復活した、という話を聞いたので早速調達してみました。
思ったよりも便利だ、これ。
というわけで今回はG.B.BOARDより、
と
をレビューしますよ。
以前紹介した大瀧印刷紙器有限会社さんの背景ボードの新作、だそうです。
確か去年辺りから買えなくなってたんですが、今回名前と仕様も新たに復活した、とのこと。
この手の背景の中では大きい割に取り回しがよいので、結構便利だと思いましたよ。
1.旧版はこんな感じ
G.B.BOARDと名前が付く前の商品はこんな感じでした。
箱庭技研のStandardサイズ(確か90cm)を上回る程の横幅があるのがそれ魅力。
使わない時は折りたたんで収納できます。
横に支えがあるのでそれを使って立たせる、という感じ。
実際に使ってみるとこんな感じ。
幅は勿論、高さも結構あるので1/12の車の上に立たせてあおりで撮る、とかできます。
欠点として折り目が目立つ、というのがありましたね。
私はフォトショップで折り目消したりして使ってましたよ。
これ結構便利だったんでダイアクロン用に宇宙っぽい背景買おうかなー、と思ってたら気が付いたら買えなくなってたんですよね…
そしたら今月になって復活した、とゆーじゃないですか。
なんで出てるやつ全部買ってみました。
2025/1までは5,000円以上なら送料無料になる、とのことでしたし。
2.G.B.BOARD 月面<Kサイズ>
箱正面はこんな感じ。
背面も一緒でしたよ。
左右はこんな感じ。
前は確か箱ついてなかったよーな気がするんですが、今回からはつくようになったみたいです。
入ってる背景がシールで貼ってあるので、識別しやすいのが良いですね。
パカッと。
こんな感じで折りたたんで入ってるので…
開いて。
この部分を…
折って差し込みます。
これが支えになりますよ。
この時、無理やりやると破ける可能性があるのでそこは注意。
これで自立するのか?と不安になりましたが結構安定してるのが驚き。
この単体で自立する、というのが個人的にはポイント高いです。
この手の紙背景だと箱庭技研さんとか有名だと思いますが、こちらのやつは何某か背景を取り付ける器具が必要になる(小さいサイズ用にはジオラマルームとかあります。このサイズは対応する器具とかないので、自分でどうにかする必要がありますよ)ので、それが必要ない、というのがメリットだな、と思いましたねぇ。
展開し終わるとこんな感じになります。
サイズとしては旧版より一回り小さいです。
横 約66cm/高さ 約31cm/奥行き 約35cm
これが公称サイズになってます。
それでも結構でかいですが、さて実際に使ってみるとどんなもんですかね…
適当にダイアクロン色々置いてみた。
意外なことに敵側最大サイズのワルダロスギガンターをおいても、正面から撮る分には見切れなかったです。
流石にあおりで撮ると見切れますけども。
ただまぁこれよりでかいやつって現状ロボットベースしかないので、ダイアクロン用の背景としては十分使えると思いました。
こういう宇宙っぽくてでかい背景、欲しかったんですよねぇ。
旧版に置いてた車両を設置すると、こんな感じになります。
隊長、宇宙へ。
高さも結構あるので、飛ばしたりなんだりも余裕。
バトルバッファローは流石に下からだと見切れるので、上から撮ってますが。
1/12サイズだったら余裕で色々できますねぇ。
近くから撮ってもかっこいい。
この背景は尺度が気になるようなものが書いてないので、どういう風につかっても映えるのがいいですねぇ。
また反射率が低いのか特に何もしなくても必要以上に白くならない、というも高ポイント。
箱庭技研さんの背景はそのまま使うとかなり反射するので、使う前に水性艶消しスプレー吹いてるんですよね、私。
最近剥げてきてるので再コートがいりそうです。
そういう手間がいらず即使える、というのは便利だなー、と思いましたねぇ。
また紙故に地面がちとたわむんですが、ダイアクロン位の重さがあればそこまで気になりませんでした。
ダイアクロン用背景としてはかなり使えると思いますね、これ。
ただまぁやっぱ折り目は目立つので、画像加工できる人向けな感じはしますかねぇ。
これは個人的にかなりいい感じなんですが、普通の人間用のも欲しい!
