合ヶ丘で唯一可動状態にあるCHARMになってますし何か仕込まれてるんですかねぇ、このダインスレイフ。
因みにダインスレイフは特に頑丈なCHARMって訳じゃないです。
アームズとか冒頭でぶっ壊れてますし。
恐らくあの戦闘で最も酷使したCHARMであろうに、他のはマギスフィアを弾いただけで使えなくなったのにもかかわらず、これだけ可動状態にある、っていうのはかなりおかしいなぁ、と思わんでもないですが。
一柳さんパワーで強くなってる、という事も考えましたが彼女の持ってたグングニル、刀身折れましたしねぇ。
これまたあえて言うなら一柳さんの力のおかげで他のCHARMは可動状態にはなっていたけど実は本調子ではなく、これだけ影響を受けてないから相対的に強度が強くなっていた、とかですかねぇ。
そういえばこのCHARMにバグを起こす術式しこんでアルトラ級倒してましたが、CHARMは余計なプログラムを仕込めるだけの記憶領域が余分にあるんですかね。
マギクリスタルにOS仕込まれてるっていう設定もあるし、ある程度メモリー的なのはあるんだろうなー、という気はするんですが…
そもそも異常かつ不明な術式仕込まれて通常使用できてる事を考えると思っている以上に記憶領域は大きいのかもしれませんね、ダインスレイフ。
3.今週の一柳さん(超人)
©AZONE INTERNATIONAL・acus/アサルトリリィプロジェクト
アサルトリリィBOUQUET 第12話より引用
百由様はカリスマにそこまでの効果があるわけが…と焦ってますがあなたにわからんことは視聴者には余計にわからないと思うんですよねぇ。
今回一柳さん超大活躍してましたが、要は理由は全くわからないけどカリスマを遥かに凌駕するレアスキルをこの人が発動したおかげで勝ちました、っていう事なんですよねぇ。
HUGEの張った結界はマギを大出力で放出することでリリィ達に影響を与えていた、という事ですがそれを無効化してるって事はこの人だけでHUGE3体分以上のマギを放出している、というようにも見えますが…
かつ結界の外でノインヴェルト戦術を展開してる全ての百合ヶ丘のリリィにカリスマの効果を届けているわけで、ようは効果範囲すら結界のものを超えている、という。
これを超人といわずしてなんという、的な。
個人的にはそれだけ大出力でマギ出せるんだったら、それ目の前のHUGEにぶつけたほうが早いんじゃね、と思いましたが…
結梨ちゃんの例を見るに、CHARMは大破する事前提であれば限界を遥かに超えた攻撃ができるみたいですし。
何回かHUGEに攻撃してましたがそれはそこまで強いものでもなかったですし…
でもそうだとするとHUGEとリリィの使うマギは同じ、という部分に齟齬が出るよーな気が…
やはり出力での勝負ではなく、波長が異なるとかそういう方向での無効化、なんですかねぇ。
ガソリンエンジンに軽油入れたら壊れる、的な。
もう最終回ですし今の所二期の予定ないみたいですし、ソシャゲは多分新天地での戦い、という感じになると思うのであまり考えてもしょうがないかなぁ、という気がしてますよ。
アルトラ級戦の前に一柳さんが「カリスマっていったい何なんでしょう」と言ってましたがこっちが聞きたい。
そういえば前回カリスマの上位スキル、ラプラスの事に触れてましたが今回メガスルーでしたね。
記憶操作関係ないし。
前回の気になる部分といえば理事長代行がHUGEが飛び立つシーンを目撃していた、という気になる一面がありましたが…まぁこれも今後説明されることは多分ないんだろうなぁ。
4.ケイブ突入
©AZONE INTERNATIONAL・acus/アサルトリリィプロジェクト
アサルトリリィBOUQUET 第12話より引用
まさかの最終回でのアルトラ級戦。
ネストはマギの供給源である、という話は出てましたが、アルトラ級はHUGEを生産できる、という設定があるので何某かの繋がりはありそうだなー、でももう流石に出ないよねぇ、と思ってたんで特に何も言わなかったんですが…まさかここになって出てくるとは思いませんでしたねぇ。
因みにこのアルトラ級の名前はリーヴウントライトタイレン、というようです。
リリィ新聞に記載があったんですけどドイツ語ですかね、これ。
スペルがつぶれててわからないんですよねぇ。
やられるシーンでは人っぽい顔が映り、残った骨格は恐竜っぽい感じだったのでそんな感じの意味なんですかね。
多分今後ブシロードか何かについてくると思うので、そこで確認しようかな、と思ってますよ。
んで、ネストの名前は7号由比ヶ浜ネスト、というらしいですね。
この地域だけで7つある、とも考えづらいので日本もしくは全国で7番目にできたネスト、と考えたほうが自然でしょうか。
しかし無尽蔵にエネルギー使いまくってたら自衛のための戦力すら動かせなくなって、バグ仕込まれてネストごと全滅しましたって…なんというか盛り上がりませんね…
ネスト最奥まで通じるルートも空きっぱなしになってましたが、そもそもHUGEって酸素いらないんだからこのルート閉じとけばよかったのでは、という気もしないでもないです。
見た目的に強烈な上昇気流があって内部には入れない、とかになってるのかもなー、と思ってましたが二人はパラソルで降下してましたねぇ。
これは弱ってるから、という事なのかもしれませんが。
アルトラ級死んだら通路崩壊しましたし…
本当に予想外な状態だった、という事なのか既に意識がなかった、とかなんでしょうかねぇ。
過去にガオガイガーファイナルっていう作品でも相手に膨大なエネルギーを使わせて敵の中枢システムにあるバリアを消失させ、一気にコアまで乗り込んでいって倒す、という展開がありましたが…
あれは複数のラスボス級のやつを勇者全員で何回も倒して無理やり再生させて消耗させる、っていう手順を踏んでたしなぁ…
しかしネストを滅ぼすような術式ってどんなんでしょうね…
HUGEはマギで形を保ってるみたいなので、それを無理やり放出、発散させて体を維持できなくする、とかでしょうか。
デスとかザラキみたいな感じ?
