このサイズのクリーチャーなアクションフィギュアがバンダイから出るってあんまりなさそうだよねぇ、と思ったので買ってみました。
詳しいレビューは誰かやってると思うので「1/12にからませたらどうよ」という感じの視点からサラサラっと書いてみようかと思います。
悪いとも思いませんが、値段高くしていいからもうちょっと頑張ってほしかったなぁ、という感じ。
箱
箱正面はこんな感じ。
クルクルクルッと。
約31cmのビックサイズ、というのが売りっぽいですがうちにはこれ以上にでかいの結構いるからなぁ。
中身
パカッと。
本体+付属品の他に、専用台座も付属します。
毎度おなじみカスタムリリィ立たせるとこんな感じ。
支柱部分には延長機能とかも特にないですし、股下13cm位のフィギュアってあんまり思いつかないので汎用性は低そうですねぇ。
保持力自体は高いので、何か使い道はあるかもしれません。
付属品一覧。
ちっちゃいヤジロベーも付属。
アップで。
作り的にはそこまで、って感じでしょうか。
原作ファンの人的にはうれしい付属品だと思います。
大猿ベジータ本体
こんな感じで尻尾をつけて…
大猿ベジータ完成。
多分こいつを室内っぽい背景で撮る人はいないだろう、と思ったのであえてやってみるテスト。
クルクルクルッと。
結構なボリューム感がありますね。
ある程度負傷した状態で大猿化した(と思う)ので色々ダメージ表現がついてます。
右肩パーツも壊れた状態が標準なので他に差し替えたりってパーツはついてないですよ。
大きさ的にはこんな感じ
1/12のカスタムリリィType-Bと並べるとこんな感じ。
これまた1/12のThreeZero製スコープドッグメルキアカラー(ノーマルカラーはこれ)と並べてみた。
ガチコーン。
1/12フィギュアの2.5倍くらいはありますが、スコープドッグと比べると結構小さい感じですね。
ここら辺と比べると割と小さいかな、という感じもしますが比べるのがおかしい、ともいう。
ネカはたまにすげぇの出すからなぁ…
遊んでみた
適当にブンドド。
割と可動箇所も範囲も広いですし、ダメージ受けてるパーツとかも入ってるのでブンドドすると案外楽しいです。
動かしてみた雑感等
肘、膝は二重関節。
可動箇所はザクっと20箇所位あり、範囲もそこそこ広いので割とポージングの幅は広いです。
地味につま先も動きますし。
また上半身はスムーズに動く関節ですが、下半身にはクラッチ関節を採用しており、仁王立ちさせても平気なくらいの保持力があります。
全体的に保持と動かしやすさがいい感じにバランスしてる関節、という感触でした。
ここら辺は流石バンダイ、というところでしょーか。
そもそもこれが出たこと自体、よくやった、とは思いますが…
続いてイマイチだな、と思ったところを。
腕を前に回すと後ろがもろに空洞になります。
肩パーツが腕の方についてるので、隠すこともできないんですよねぇ、ここ。
ただ正面から見るとそこまで気にならない。
空いた隙間に肩パーツを埋める感じにできるんですよね。
なのでここは一長一短かなぁ、と思います。
因みに肩関節を引っ張るときに腕がスーツに引っかかるので、ちょっとコツがいりますよ。
しっぽはこのように切断モードにできますが…
切断面が成形色そのまんま。
ヤジロベーやら悟空やら塗装されてるんだし、ここもやっといてもよかったんじゃないですかねー、的な。
そして個人的に一番気になるのが上半身が重いのに下半身が軽いため安定しない、というところですね。
バランスさせるのがちょっと難しいんですよね、こいつ。
ここの部分がダイキャストとかになってればよかったんじゃないかなぁ、と。
足を左右に広げてもへたりはしませんが、前後にぶっ倒れることがあるんですよねぇ。
後ろのしっぽを長いタイプにすれば多少改善されますけども。
ちょっと足を重くすればかなり重量バランスはよくなったのではないか、と思うのでここは残念ですかね。
1/12フィギュアだったらガシッとひっつかむこともできるよ、という写真で〆。
結構面白いフィギュアだとは思うんですけどね、これ。
というわけでS.H.Figuarts 大猿ベジータのレビューのようなものでした。
バランスがとりづらい、という欠点はあれど動かしやすい関節等、流石バンダイ、という感じがしました。
海外製品とかだと関節がスムーズに動いてかつ保持力が高い、というのはなかなかないのよねぇ。
記事中に触れたスコープドッグは結構バランス取れてますけど、同じメーカーのゲッターとか動かすの怖いレベルで硬いからな…
私は割とこの手のでかいアクションフィギュアなりソフビなり買う方ですが、定価が18,700円という事を考えると、それなりによくできてるかなー、という気がしますね。
これとか5万弱とかですし。
スコープドッグも5万位しますし、ネカのやつも2万弱位しますしねぇ。
ただ普段こういうの買わない人だとちょっと割高感があるかもなー、とも思います。
足にもう少し重さがあればだいぶ違うと思うんですけどねぇ。
肩の部分も蛇腹みたいに覆うパーツがあれば改善される部分ですし、多分技術的にはできると思うんですよね。
個人的には値段この3,4倍になってもいいのでもうちょっとスケールでかくてクオリティ上げたのも欲しいな、と思いますが…まぁないだろうな。
一応Amazonで取り扱ってるのを見つけたので貼っておきます。
この値段だとちょっと微妙かなぁ。
コメント
SHフィギュアーツ、自分も持っていますが最近買ってないのでわかりませんが、可動のスムーズさはfigmaのほうが上かな?
