見せてもらおうか、nanoblockの本気とやらを!
という訳で今回は
nanoblock最大セット!
であるノイシュバンシュタイン城 DELUXE EDITIONをレビューしますよ。
ピース数5800OVER!
定価2万円超え!!
名実ともにnanoblock最大セットがつい先日、再販されました!
これはやるしかないでしょう、ブロックビルダー的に!!
元ネタは実は知りませんが(オイ、さてその全貌や如何に!?
箱
流石最大セットだけあって、かなりでかいです。
横側は製品の紹介。
今回のレビューではつけてませんが、こちらベースの中にLEDライトブロックを仕込めるようになってまして、発光させることができます。
後ろには基になったお城のお写真が。
一度行ってみたいですねぇ。
中身
箱を開けるとこんな感じにぎっしりとブロックが入っております。
色とブロックの形状ごとに分かれてるんで、そこら辺はレゴよりもやりやすかったかも。
こちら説明書。
これを見て頂くと分かるんですが、レゴとは違って、上から完成品を俯瞰した2Dの設計図になってるんですが・・・
これがまたすっさまじく分かりづらい!
直前に組んだ部分は濃い青色、そのひとつ前に組んだものは薄い青色と一応色分けしてあるんですが、
一つずらしてつける時とか、組む区画(A~Dに別れてます)が変わるときとか、かなり容易に間違えられます。
更に実はこの説明書、1Pに4手順のってる箇所がありまして、
簡単に言うとマンガのコマ割みたいになってるんですが、その見方がですね、
左上→左下→右上→右下の順になってるんですよ(逆N字型)。
マンガ良く読む人はわかると思うんですが、これ一般的なコマの移動と違うんですよね。
普通は左上→右上→左下→右下(Z字型)
という風に移動するものだと思うんですよ。
これ意外に手順飛ばしやすいんですよね。
無意識にZ字型に追っちゃうんで・・・
なんでこんな配置にしたんだろ。
こういう積み込み系のブロック作品で手順を間違えるのは結構致命傷になりやすいので、これは地味にストレスたまります。
すぐに気が付けばいいんですけど、2,3層積んでから直すことになった場合、最悪1回ばらす羽目になりますからね。
しかも2D俯瞰の説明書なので、横から見てもどこから間違ったのかなんて簡単には分かりませんし・・・
一番確実なのは、今の手順から1個1個戻っていって確認する、って事でしょうか。
なんとも手間のかかる話です(汗)
もう少しユーザビリティを考えた説明書にしてほしかったな~、というのが正直な感想です。
このタイプの説明書は、間違えたときに復旧が難しいんですよねぇ。
これを買うような人はヘビーユーザーが多いんだろうとは思うんですが・・・
「子供の誕生日に」とか「モデルがかっこいいし、ちょっとやってみよう」とかっていう方、悪いことは言いません。
やめたほうがいいです。
これは挫折したってしょうがない。
更にブロックが入っている袋にもちょっとした問題がありまして。
ブロックが入っている袋に開封のガイドにあたるギザギザが入っていないため、開ける時に結構力が必要なんですね。
さて問題です。
袋開けるときに力を入れると、どうなる可能性があるでしょう?
A.ぶんまける可能性があります。
綺麗にパーンッといきましたね~orz
指で穴開けるようにすれば防げますが、これ袋頑丈に出来てるんですよね~・・・
製作時間も結構かかりますし(私は延べ16時間位。LEGO最大セットタージ・マハルとため張る位)、ここら辺はもう少し配慮するべきだと思いました。
とまぁ、色々と文句も言いましたが
それを補って余りある達成感があるのもまた事実!
というわけで製作過程を見ていきましょう~。
ベース。
これのクリア部分の下にLEDライトユニットが仕込んであります。
A区画。
外観が非常におしゃれですね~。
白い外壁に濃紺の屋根が良く映えます。
窓の部分の作りもよくできてます。
B区画。
作り的にはA区画をミニサイズにした感じですが、
よーく見ると分かりますが、入り口とかもあるんですね。
C区画。
D区画にあたるオレンジ色の正門を作り、完成です!
完成!
見よ、このボリューム!
そしてこのクオリティ!!
高さ的にはめかさくやよりもちょっと小さいくらいですが、えっらい細かくできてます。
レゴでこのクオリティを出そうと思ったら、このサイズでは絶対に不可能ですね(汗)
色合いもとてもおしゃれですし、外観の窓がいいですね~。
窓はクリアパーツで出来ているので、見栄えもとても本物っぽいです。
製作:いぬさくやとゆかいな仲間たち
家にあるだけで、格式が上がること間違いなしですね!
あなたのおうちにノイシュバンシュタイン城がやってくる!w
説明書がわかりづらいなど、上級者向けのセットではありますが、このつくりごたえは半端じゃないですね!
