見た目は好きですしギミックも面白いですが…すすめられるか、というとちょっとビミョー、な感じ。
というわけで今回はSoldier Storyより、
をレビューしますよ。
アマゾンで見つけたやつはかなりの値段になってるみたいですが、確か定価205ドル位(今のレートだと3.3万位?)なハズ。
ちょっとスケール的にピコニーモいけるか微妙なのと結構お高い商品ってこともあって見送ってたんですが…先月ガチで忙しくてストレス発散でついつい買っちゃいましたよ。
刺さる人には刺さるとは思うんですけどねぇ。
箱
箱正面はこんな感じ。
記憶が確かなら今年の頭位に出てたと思いますが…持ってる人本当に見ないんですよねぇ、これ。
クルクルクルっと。
箱の裏面のシースルーからは付属の隊員さん達が見えますね。
店頭で状態確認できるのはいいですね…選べるほど置いてあることは日本では多分ないとは思いますが…
そこそこいいお値段するとはいえ本体に隊員3人入ってる、ってのは結構豪華な気がしますよ。
中身
パカッと。
ブリスターは2段、他に説明書が入ってましたよ。
ブリスターその1、XO-01本体。
この商品、地味に発光ギミックがあるんですが使うボタン電池が付属してます。
最近のこの手のトイの中ではかなり珍しいですね。
背景にも使えそうな中紙。
ブリスター1と2の間に入ってました。
高さ的には余裕で背景の代わりに使えるんですが、床部分がないのが残念。
ブリスターその2、隊員さん&小物類。
隊員さん用の小物として、女性用の交換用手首2種に銃火器が付属します。
触ってみた感じ、銃火器はレジン製っぽい。
本体につける弾薬ベルトとサットコムアンテナ。
本体に取付用の穴があるので、そこに差し込むだけです。
説明書。
写真がメインかつ必要な所は概ね載ってると思うので、わかりやすいと思います…ただこれ、隊員さん乗せるの大変なんだよねぇ。
いつもだったら本体先に紹介すること多いですが、乗せたりなんだりの都合もあるので先に隊員さん達をご紹介。
隊員さん達
付属の隊員さん×3。
左手側の女性がXO-01のパイロットですよ。
クルクルクルっと。
男性隊員の左肩についてるユニットは軸接続になってまして、取り外しが可能ですよ。
男性隊員さんには被れるヘルメットが付属します。
可動としてはこんな感じ。
可動面では普通、って感じでしょうか。
関節が二重化等されているため、恐らくアシッドレインの隊員さんの方が可動域は広いと思います。
またちょっとジョイントが目立つのも気になる所。
ちなみに女性隊員さんの可動はこんな感じです。
かなり動かないんだよなぁ、これ…
男性隊員さんは私が触ったものの中ではJOYTOY製のものに近い感じがしました。
ただ全体のクオリティを比較するとJOYTOYの方が上、な気がしますよ。
それでは続いて今回のド本命、XO-01のご紹介。
EXOSUIT XO-01
XO-01、正面。
割と左右非対称です。
クルクルクルっと。
この渋い色合いと丸っこいボディが素敵。
ちなみに弾薬ベルトは説明書だとこの状態が正しいみたいな記述となってますが…
こんな感じで背面のドラムの接続部(というか隙間というか)に入れ込むのが正しいみたいですね。
記事書く段階で調べて気づいたよ。
右腕の機関銃。
回転しそうに見えますが回転しません。
左腕にはマニピュレーターが。
こっちは手首に回転軸、親指と人差し指、その他が独立可動します。
ヘッドカメラには点灯ギミックがありますよ。
ドライバー持ってくるのが面倒だったので今回は試してませんけども。
関節部がメッシュっぽくなってたり、ケーブルが見えてたりするのがマシンっぽくて良いですね。
ヘッドには発煙筒のようなディティールと。
反対側にはサットコムアンテナが。
アンテナはこのように展開可能です。
ただこのアンテナ、可動部分が外れることがあるので紛失に注意。
C字型のフックみたいな感じなのよね、これ。
試しに動かしたら外れてビビりましたわ。
見た目的にはこういうの好きな人なら好きなんじゃーないでしょうか。
塗装はグラデーションが中々渋くてかっこいいんですけど、汚し塗装的なエッチング?はかなりのっぺり感がある気がします。
ここら辺は好み分かれるかも。
見た目は個人的にはかなり好きですね。
ですが。
膝肘可動はこんな感じ。
一応根本も動くよ。
手は肩部分が本当に微妙に外側に動かせますが、股関節はそもそも開脚不可能です。
胴体はほぼ一体成型フレームみたいなもんなので、腰動かしたりもできませんよ。
ごらんの通り、ほぼ動きません、こいつ。
中にフィギュアを収納するという都合上、可動にかなり制限かかるだろうな、とは思ってましたが予想以上。
ちなみにフィギュアを収納すると膝はほぼ動かなくなりますよ。
この手のギミックだとどーしたって動かなくなるのはわかりますが…20年くらい前のマスターピースキングエクスカイザーとはいかないまでも(あれはこの手の合体の中でもかなり良く出来てるやつなので)、もうちょっと頑張ってくれたらうれしかったかなぁ。
ちょいと可動面で不安はありますが、こういうのは乗らせてなんぼ、というわけでパイロット乗せてみましょう。
搭乗させてみた
バカッとエグゾスーツを展開!
