見た目は退化、可動は進化!
その名は、フライヤー・ロボット!!
全部進化してくれよ、と思うのは自然の流れな気がするの。
でもひさっびさにぐさぁーっとささりましたよ。
というわけで今回はレゴクリエイターより、
レゴ クリエイター フライヤー・ロボット 31034
をレビューしますよ。
最近はクリエイターやらニンジャゴーやらヒーローファクトリーやらで結構ロボット出てますが、今年も出ましたレゴロボット。
LEGOもようやく二足歩行のロマンに気がつき始めたんですかね。
某カルネージハートもそろそろこのロマンを取り入れたほうがいいと思う。
パッと見の印象を覆すほどによく出来てて、よい意味で期待を裏切るセットでしたよ。
・箱
表はこんな感じ。
あれですね、このいい感じに力が抜けた棒立ち、というパッケージ案が通っちゃったのはこのセット最大の不幸だと思います。
裏はこんな感じ。
何気に組み替えでロボと飛行機と車が出来ます。
車はメインはれる位によく出来てるなぁ、と。
ここら辺はサンダーウィング踏襲してるんですかね。
あれはメインが飛行機でしたけども。
上についてる部品表。
関節やらロボットアームやらロボを作るのにあったらうれしい最新部品が満載ですね。
これは期待できるというものです…まぁ買う時にここ見て決める人って既にある程度レゴ作ってると思いますけどねw
・中身
中身はこんな感じ。
ピース数は237ピースと、中くらいのボリュームでしょうか。
実売1個辺り10円弱って所になりますかね。
しかし最近のレゴってクリエイターとか基本セット以外だとコスパ悪くなる一方な気がしますねぇ。
前置きは置いといて(長いよ)、サクサクッと作成。
左右対称な部分が多い事もあって、20分くらいで作り終わりましたかね。
たしかいちごまみれのエンディングトークはいる前には終わっていたよーな。
・完成!
デデンッと登場、フライヤー・ロボット。
くるくるっと。
大きさは15センチよりちょっとでかい位でしょうか。
さてここで最近のレゴクリエイターのロボットと比較してみましょう。
これが…
こうなってからの…
これですよ。
戻ってる…?
スタイルがボンッボンッボンッ!なのは変わらずとして、お顔が再びのっぺりに。
左右にクリップでパーツをつけてるおかげで、いい感じにしまっているようにも見えますが、胴体正面はもうちょっと前に凸った方が多分かっこいいと思うぞ…
温故知新もわるかないけど、この流れはよろしくない、よろしくないぞ…
ガンダムが再びガンガルになっちゃった、みたいな…
これは敗北を意味するのか…?
否!始まりなのだ!!
そう、このセットの最大の売りは見た目以外のところにある!
というわけで紹介も兼ねたブンドド劇場、始まるよ!!
小ネタ劇場
「リョウチナイニシンニュウシャヲカクニン」
可動ポイントその1、首が回転はもちろん、前後左右に動く!
今まで首といったら360度回る程度だったのが、人間っぽい動きができるようになってます。
ミニボールジョイントの有効活用ですね。
「ジュンコウモードニイコウシマス」
可動ポイントその2、左右に開くでっかい翼!
今までのレゴロボは背中があっさりが大半でしたが、いい感じにハッタリ効いた翼が展開可能!
「エルヴァンディアゴー」
可動ポイントその3、膝がある!!
「シンニュウシャヲハッケン。ヘイワテキコウショウニハイリマス」
「ドコノクミノモンジャワレキーック」
何が画期的って膝があるんですよ、このロボット!
おかげでキックポーズが決まります!!
今まであればいいな、とさんざんっぱら言ってましたがやっぱあると動きに幅が出ていいですわ~。
可動ポイントその4、背面のブースターが前後に動く!
膝の動きとあわせて、回避っぽいポーズとかも出来ますよ。
(注…実際の商品は光ったり火を噴いたりしません)
「ワタシノタマシイガササヤク…オマエヲタオセト」
可動ポイントその5、指が動く!
親指にあたる部分もついているので、手の表情もつけやすいです。
もう今までの不満点がほぼ解消されててブンドドがはかどっちゃう。
可動ポイントその6、腕もよく動く!
肩パーツが上に上がるようになってるので、可動の妨げになりません。
肘関節もよく動きます。
動きすぎて変な方向にも曲げられるけども。
ついにこんなところまで動くようになったか、レゴロボット!
ロボットモノによくある力比べ的なシーン。
上半身周りがかなり動くようになってるので、相手がヒーローファクトリーであっても互角の戦いができますよ!
ちなみに今回の犠牲者はレゴ ヒーロー・ファクトリー ロッカ・ステルスマシーン 44019ですよ。
いい加減レビューしてやれよ、俺。
「…カッタナ」
「ブースターパージ」
可動ポイントってわけじゃないけどギミックとして、背面のブースターと分離ができます。
「コレデウゴケマイ」
「ユケブースター!イマワシキキオクトトモニ!!」
分離後のブースターはこんな感じで戦闘機っぽい感じになってます。
これで銃があったらHGBC1/144 ビルドブースター (ガンダムビルドファイターズ)みたいな感じになりますかね。
ガンダムネタはこれの伏線なのであった。
爆発エフェクトは魂EFFECT EXPLOSION Red Ver.を使ってみましたよ。
「アイム、ウィナー」
システムロボでもヒーローファクトリーと戦えるんだ!って事で〆!
因みにあまりはこんな感じです。
結構無駄なく使ってるんだよね、これ。
というわけでフライヤー・ロボットのレビューでした。
こんだけ動かしてて楽しいレゴロボだとは、見た目からは想像ができませんでしたw
これ見た目で損してると思うんだよなぁ。
今までのロボにはなかった膝関節がついてるところが個人的にはでかいですね。
上半身もよく動くので、今までと比べると相当ポーズの自由度は高くなってると思います。
しかしながら、
・腰関節がない
・足首が動かない
という残念ポイントがあったりします。
これらは他のロボでは出来てたところだったりもするので、どうせならここら辺までやって欲しかったかなぁ、と。
足首はともかくとして、腰はこの構成をちょっと変えるだけで入れられそうな気がするんですよねぇ。
強度とかコストの問題があって見送ったのかもしれませんが、もしも次があるならここら辺まで網羅した上でツインアイになってくれたらなぁ、とw
パッと見の印象がイマイチなのがつくづく残念ですねぇ。
値段もコスパも悪くないですし、LEGOという事で塗装のはがれとか気にすることなくガシガシ遊べますし、気に入らなけりゃ自分で拡張すればいい、ととてもよく出来たセットだと思いました。
無難な色の関節パーツが結構豊富に入ってるので、オリジナル作るときの部品取りとしても重宝するかと思います。
クリエイターはたまにこういう大当たりがあるのがいいですねw
フライヤー・ロボット、マジでお勧めですよ。
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これはいいものだ…
今回の犠牲者はこちら。
相手役にはちょうどいいサイズと可動範囲だな、と思いますよ。
ブンドドのお供にどうぞ。
他のエフェクトに比べるとちょっと人気ない?
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