これに関しては元になった術式自体が良くわからん、というかんじなので何とも言えませんねぇ。
もしかしたらここまでが美鈴様の描いたシナリオだったのかもしれませんし。
だが世界を憎い、とか言ってた人がここまでやるだろうか、という疑問もなくはない。
なんか倒した後に何か出てきたっぽい描写もありましたが…
今までの事を考えると特に意味なさそうな感じもしますし、ソシャゲか何かでつながったらすごいかなぁ、という所でしょうか。
しかしあれですね、この世界の指導者は早急にカリスマ持ち集めて覚醒させるべきですね。
そうすればこの戦い終わるぞ、多分。
最後に結梨ちゃんでてきたり、百由様とミリアムがシュッツエンゲルになったり、というシーンは結構よかったですね。
しかし最後にミリアムがブーケ持ってたし今までの出番といい、BOUQUETって地味に百由様の物語、ともいえるような気がするなぁ。
5.全体の感想といたしましては
そもそも私、アサルトリリィがアゾンさんから出た7年前からずっと追ってる上に、今までの舞台とか全部見てる(何がそこまで突き動かすんだ、と自分でも不思議である)っていう人なのでそれこそ
ママⅡ並の作画崩壊にアルツクMVT並みのコンセプト崩壊
でも合わさらない限りアニメ化してよかったねぇ!と言えちゃう人なので何の参考にもならない気がしますが、面白かったと思いますよ。
最終回は単話としてみれば盛り上がりもあり、日常的なシーンでも見せ場があり、とまとまってましたし。
前後の流れとか考えるとどうよ、と思うところがないではないが。
ただまぁ私どちらかっつーとアサルトリリィのキャラクターというよりかは世界観的な話の方に興味がある人なので…
今回のBOUQUETでは設定的な部分とかの掘り下げもあって個人的には楽しめましたね。
ここだけまとめて他の資料とかも突き合わせてより深ーく、誰も読まないよーな文章書いてみたいなー、とは思ってますが…いつになるんだかわかったもんじゃないな。
毎週考察するのは楽しかったですね。
ただ予想外にアニメ放映中に忙しくなってしまい、アニメ以外の媒体はほとんど触れられなかったのは残念でした。
…超大変だったので二度とやらないと思いますが。
そもそも最近リアルタイムでアニメ見るなんて全くしないですしねぇ。
多分最後にリアルタイムで最後まで観たのって水曜どうでしょうのジャングルリベンジ(アニメじゃない)だと思いますが…
うお、15年以上前か。
毎週感想とか書いてる人は凄いなぁ、と思いますよ、本当に。
来月からはソシャゲの方でラストバレット始まる予定ですし、ラジオの方は続くみたいですし今後はそっちの方で楽しんでいこうかな、と思ってますよ。
ただラストバレットは今までの情報を見る限り、私の好きなタイプのソシャゲじゃないんですよねぇ。
触ってみないと何とも言えないのであれですが…
ドール的な方面でいうと放映中に結局揃わなかったなー、って事はやっぱり残念でしたね。
安藤さんVer1.5とか出るみたいですが…その前に楓さん出しておくれよ、と思わんでもない。
安藤さんはアニメ化でかなり割を食っちゃったキャラクターなんでそこは気になってはいるんですけど…商品内容見る限りでは買うかどうか怪しいんだよな…
またアニメ再現を単体でできるドールがない、というのはご新規さんにはハードル高いんじゃないか、と思わんでもないです。
唯一、百由様のみキャラクターとCHARMと色があってますが、赤いフレームの眼鏡は別売りなんだよね…
それでも今後の展開が見えてるってのは幸せですけどねぇ。
何せリリィってないときは半年くらい続報ない事あるので。
今後は恐らく2.5次元コンテンツの方がメインになっていくのでしょうが、両方楽しめたらよいな、と思いますですよ。