というわけで。
3.G.B.BOARD ニューヨーク<Kサイズ>
箱正面はこんな感じ。
違いは張ってあるシールだけです。
パカッと展開。
この手順も月面と同じです。
うちの子置いてみた。
相変わらずでかい。
サイズとしては充分なんですが、私こういう実写系の背景ってあんま使わないんですよね…
正面から撮影。
さらに後ろに寄ってみる。
後ろにフィギュアじゃない人が映っている、というのも特徴ですが…かなりサイズ差もありますね。
1/24位、ですかね、背景の人。
こんな感じなので1/12の場合、背景の絵の近くで撮影する、という手は取れませんねぇ。
で、これを有効活用するにはどーしましょうかね、と考えた結果。
案1、格闘ゲームっぽい感じにしてみる。
格ゲーの背景ってこんな感じ(普段やらないが)じゃね、と思ったのでそれっぽいイラスト追加して、ゲーム画面っぽくしてみました。
余談ですが、タイマーはとあるキャラの誕生日と中の人の愛称になってます…わかる人いるかしら。
案2、広さを活かして多数のフィギュアを配置してみる。
これが思った以上にハマってビビりました。
上から見るとこんな感じになっている。
奥行きが結構あるので、9人フィギュア配置しつつ、スタンドも置けるんですよね。
左右にはまだ余裕があるので、2桁もいけると思います。
スタンド置く都合上、適度に背面から離れるんですがそうするとちょーど良い感じに収まりました。
これは意外。
近くから撮るとこんな感じ。
スタンド消したりしてるので、ちょいと汚くなってはおりますが。
どう使おうかな、と思ってましたが案外使えそうな気がしますね、これ。
いー感じで雑踏の中にいる感出てるんじゃないでしょうか。
スタンド置いてちょうどよい距離感になる、という背景は割と新鮮。
ちょっと設置がめんどくさいですけども…
またこれは折り目の部分はほとんど加工してないです。
何故かそこまで目立たない気がします、ニューヨーク。
4.まとめると
というわけでG.B.Boardのレビューでした。
使用してみた要点をザクッとまとめると
利点
1.1/12とかダイアクロン(一応1/60)であれば動きつけても十分に収まる巨大なサイズ。
2.使わない時は収納して置けるので、スペースを取らない。
3.開けてすぐに使えてこれ以外他の器具もいらない、というお手軽さ。
4.反射率が低いのか、特に何もしなくても白くなりづらい。
サイズがデカくてお手軽、というのは非常にありがたいですね。
これ単体で完結してるので、すぐ使えるのもよし。
スタンド置くスペースも十分にあるので、動きもつけやすいのが良いですねぇ。
高さが足りない背景だと、アングル限定されがちですし。
欠点
1.収納するための折り目が目立つ場合がある。
2.たわむ。
3.1/12用背景、という点から考えるとちとお高めのお値段(税込\3,190-)。
折り目はどーしても目立ちやすいので、画像加工できる人向けかな、と思いました。
フォトショップであれば修復ブラシとかぼかしとかで割と簡単に何とかなりはしますけども。
また紙かつ折り目が入っていることから特に地面がたわみやすく、自重があるもの以外はスタンドほぼ必須かな、と。
スタンド使えばそこまで気になりませんが。
この手の背景色々買ってますが、箱庭技研さんのジオラマシートででかいやつは2,000円くらいですし、小さいサイズなら100均にも紙製背景ありますし、3,000円付近だとよく使ってるKkカンパニーさんのもちょっと追加すれば色々買えちゃうのでちとお高めかなー、と思いましたね。
100均の紙背景は高さがとにかく足りなくなりがちという印象があるので、最近買ってませんが…まだあるのかしら。
ただこのサイズでお手軽さ等も含めて考えると、個人的にはそこまで高いとも思いませんかね…一番よく使ってるであろうKkカンパニーさんの裏路地とかあれ確か2万とかしますからねぇ…もう売ってないし。
刺さる人には結構刺さる商品だと思うので、個人的にはおススメです、G.B.Board。
来月には新作も出る、らしいので今後とも注視していこうかな、と思っておりますよ。
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