Ramen Economical Vanの頭文字をとってREVなんだそーな。
1/12スケールのバン(開閉可能)、という案外ありそうでない楽しい逸品ですよ。
というわけで今回はRamen TOYより、
[AC]Ramen Toy 1/12 Ramen Economical Van 車 REV04 Recoil 可動 アクションフィギュア用 乗り物
をレビューしますよ。
意外なことにバリエーションが4種類ありまして、04はオプションフルセットで塗装も凝ってるやつになります。
01と02はオプションがない変わりに安くなってますが…売ってる所あんまりないんだよねぇ。
箱

輸送箱正面はこんな感じ。

横。
でかすぎてスペースがなかったので、上にして撮ってます。
サイズ的には縦×横×高さが52×26×25cmみたいです。
そりゃでかいわ。

パカッと。

化粧箱正面。



クルクルクルっと。
恐らくREV毎に箱違ってるんだと思いますが、えらい豪華な仕様ですねぇ。
定価145~180ドル(今のレートだと20,000から26,000円位)と安い商品でもないですが…俺が知らないだけで人気あるんですかね、Ramen TOY。
中身

パカッと。

巨大なスチロールが出てきますよ。

蓋を開けると、本体がそのまま出てきます。
説明書等は他に入ってないですよ。



小物というかオプションパーツは本体の中に入ってます。
開けたら出てきたんでビックリよ。
恐らくですが、01、02はこのオプションがなく、03は単色のオプションが入ってる…のだと思われますよ。
また一番左のサイドミラーは、04だけ形状が異なるっぽいです。
REV04 – RECOIL本体

このサイドミラーを…

本体横の溝に差し込んで完成です。

REV04-RECOIL本体。
成形色がメインの1/12のバン、という中々珍しい代物です。
また基本的に成形色で塗装されてない、というのもポイント。
これのおかげで気軽に遊べますね。
REV04のみ塗装箇所が結構あるんですが、剥がれそうな感じはありませんでしたよ。

大きさ的にはこんな感じ。
全長52センチとマジででかい。

長さだけでいえば、でかいでかいとよく言ってるH.I.S.Sタンク並にあります。
流石にヘリには負けますが。

フロント。
ヘッドライト類は、クリアパーツになってますよ。

ワイパーは可動しません…下手に動くようになってるが故に折れる、という事がないのは良い事。


サイドミラーはこんな感じ。
ちゃんと映るようになってます。


左右はこんな感じ。
スライドドアは、右側のみの装備になってます。
また運転席と助手席の窓は空いてるのがデフォルトで、開閉機構はないです。

後ろ。
テールランプもクリア素材になってますよ。

下側はこんな感じ。
塗装等はされてませんが、ディティールはあります。

前輪はバーでつながっており、左右に連動して動きますよ。
ただ私の個体は、タイヤと本体をつなぐ縦軸が折れてたため連動しません。
初期不良ってことになるんだと思いますが、面倒ですし今のところ特に支障もないのでまぁいいか、と思っておりますけども…14歳以上向けの玩具、ということもあってか、ちょっと壊れやすい所もある印象。

天井前方には窓ガラスがついてます。
開閉したりとかは特になし。
明り取り用かなー、と思いましたが撮影してみた感触としては、そこまで効果は感じませんでしたね。

後ろには赤い塗装が施されてますよ。


塗装はエアブラシでやってるのか、境目部分が割とぼやけてる感じです。
元がでかい、という事もありアップで見ないとわからないとは思いますが。
1/12のバン、というこのスケールだと割と珍しい車両という事もあり、非常にでかくてインパクトあるのがいいですねぇ。
しかしこれはそれだけじゃーないのですよ。
各種開閉、容量もたっぷり


右側についてるドアは、こんな感じで思いっきり後ろにスライドします。
ちょっと固定が硬いですが、ここまでガバっと動いてくれると気持ちいい。


シートは全部で4つ入ってまして、左右のアームカバーは上下に可動しますよ。


後ろのハッチもパカッと開く。
右横、後ろからもアクセスできるというのは嬉しいですね。
ただこの後ろのドア、個体差かもしれませんがなんか妙な硬さがあるので、その内どっか歪みそう。