出来た後の感動はかなりすごいものがあります。
いろいろ言ったけどうん、これやっぱかっこいいよ。
初心者にはお勧めしかねますが、
nanoblock経験者には是非一度挑戦して頂きたいと思える、よいセットでございました。
amazonへのリンクはこちら↓
2011/10月現在、33%オフ!
次回再販があるのかどうかわかりませんが、買うなら今がその時だ!?
こちらは当時のレゴ最大セット。
これも作りごたえは相当ありますw
コメント
レゴやってる方の、ナノのレビュウは貴重な感じがします。
興味深く読ませて頂きました。
それにしても、このパーツ量で13000円位、というのもナノならではですね。
(といっても、レゴでもタワーブリッジは4800ピースくらいで24000円程度ですから、そんなに価格差は大きくない?)
あと、パーツの詰め方が昔のダイヤと同じで懐かしい感じです。
2Dのインストは確かに解せません。
ダイヤも普通は3Dのインストですから、2Dにする必然も無いですよね。
3Dだとページ数が増えてしまうのでしょうか?
時間がかかったのは、ナノ特有の「精密作業感」もあるからかも。1パーツ積むのにレゴより手間掛かりそうですが、如何に?
このお城は行ったことありますw
そうそう、下の門はこんな感じでした!
メルヘンでカワイイお城がぎゅぎゅっとちみっちゃく再現されててビックリです
ナノブロックは実際組み立てたことないのですが、小さい小さいパーツですよね?
組み立てるのが大変そうです
LEDライト+窓のクリアパーツで、お城の中から光が漏れるような演出ができるのでしょうか?
凝ってますねぇ!
>関山さん
あんまりやってる人いないですよね。
ナノとレゴって同じブロック玩具でも方向性が違うせいですかねぇ。
>価格差
これは5800ピースオーバーしてますから、ナノの方がブロック単価は安いですね。
ただナノは特殊形状パーツがあんまりないので、単純な比較はできないのかな~とも思います。
公式でばら売りやってたりすることも考えると、ナノの方がトータルコスト的にはいいのかな、と。
ただナノでは出来ない表現も結構多いので(フル可動ロボットとか)、私はレゴメインでこれからも行くことになるかな、と思いますねw
>説明書
現状で42Pで、1Pに複数手順のっているので、ページが増えてしまう、というのが一番の理由だと思うんですが定価高くなってもいいから説明書は3Dにすべきだなと思いましたorz
レゴのデカいセットとか買ってるとインスト3つとかザラですから、2Dにする位だったらページ数増やした方がいいと思うんですけどね。
ナノはレゴよりも組むの時間かかりますね!
慣れてないのもありますが、1つ1つのパーツが小さいせいかな~と思います。
あとは裏面にポッチごとの仕切りがないせいで、積んでいく事で生じるズレを直したりといった修正時間がかかったのも大きいですかね。
作りたい作品によって使い分けられるのを目標に、これからもちまちまとがんばっていこうと思いますw
>ソウエさん
マジっすか!
実物を見たことがある人の意見がもらえるとは思いませんでしたw
本物もメルヘンな感じなんですねぇ。
こういう古城は一度生で飽きるまでじっくり見てみたいです。
ナノブロックはご想像の通り、小さい小さいブロックです。
大人でも平気で飲めるサイズなので、子供の玩具にするのはちょっと危険ですかね。
無くしやすいですし。
レゴに比べて組み上げるのに結構時間かかりますね~。
後ろに仕切りがないせいで、きっちりはまらなかったりずれたりするというのが地味に効いてきます(汗)
光が漏れるような演出もできますよ!
結構幻想的な感じ・・・になると思います!!
(まだ電池入れてないorz)
屋根の組み立てクッソイライラする
仕切りがないのと接続が弱いのとずらして組むのが合わさって
内側に曲がってしっかりはまらない
あと上で単価の話があるけど大きさが全然違うから単純には比べられませんよ
>DISRXさん
コメントありがとうございますm(_ _)m
屋根は多少苦労するかも知れませんね。個人的にはスカイツリーとかティラノ骨格モデルの方がやりづらかったかなぁ、という風に記憶しております。
私個人としては、こっちの方が接続箇所が多いだけまだ作りやすいですね。
レゴの場合だときっちりつきますが、ばらすのがめんどくさかったり微調整効かなかったりもするので、こっちの方が個人的には好みですかね。
>単価の話
その通りですね。
なので単純な比較は出来ないのではないかな、と思いますね。
どちらかというと大きさ云々よりも輸送やらなんやらの変動費、粗利益率等そこら辺の要素が価格差に繋がってるかなぁ、という感じがしますかね。
固定費的な部分でも、部品の種類数が少なければ当たり前の話ですが製造コスト下がりますし。
そのほか諸々の要素も当然のことながら違っていると思いますし、ここら辺は分析すると面白い部分ではありますが…本気でやろうとするとかなり大変なので、誰かがやってくれたら嬉しいですね。
管理会計的な観点からどのような費用構成にしているのか、とか妄想するのは楽しいですけどもw