SHフィギュアーツの可動は固いか緩いかどちらかで、緩いと保持力がほとんどありません。
あと手首関節をポッキリやってしまうのはSHフィギュアーツが多いです。
予防策と共にネットに出てたのも見かけることが多かったです。
流石にこの大きさではわかりませんが。
後SHフィギュアーツで好きになれないのは、コレクションで絶対落とせないものに限ってプレバン販売にしてることかな?
このやり方に批判的な意見もネットに散見されてましたが、今はわかりません。
まぁ一般販売ものは、時間と共に値落ちが大きいのも多いので無理からぬことですが。
それでもラブライブ9体やアイカツキャラ14体、造形が首長族から改善されたプリキュアーツ等、多くを持ってます。
最近は仮面ライダーやウルトラマンばかりで買うものがありません。
現放映中のヒーリングっどプリキュアの前、スタートゥインクルプリキュアはSHフィギュアーツ化されるのか不明ですし、HUGっとプリキュ残りあと1体、試作は出来てるのに未だ出ませんから見てないことが多いので、現状はわかりません。
>ひのさん
私は一番最近のだとウインスペクターのファイヤー持ってますね。
いじってみた感じ、figmaよりも関節は固いがその分保持は効く、という印象でした。
昔のだと仮面ライダーNEXTとか持ってますが、ちょっと動かしづらいな~、という印象ですかね。
ウインスペクターは主役以外オプション装備も含めてすべてプレバン限定、というところはどうなんだ、と思いますけども…
出るだけ凄いと思うべきなんでしょーか…
手首関節はファイヤーは結構改善されてる感じがしましたよ。
ただ美少女系だと構造的に強度をつけるのは難しいんじゃないか、という気がしますねぇ。
大猿ベジータは記事に書いたところ以外は結構よくできてるかな~、という印象です。
この大きさのフィギュアでスムーズに動いて保持できる関節は海外ものだとあんまりないんですよね~…そもそも集めてる人が少ないとは思いますが…
個人的にはこういうのは大歓迎ですが、一般的には受けないんじゃないかなぁ、と思っちゃいますね…
プリキュアはあんまり詳しくないんですが、全員出てるわけじゃないんですね。
てっきり放送終了までには全部出てるもんだと思ってました。
こういう子供向け(といっていいか怪しいところもありますが)の玩具市場は割と堅調、という話を聞いてたんですがそうでもないんですかねぇ。
言った矢先にSHフィギュアーツ霧矢あおいの右手首がポッキリいってしまいました。
といっても無理に力を加えたわけではなく、正確にはポロっとというのが当てはまりますが。
以前から見つけておいたホビーベースの「関節技」球体ジョイント ミニで補修してみました。
4mm球で長い部分はカット、球体のコブが少し大きいけれど、なんとかなおすことはできました。
figmaは未だ折れたことはありませんがSHフィギュアーツは5体以上。
やはりコブ状になってるものは怖いですね。
プリキュアシリーズの新製品の情報、全く出そうにありませんね。
そのせいか持ってる従来モデルもしまいこんだままです。
やはりたまにでも新製品か何かの情報がないと、やる気出ませんね。