後ろから撮るとこんな感じ。

毎度おなじみ、1/12のうちの子が手を広げても、余裕で寝っ転がれる広さがありますよ。


ダイアクロンのバトルバッファローだって入っちゃう。
高さは約21cm(銃除く)、肩幅13cmとそこそこでかいロボすら、寝かせたままで運搬可能です。
こんだけ積載量ある1/12の車両ってのも中々珍しいと思いますよ、多分。
ただしスライドドアが右側にしかなく、天井が開いたり、といったギミックもないためフィギュア座らせたりするのはできるけど難しいです。
場所によっては指が届かないですし、特に左側は窓等もないため位置合わせがしづらいです。


運転席は左側についてます。

扉内側のディティールは、こんな感じ。
反対側も似たような感じでしたよ。


運転席側のディティールはこんな感じ。
ハンドルはタイヤと連動してないので、操作は出来ません。
そこまで細かいわけではないですが、特徴的な部分は押さえてると思います…最近のやつってシフトレバーあるんですかね。
ただし、ハンドルについてるこのレバーですが、かなり取れやすいため注意。
フィギュア乗せる際に、根元から取れました。
折れそうな感じはなかったんですが、折れてもおかしくないので注意した方が良いかも。

最近のだとG.I.Joeの4WDはここら辺の配慮があって(ドアの開閉に加えてフロントウィンドウが開き、天井取り外し可能)遊びやすい商品でしたね。
成形色メインの1/12の車、という方向性は割と似てますし。



助手席側はこんな感じ。
こっちはかなりシンプルです。
その分、乗せやすくはあります。


実際にフィギュア乗せてみた。
ハンドルのレバーは注意ですが、乗せた後にシートのアームおろせばそこそこ固定されるので、そこまで苦でもないかな、と思いました。
高さは十分すぎる位あるので、割といろんな1/12フィギュアが乗せられるんじゃないかと思います。
オプションパーツもあるよ

色はそれぞれ異なりますが、REV03、REV04についてくるオプションパーツ。
これを…

こんな。

感じで。

つけて。

いくと。

こうなります。

オプションパーツの裏と本体の設置個所に磁石がありまして、磁力で取り付ける、という形式になってますよ。
なもんで、それぞれ別個に取り付けたりすることも可能です。
このギミックは面白いなぁ、と思いましたね。
採寸すればオリジナルの部品とかも作れそうですし…
ただあまり強く貼りついてる感はないので、重いと無理かも。




適当に遊んでみた写真で〆。
灯莉真ん中にいますが、シートないんで膝立ちで座らせてます。
こういう手もなくもない。
というわけでRamen TOYより、1/12 REV04 – RECOILのレビューでした。
1/12で可動可能なバン、というだけで刺さる人にはマジで刺さると思いますねぇ。
バリエーションと価格が色々あるので、好きなのを選べるというのもいいです…選べる状況であれば。
日本だと取り扱ってる所本当に少ないみたいなんですよねぇ、これ…
成形色メインで遊びやすい、というのもいいです。
お値段的には2~2.6万、送料別かつ送料が結構高そうって感じになると思いますが、このサイズ感なら納得…ただ今の経済情勢を考えるとタイミングは悪いかな…
一部の部品の強度に不安がある事と、フィギュア乗らせようとするとちょっと乗せづらく、車内を撮影すると暗くなりがち、というのが気になる所でしょうか。
まぁこれの代用品とかもそんなないので、利点の方が上回るかな、と思っておりますが。
こちらのメーカーは色々と独特なもの出してるので、今後とも追っていきたいな、と思ってますよ。
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25/4時点だと在庫なしになってます。
オフィシャルサイトだと在庫あるみたいなんですけどね。
戦車とかアパートとか、とにかく変なもの多くてすごく惹かれる。
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