内部のディティールはかなりいい感じです。
手足はこんな感じで空洞になっているため、ここにフィギュアの手足を収納します。
収納するとこんな感じ。
恐らく色々引っかかってうまく入らないと思うので、股関節&肩関節をグリグリやって調整しましょう。
うまい事収納できるとこんな感じになります。
腕は肩部分とコクピットフレームに磁石が仕込まれてまして、そこそこ強くつきますよ。
胴体のハッチを上げて…
搭乗完了!
ちなみに胴体ハッチはヘッドハッチで固定することから、搭乗中はフリーな状態なため、意図せず下りちゃう事が多くてちょっとイラつきましたよ。
注意点として全体的に余裕がない作りなため、パイロットの押し込みが甘いとヘッドハッチが閉まりません。
ハッチが閉まらないよう!という場合は女性パイロットを下に押し込みましょう…多分壊れません、多分。
このギミックは結構楽しいと思います…ただこれ、ちょっと気になることがありまして。
ここで毎度おなじみ、大きさ比較。
XO-01はほぼうちの子(13cm位)と同じ位な大きさですね。
男性隊員さんはなるほど、1/18スケールといえばこれ位かな、という大きさです。
だがパイロットになる女性が明らかに小さい。
つまりですね…
これ1/18用の外骨格としても小さいんじゃね?ってのが気になる部分なわけですよ。
1/18スケールのフィギュアって大体11cm位なんですが、この女性フィギュアは9.5cm位しかありません。
で、その小柄なフィギュアがギリギリ入るだけの余裕しかないので1/18用といってしまっていいものか、と。
実際問題、装備があるとはいえ付属の男性隊員とかは乗れないわけで…個人的な感覚としては1/24用とかじゃねーかなぁ、と思いましたかね。
だがピコニーモを乗せてみたい
1/18用としても小さいんだから1/12のピコニーモ乗れるわけないじゃん、とは思うんですがせっかく買ったし乗っけてみたい!
とーりゃりゃー。とーりゃーりゃー。
結果、ここまでは出来ました。
割と手足の容量は余裕あるのよね、これ。
だがさすがにこれ以上は無理か…だがしかし!
ピコニーモはこのように素体がバラしやすい(やるときは自己責任で)ので!
上半身だけにして収納してみました。
またヘッドをカスタムリリィタイプAとかCみたいな丸っこいのに変えればギリギリ中に入れます…いや本当ギリギリですが…
ただまぁ横から見ればわかる通り頭の大きさがスーツの厚さよりでかいので完全に収納するのは無理ですね…
搭乗シークエンスみたいなことはギリギリできるので、まぁここで妥協しようかなぁ、と。
こんな感じなので1/12用の外骨格としてはほぼ使えないという感じですね、残念。
一応1/12スケールの外骨格は存在することはするんですが、これでかすぎんのよねぇ。
というわけでSoldier Storyより、SSE001 1/18 EXOSUIT EXO Skeleton Armor Suit XO-01のレビューでした。
見た目やらギミックやらは割かし好きなんですが、結構いい値段するのと1/18用の外骨格といえるか微妙なサイズ、というのが気になりますねぇ。
値段がそれほどでもなければ頭部改造してピコニーモ乗せてもいいんですが(マシーネンのファイアーボールっぽくすればいけそうな気がする)…流石に3万とかだとねぇ。
記事にするのやめようかなー、とも思ってたんですがこれ持ってる人本当に見かけないので記録に残してみた次第です。
見た目は本当好きなんですよねぇ、個人的には。
そんな感じなのでおすすめとかは特にしないですが、海外ではまだ割と在庫あるみたいなので気になる方は探してみてもいいんじゃないですかね。
今回紹介したもののアマゾンへのリンクはこちらです。
24/7の記事執筆時点では5.5万とかになってますが海外では205ドル弱が定価っぽい。
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